プテラノドンヤミー
ぷてらのどんやみー
翼竜だけあって飛行能力を持っている。言語能力もある。
劇場版・TV版共通の設定として、メダル状の光弾を発射出来る。
TV版の個体は人間を消滅させる黒い霧を吐き出す。また、仮面ライダーオーズを変身解除させる衝撃波を発生させる能力も持つ。(本人曰く、無の存在たる彼らに「欲望の力」たるコアメダルの力は効かないとの事)
劇場版の雄の個体はフィリップの「知りたい」という欲望から誕生したとする説がある。
他の多くのヤミーは倒されるとともにその能力による影響が消滅するため、ヤミーによる被害の影響は(物理的な破壊を除いて)残る事は少なかったが、このヤミーは倒された後も霧によって消滅した人は復活していない。同作中では初めて明確にヤミーが大量殺人を行う光景が描かれることとなった。
『スーパーヒーロー大戦Z』ではスーパーショッカーの怪人として登場。ショッカー怪人プラノドンの代役としてスペースイカデビルに仕える。
『仮面ライダーウィザード』では雌の方が魔宝石の世界のモブとして登場。アマダムに命じられてか、アクエリアス・ゾディアーツと共に仁藤攻介の接待を任されていた。
『天下分け目の戦国MOVIE大合戦』では雄の方が武神鎧武が生み出した量産怪人として登場。最後はビーストハイパーのマグナムストライクを受け爆死する。
『ロストヒーローズ』ではオスとメスが両方登場。恐竜グリードの配下で、『MOVIE大戦CORE』とテレビ版の要素を折衷しており、仮面ライダーコア復活のために各キューブを飛び回ってヒーロー達の負の記憶を回収していた。死後、メモリーメモリは恐竜グリードの元へ飛び去り、リジェスによってコア復活のために使用された。
『ロストヒーローズ2』ではマウンテン・キューブに出現し、ボルジャーノン隊が回収した紫のコアメダルの一部を略奪したが、ヒーローに敗れて最後の1枚を奪還された。
劇場版で(♀)の声を担当した道添氏は今作が平成ライダーシリーズ、延いては特撮初出演となった。
TV版で(♀)の声を演じた鶴氏は、映画『仮面ライダーアギト PROJECT G4』でもクイーンアントロード フォルミカ・レギアの声を担当していたが、2017年11月に亡くなった為に今作が最後の特撮出演となった。
TV版で(♂)の声を演じた神奈氏は『仮面ライダー電王』のスコーピオンイマジン以来の出演となるほか、前作の『仮面ライダーW』に登場する仮面ライダースカルのゲーム作品における代役をよく担当している。