Anything_Goes!
えにしんぐごーず
『とにかく明るいロックサウンド』をテーマにしており、大黒摩季がボーカルを担当。明るい曲調と合間合間に挟まる英語歌詞が最大の特徴。大黒女史が活動休止前にリリースした最後の楽曲でもある(少し後に吉川晃司氏と共に「DAIKICHI」名義で『MOVIE大戦CORE』主題歌「HEART∞BREAKER」を手掛けているが)。
OP映像ではタイトルロゴと共に迫ってくる仮面ライダーオーズや「変身!」の掛け声など、一度見たら忘れられない仕掛けが施されているのが特徴。冒頭でのメダルチェンジが毎回違うので気になった人は是非本編を確認されたし。
MV映像ではライブ会場を襲うウヴァと戦うオーズに大黒女史がアンクよろしくカマキリメダルを投げ渡して支援し、オーズがタカキリバにチェンジして戦うという作りになっている。
MVでもカマキリメダルは使いやすい設定のようである
派生バージョンとして最終回で使われたバラード音源『Anything Goes! "BALLAD"』や火野映司役の渡部秀とのコラボ版『Anything Goes! OOO Special Edit』やMVのスタッフロールで使われたインストゥルメンタルのアレンジ版が存在している。
2015年にはRIDERCHIPSによるカバー版が発表された。
『オーズ!オーズ!オーズ!』と聞こえてきたら『カモーン!щ(゚Д゚щ)』と元気良く返すのがお約束である。間違っても『オーガ!オーガ!オーガ!』ではない。
なお、このオーズを呼ぶような部分は終盤にて最悪の形で回収されるように…。
仮面ライダーシリーズ以外での楽曲使用例として、放送当時の2011年シーズンにはプロ野球中日ドラゴンズの森野将彦や読売ジャイアンツの古城茂幸ら複数の選手が登場曲に使用していた。明るい曲調と歌詞が人々に親しまれているのだろう。2023年現在は埼玉西武ライオンズの鈴木将平が同じく大黒女史の「雨のち虹色」と共に使用している。
奇しくも、前作から2作連続で元ビーイング所属の女性歌手がメインボーカルを務めることとなった(大黒摩季はその6年後にビーイングに復帰している)。
OP映像におけるグリード達が色取り取りのシートを広げてわちゃわちゃするシーンは明るい曲調故に楽しそうなシーンと勘違いされがちだが、欲望が満たされないグリード達が苦悩するというかなり重いシーンとなっている。砂漠はグリードが世界を貪った後のイメージ映像であり、第41話で映司も真木清人から「グリードとは何たるか」を教授された際に砂漠をイメージしている(本編での映司の言動から砂漠は映司の乾いた心を表しているとも取れる)。
上記の通りMVではタカキリバにチェンジするシーンがあるが、何故かオースキャナー(オーズドライバー)のスキャン時の発光がタトバコンボのものになっている。
2021年のアニメロサマーライブにて大黒女史がこの曲を歌った際には、ゲストボーカルに「ジョジョ〜その血の運命〜」で知られる富永TOMMY弘明氏が登場し、件の「オーズ!オーズ!」のコールを熱くシャウトしていた。
2022年4月ごろから、「オーズOP」としておもしろ動画とこのOPの入りを利用したネットミームが流行り始めている。さながら、to_be_continuedを彷彿とさせる。
liveDevil:『仮面ライダーリバイス』の主題歌でこちらもTV本編のオープニングで「変身!」と叫んだり同じ動物モチーフありの仮面ライダーと何かと共通点がある。
W-B-X ~W-Boiled Extreme~←Anything Goes!→Switch On!