- 複数の鍵穴に対応した親鍵のこと
- ドアをぶっ壊すための何らかの道具のこと
複数の鍵穴に対応した親鍵
賃貸住宅や宿泊施設、貸しロッカーなど、特定の管理者の下一括管理される複数の部屋を開けるために、これらの部屋全ての鍵穴に一つだけで対応できるようになっている鍵のこと。
『親鍵』とも呼ばれ、これに対しそれぞれの部屋の鍵を『子鍵』と呼ぶ。
仕組みとしては単純で、例えば親鍵がABCDEと5本のピンを使うものの場合、子鍵1はAB〇DE、子鍵2はABC〇E、と言った具合に使うピンを変えて子鍵同士が対応できないようにしている
管理人がいくつも鍵を所持しなくてよくなるので便利ではあるが、犯罪者の手に渡ればこれほど危険なものもないので、管理は特に厳重に行われる必要がある。
大きなホテルなどでは一部の部屋だけに対応したマスターキーが複数用意され、これらを全て開錠できる『グランドマスターキー』が存在することもある。
マンションの共有玄関など一つの鍵穴に複数の子鍵が対応している『逆マスターキー』などもある。
ドアを破壊する道具
破壊してしまえば通れないドアなどないのであり、施錠されたドアを破壊して開通させることを目的とした道具が比喩的にマスターキーと呼ばれることもある。
レミントンM870のアンダーバレルモデルなど、ドア破壊を目的としたショットガンがこの名前で呼ばれるほか、緊急時用の消防斧などもこのあだ名が使われる。
物騒なメイン画像からお察しいただけると思うが、Pixivでの本タグの用途はほぼこれで、マスターキーで検索をかけると鍵と呼ぶにはあまりにも物騒な絵面が展開されることになっている。