概要
天ノ川学園高校に繋がっている月面基地にして仮面ライダー部の拠点。普段は歌星賢吾による新しいアストロスイッチの調整やモジュールの試験が行われている。
天高の廃部室(元々は賢吾が1人きりになりたい時に利用していた)にある古いロッカーから行く事ができる。廃部室が鍵穴でロッカーが鍵のような物らしく、このロッカーを廃部室にセットしないと出入りが不可能になる。一度ロッカー紛失騒動が発生して出入りができなくなったため、第13話以降は金具を用いて厳重に固定されるようになった。
基地内には通信機能も完備されており、フォーゼのレーダーモジュールやアストロスイッチカバンで会話が出来る。また宇宙服が少なくとも6着存在し、月面へ出る事も可能。
歴史
元々は宇宙技術開発機構(OSTO)が建設した月面基地の一部。
本編開始17年前は、賢吾の父・歌星緑郎がアストロスイッチの研究を行っていた施設だったが、(恐らく)赤い目の男によって現在天高に通じる場所以外は壊滅。後に緑郎もここで落命した。
それから16年後、賢吾が1年生だった時の誕生日に何者かから贈られた0番目のアストロスイッチ・ゲートスイッチを賢吾が押して廃部室の古いロッカーに放り込んだ(廃部室に偶然来た城島ユウキに見つからないようスイッチを隠すため)事で月面基地と天高がロッカーを通して繋がる。
基地に遺されていた緑郎のメッセージからフォーゼやゾディアーツについて理解した2人が活動拠点として利用するようになった。
更に1年後(ここから本編)、如月弦太朗が転校してきてフォーゼの変身者になった事で仮面ライダー部の拠点になる。部員も増えた事で様相も1年前と比べて変化した(おそらく殆どがメンバーの持ち込んだ私物)。
第46話でホロスコープスに敵対するピスケス・ゾディアーツこと黒木蘭(ライダー部仮部員)とホロスコープスを裏切ったと思われていた速水公平を匿ったが、それが原因でラビットハッチの存在がホロスコープスに知られてしまう。そして第47話でラビットハッチに侵入した立神吼ことレオ・ゾディアーツによって破壊された(その際、ロッカーがある廃部室も巻き添えで破壊された)。
備考・その他
基地名は月に兎が住んでいると言われていた故事に由来すると思われる。
パセラ系レストラン『KAMEN RIDER THE DINER』にて『みんなの絆で宇宙を掴む!仮面ライダー部カタラーナ』として商品化。
終盤のラビットハッチ破壊は、次のシリーズの撮影のためにセットを解体する必要があるため、思い切ってボロボロにしてしまおうというアイデアによるもの。
関連タグ
平成二期ライダー活動拠点