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暗証番号

あんしょうばんごう

鍵の代わりとして機能する数列。 古くはダイヤル錠、昨今では精密機械や個人・団体にかかわる重要な情報を守るために起用される。

暗証番号とは、もしくは本人証明の一種である。


概説

ある機械やサービスにおいて、自分がその登録者であることを証明するための数列(番号)。

個人識別番号とも。

英語圏ではPIN【Personal Identification Number】と呼ぶ。


およそ4~12桁の数字を組み合わせて番号を形成し、その数列自体を証明とする手段。

この番号自体が、自身を「証明」する「暗号」となるため、和訳として「暗証」が適用される。


古くは1960年代にイギリスATMが開発され、開発者が本人証明の方法として起用したことから、数多くの分野で採用されるようになった。

個人証明はもとより、0から9の数字を組み合わせるだけという手軽さから、ダイヤル錠やオートロックなどの機械錠といった防犯・警備関連でも積極的に利用されている。


多くは4桁までの番号を採用し、これによって1万通りの番号を生成できる。

そのため忘れにくい数列として生年月日を登録する人も多いが、現在は解析されやすいとして登録時に生年月日の利用を控える警告が各方面で通知されている。


またサービスや機械にもよるが、番号を立て続けに間違えたしまった場合、多くは「一定時間の入力拒否」や「サービスの一時凍結」が採択される。

これは防犯上の措置として、また忘れた番号を利用者に思い出させるためのクールタイムとして適用されている。


やがて「動く個人情報媒体」となった携帯電話のセキュリティシステムにも起用され、長らく使われるづけてきた。

しかし「指紋の痕跡からの番号の割り出し」や、「子供のいたずらによる長時間の入力拒否」など、意図の有無にかかわらずトラブルを招く原因ともなっている。とくに後者の事例として、子供が自分の目を盗んでスマートフォンの番号入力画面で遊んだ結果、10年先まで使用不能に陥るというギャグ漫画のような悲惨な仕打ちに遭った人もいるという。


昨今ではより個人証明として優秀な、生体認証の手段が発達し、万一にも発覚から悪用の危険性のある暗証番号に代わって利用される。

携帯電話の場合、iPhoneを筆頭に「顔認証システム」を利用する機種が増加している。


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