学校の略称である「天高(あまたか)」については、「天ノ川学園高校」を参照。
富士見ファンタジア文庫の「天高(てんたか)」については「天高く、雲は流れ」を参照。
概要
エピソード
暴力により生を感じる問題児であった天谷武は、ゲームによって出会った高畑瞬を自分と同族の欠陥品だと認め、次第に心を許すようになる。
以降、二人はとある目的のために手を組み、共にある計画を企てる。
詳細
「まねきねこ」クリア後に出会った時、天谷は「自分の生が肯定された」と呟くが、その直後に瞬だけが「そんなモン否定してやる」と叫ぶ。しかしその言葉に天谷は怒りもせず、直前に他の生徒を日本刀で殺したにもかかわらず、瞬のことは蹴り飛ばすだけに留めた。
この時瞬は、天谷のことを「もっとも危険でもっとも興味深い人物」と評した。
後に2人は生き延びるために手を組み、共に試練へ挑む。
天谷武の狂った精神を理解し受け入れられたのは、後にも先にも高畑瞬ただ一人であったし、高畑瞬の中に潜む狂気を見つけて引き出せたのはやはり天谷武ただ一人であった。
この2人は公式でもコンビとして扱われており、神さまの言うとおり弐3巻裏表紙では、弐部の主役コンビである明石靖人と丑三清志郎の背後に対になるようにしてこちらに背を向けた彼らの姿が描かれている。
また、「高」畑瞬、「天」谷武と、名字に意味が似通った漢字が入っている。彼らは物語の終盤で「飛翔」「天空」と関係のある行動を起こすため、恐らくこのキャラクターネーミングは意図されたものであるかと思われる。
ちなみに、瞬が天谷に心を許すきっかけとなった人物は平井翔子であり、彼女もまた翔の文字が名前に入っている。これらの漢字を組み合わせれば「天高く翔ぶ」という2人の最後の行動を表す一文ができあがる。
尚、カップリング名では「天瞬」が使われることもあるが、pixivにおいては別作品のCPタグとして既に使われているため、「天高」の使用をおすすめする。
他に「欠陥品コンビ」「飛翔コンビ」と呼ばれることもあるが、タグの使用は各々の判断に委ねる。