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接射

せっしゃ

「この距離ならバリアは張れないな!」
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接射とは、銃口が素肌に接した状況での銃創を「接射創」と呼び、そこ発展した言葉。

そのため射法の名前として誕生した言葉ではなく、メイン画像のような状況を指して「接射する」と表現するのは誤用なのだが、ここでは射法の名前として用いられる場合についても「広義の接射」として扱う(でないとこの百科で扱う意味がないし)。

狭義の接射

銃口が素肌に(ほとんど)触れている状態で発生した銃創を接射創と呼ぶ。
燃焼前の火薬の体内への侵入、銃口から噴き出す爆圧による挫滅、同じく噴射される熱線による熱傷が特徴。頭部のように被弾部位が骨に密接している場合、衝撃波が骨に防がれて骨と皮膚の間に分散、広範囲の皮膚を破壊するため、星形に見えることがある。
contact woundsで画像検索すると実際の様子が確認できるがグロ注意

傷口の様子によってどの程度銃口が押し付けられているか、銃はどのような角度で発射されたか等々様々なことが分かるので、犯罪捜査の観点からも非常に重要。

広義の接射

銃口が対象の至近距離にある状態、或いは密着した状態での射撃を指す。

銃口を対象に押し付ければ最も銃撃の命中率が高くなるのは当前。一発で仕留めれば弾薬の消費も一発分であるため無駄がなく、捕虜人質犯罪者処刑、民間人の虐殺等様々な場面で発生してきた。
標的の顔を見ながらだと殺意が削がれてしまうため、多くの場合標的の後頭部、或いは布をかぶせてその上から銃口を近づけ、或いは押し付けて射撃を行う。
それ以外にも口論の末に「ついカッとなって」至ったり、或いは自殺だったり。

しかし銃をつかんだり払われたりする危険も存在し、実際に軍隊のCQCではそうした状況に備えての訓練も行われる。銃口を向けて威圧、制圧することが目的である場合、対象の手が届く間合いで構えるべきではない。
自動拳銃ではあまりに強く押し付けすぎるとスライドが後退して動作不良の原因にもなることも。

フィクションにおいて

銃口を至近距離で突き付けられた状況は非常にわかりやすい絶体絶命の窮地であるが、先述したように、冷静な判断力と技術さえあれば、むしろ敵の武器を叩き落す、或いは奪い取る好機でもある。
特にアクション要素が強い作品ではしばしば逆転のきっかけになり、登場人物は銃を払う、奪うだけでなく、時に高速分解すらして見せる。

一方突き付けるというワンアクションを挟まずに発生した場合は、遠距離武器である銃器を至近距離で扱わざるを得ない、むしろ銃を使っている側の方が切羽詰まっている(いた)という表現にもなる。

標的が拘束、ないし負傷して行動不能にある場合、処刑のような残酷さや冷徹さを演出することも可能であり、既に行動を封じた標的に無意味に弾丸を撃ち込む冷静さを欠いた行動、或いは過大な怒りの表れとすることもできる。
特に日本においては、助かる見込みのない負傷者に対する介錯として行われる場合もある。

白兵戦以外、兵器同士の戦闘でも用いられる。(ロケットミサイルのように射出後に加速するものを除いて)射出速度が理論上最速であり、単純な破壊力も高く狙いを外さない(外しようもない)ため、ハイリスク・ハイリターンな攻撃方法としてしばしば扱われる。その性質上、物語の〆の場面や最後の一撃など印象に残る場面で使用されやすい。
逆に、接射が有効打にならない場合は一時撤退を余儀なくされるなど、相手の強さ(硬さ)を強調する場合に利用される事もある。

pixivでは零距離射撃と並んで、銃口が(ほぼ)密着状態での射撃をしている(或いは今からするところの)イラストによく付けられるタグである。

誤用

なお先述したように、広義の接射にある用法は誤用であるが、何故かこの言葉が「零距離射撃」に対する訂正として頻繁に持ち出されており、動画サイトや掲示板で不毛な議論を呼んでいる。
大抵の場合、そうした訂正は零距離射撃についての認識も誤っているのだが……

関連項目

医学 外科 捜査
犯罪
接近戦 銃撃戦
零距離射撃
この距離ならバリアは張れないな!
零距離ミサイルマイト
ヒートトリガー
デンドロビウム


誤用

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