CV:大原さやか
概要
ギレン・ザビ総帥から直接勲章を授けられるほどの優秀な技術者であるが、戦争に対するささやかな抵抗として勲章を身に付けていない。軍の命令とはいえ、サイコ・ザクの搭乗適性を満たすべくダリルの健常な右手を切断した事に罪悪感を抱いている。
父がジオン公国に投獄されていたが、一年戦争の終戦時点で既に処刑されていたことが判明した。
一年戦争当時、フーバーという恋人がいたが、サンダーボルト宙域でのイオ・フレミングとの戦闘で殺された。彼の仇討ちをダリルに依頼するが、次第にダリルに惹かれるようになっていく。
ジオン公国の敗北後、南洋同盟に保護されるが目の前で人が死ぬ場面を直視して幼児退行してしまった。ダリルは彼女を治す為、そして守る為にジオンから南洋同盟へ寝返った。
サイコ・ザクマークⅡの量産の鍵は彼女が握っており、彼女が快方に向かってようやく32機量産に漕ぎつけた。
ソーラ・レイを奪取し、それを用いてアナハイム・エレクトロニクスを消し去る作戦「マイトレーヤ作戦」ではレヴァン・フウ僧正とビグ・ザムに同乗。
しかし、彼女は不穏な目論見を抱いているようで、それを察知したイース・シェリーナの魂はソーラ・レイ付近で交戦中のリリー・シェリーナとダリル・ローレンツの両者を精神空間に引き込み、「あの怪物の母を止めて」と伝える。
どうやら量産したサイコ・ザクマークⅡに何らかの細工を施してあるようで、元のモノアイの上にもう1つモノアイを増設していた。マイトレーヤ作戦で操縦中の南洋同盟のパイロット達全員に遠隔操作でコクピット内部に電撃を浴びせて感電死させ、サイコ・ザクマークⅡのコントロールを奪取してしまった。頭部をガンダムのものに換装したダリル機への影響はなく、ダリル本人も無事だった。また、フィッシャー・ネスは再出撃に向けた補給・整備でコクピットから降りていた為に難を逃れた。
実は父を殺し人類の半分を殺害した「ジオン」という存在そのものに激しい憎悪を抱いていたことが明らかになる。公国でなく共和国となった現在のジオンに対しても例外はない模様。
関連タグ
イオ・フレミング:元カレを殺した仇敵
J・J・セクストン:助手
セレーネ・マクグリフ……ガンダムシリーズで同じく技術者。中の人も一緒。