「しっかりしろ。比奈が映司君の手を掴むんだろ、このまま彼を都合のいい神様にしちゃいけない」
概要
泉比奈の兄であり、物語開始前までは二人でマンションに住んでいた。
ある日、博物館爆発事件に駆けつけ火野映司と遭遇。
アンクを捜索しているカマキリヤミーの攻撃を受け、重傷を負って倒れていたところをアンクに憑依され、足りないコアメダルを探すための依り代とされる。
その後、事情を知った比奈によって休職願を出され(アンクが一時的に離れたことで意識不明状態で病院に担ぎ込まれ、比奈が「特異体質」としてごまかす羽目になったことも)、クスクシエで生活させられることになる。
比奈から文句を言われるくらいのデバイスマニアな一面があり、iPhoneを隠し持っていたが彼の記憶を読み取ったアンクが現代社会に適応するために使用している。
本編序盤は、アンクが憑依を解除すると10分と身が持たないレベルの重傷で、命が危ないため人質同然の状態だった。この制限は、時間の経過と共に信吾の傷が治癒されていくことにより緩和されていく。
第35話で一時的に意識を取り戻す。
第41話で完全に回復、アンク(ロスト)に吸収されてしまったアンクが遺したコアメダルのホルダーを管理する。体はアンクに乗っ取られていたものの感覚が共有されており、コアメダルやグリードといった概念や置かれた状況を理解していた(逆にアンクも信吾の体を通して、グリードでは本来感じることのできない「味覚」などの感覚を得ていた)。
その後アンクに代わって仮面ライダーオーズのサポートを宣言し、戦闘訓練を行った際にはメダルの知識をもとに的確な指示を出したが、メダルの投擲に関してはノーコンで、映司をうろたえさせた。
第42話にて力の一部を取り戻した上で復活したアンクに、再びボディジャックされ、「足りないコア3枚分の補完」として体にコアメダルを投入されグリード化させられかけることとなる。
最終回でアンクから解放され、エンディングではクスクシエにて伊達たちとの「初対面」を果たし、その後『MOVIE大戦MEGAMAX』パンフレットにて警察官に復帰したことが明かされている。
過去の『仮面ライダー』シリーズとのクロスオーバー作品である『レッツゴー仮面ライダー』では、さらにモモタロスにも憑依された。当然、身体のコントロールはモモタロスの支配に置かれる。
余談
三浦氏は『超星艦隊セイザーX』のケイン/ビートルセイザーで有名であり、『仮面ライダーディケイド』でも百瀬/タイガーオルフェノクを演じた。
作中信吾は黒髪、アンク憑依時は金髪となっているが、三浦氏の地毛は金髪の方。信吾を演じる際にはカツラを被って演技している。
関連タグ
アンク - 使用者
泉比奈 - 彼の家族
森沢篤 - 彼の上司
柿原章介:10年後の戦隊に登場する、同じくヒロインの兄繋がりの刑事。演者が節足動物モチーフのヒーローを演じていた点も共通。
復活のコアメダル
ここから先はネタバレです。未見の方は注意!
今作でも登場。妹の比奈や白石知世子らと共にレジスタンスとしてグリード達に抵抗していた。その際に、グリード達によって投げ飛ばされた大型車に押し潰されそうになり、それを目撃した復活して間もないアンクが間一髪憑依したことで難を逃れた。その後、古代王仮面ライダーオーズにアンクが吸収された際に、本編と同じように気絶した状態で倒れてしまった。(なお、その後も仮面ライダーゴーダが誕生したりとゴタゴタがあったため、そのまま放置されていた。)ゴーダ撃破後に、アンクが再度憑依し直し、一応生存したようであるが、アンクが信吾に身体を返したかは不明。(流石に本編終了後の彼なら、信吾の憑依をやめるだろうが)