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ダリル・ローレンツ

だりるろーれんつ

ダリル・ローレンツとは、『機動戦士ガンダム サンダーボルト』の登場人物。同作の主人公の一人である。
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CV:木村良平


いつでもオマエを狙ってるぞ…!!


人物像編集

ジオン公国軍リビング・デッド師団」のモビルスーツパイロット。階級は曹長(後に少尉に昇格)。

驚異的な狙撃センスでサンダーボルト宙域の防衛を担う師団のエースであり、本人の仲間思いな性格もあって師団の面々から慕われる好青年。

イオ・フレミングと同じくゲリラ放送のファンで、任務中にもかかわらず愛用のラジオで視聴しており、好きなジャンルはポップス。中でもラブソングを気に入っている。


サイド3の出身だが、父の仕事の関係から幼少時には地球で生活を送り、世論が反ジオンへ傾いた事からサイド3へ疎開。しかし難民として受け入れられず、また病気を患った父の療養や家族の生活苦を解消するべく、家族が市民権を得られるよう軍に入隊した。

開戦初期に歩兵として参加した時に生身の足を失うが、以降は宇宙で補給任務などに従事。宇宙要塞ソロモンでの撤退戦の最中に偶然その狙撃センスを発揮した事から、リビング・デッドに配属された。


熾烈を極めるムーア同胞団とのMS戦闘で左腕を失い、更に師団を生還させる為にサイコ・ザクへの搭乗を命令されるが、機体に搭載されているリユース・P・デバイスの同調率を上げる目的で右腕も切断され、イオの乗るフルアーマーガンダムと激戦を繰り広げ、辛くもこれに勝利。

以降はガンダムを撃破したエースとして敵味方双方にその名が知れ渡るが、一方で戦闘中に心に傷を追ったカーラ・ミッチャムの治療に付き合いながら、南洋同盟に渡ったリユース・P・デバイスを奪還する為に戦火に身を投じる。


タール火山にて新たなるガンダムを駆るイオと対峙、完成したサイコザクMk-Ⅱに乗り換えるために整備班達と共に逃亡する。(その際に、想い出のラジオとスタッフを一人失った)


南洋同盟が保有するザクタンクの援護によってサイコザクMk-Ⅱに搭乗・起動に成功しヒートホークを二振り構えてスパルタンを強襲、スパルタンの艦橋を殴り飛ばした。


スパルタン撃墜から更に月日は流れ、ある組織に所属しあるMSに似た実験機のテストパイロットを務める。が、その目的は何れ復活するであろう宿敵を倒すために完璧な武器を求めていたのであった・・・


ニュータイプ覚醒編集

サイコ・ザクの装甲をガンダムに偽装してルナツーに侵入し、モビルアーマーブラウ・ブロ」を奪取。このMAはニュータイプでなければ操作出来ないニュータイプ専用機となっており、ボーマン提督達の会話から、ダリルがニュータイプに覚醒していた事が判明。

スパルタンに同乗していたニュータイプ双子のシェリーナ姉妹はクローディアの死を目の当たりにした後のダリルの状態を「目覚めた」と評しており、この頃からニュータイプに目覚めていたようである。


搭乗したMS編集

量産型ザクⅡ

ザクⅠ

サイコ・ザク

ゲルググ

アッガイ

サイコ・ザクMk-Ⅱパーフェクト・ガンダム



補足編集

前述の人物像にもあるとおり、両足だけでなく両腕も失っているが、実はガンダムシリーズ初の義足義手主人公でもある。


関連項目編集

機動戦士ガンダムサンダーボルト

ニュータイプ

サイボーグ


イオ・フレミング:相容れない宿敵。彼も任務中にラジオを聴きながら戦う、ある意味同族嫌悪でもある。

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