アンキロサウルスヤミー
あんきろさうるすやみー
第41話にて真木清人が持っていた水筒の氷にセルメダルを投入して成長体で出現。
初および唯一の恐竜をモチーフとした恐竜系ヤミーである(プテラノドンヤミーは翼竜モチーフであるため)。
恐竜特有の硬い身体と怪力(メダジャリバーを素手で掴んで止めている)を有するほか、氷から誕生しただけあって、冷凍ガスを吐いて相手を凍らせたり、氷柱をミサイルのように飛ばすなど氷による攻撃が得意。右腕の棘付鉄球(アンキロサウルスの尻尾がモチーフ)も強力。
氷だけに性格も冷酷極まりなく、凍らせた人間を容赦なく砕いて殺害する。
ロストアンクを倒すためにどっかで見たような空き地で足止めを行い、バースとオーズを退ける。しかし真木の下に向かうオーズを支援すべくバースと里中の猛攻を受けて追い詰められ、撤退する。
その晩に真木から指令を受け、翌朝、ロストアンクと組んで夢見町のショッピングモールを襲撃。氷の息吹で通行人を足止めすると、オーズをおびき出すために凍らせた通行人を粉々にし、人々にオーズの名を叫ばせる(「OOO!OOO!OOO!OOO!Come on!」というOPの歌詞への盛大な皮肉にもなっている)。
闘い続けるとグリードになってしまうことを知ってなお、泉兄妹の制止を振り切って駆けつけたオーズと、それよりちょっと早く来ていたバースによって人質は救出され、いよいよロストアンクとオーズの最終決戦が始まる。
その一方でアンキロサウルスヤミーはバースを追い詰めるが、組み合った状態で零距離でブレストキャノンを撃ち込まれ、胸をぶち抜かれて粉砕された。
TV版で初めてプトティラコンボ以外で斃された恐竜系ヤミーである。
『仮面ライダーウィザード』では魔宝石の世界の住人として登場。仮面ライダー響鬼を襲うも、響鬼紅にはまるで敵わず、あっという間に焼き殺されてしまった。