オーズ「おい!ちょっと、待てって!」「あ、待て!大人しくしろよ!」
概要
「トラカンドロイド」と「ライドベンダー」が合体して完成する高性能ライダーマシン。
成体ヤミーに競り勝つ程のパワーを持つモンスターマシンだがコントロール性に難が有り、同じ猫科系メダルを使用したラトラーターコンボの状態で搭乗しなければと制御出来ないじゃじゃ馬である(これはライオンメダルを解析した成果が(何故か)トラカンドロイドに反映されているため)。
しかし騎乗時は余分なパワーがトライドベンダー側に伝わり映司にかかる負荷が抑えられる副次効果があるため、ある種のバランサーとしても機能している。
この効果により、ラトラーターはタトバ以外で唯一安定的に使用する事が可能なコンボ形態となっている(と言ってもラトラーターを使用する度にトライドベンダーが登場する訳ではないが)。
トラカンドロイドがライドベンダーに接触すると、前輪「ライドロスA/T」を含むフロントが左右に分割。後輪と一体化し「ライドロスA/T・デュアル」を構成する。同時に巨大化したトラカンドロイドが空いたフロント部にドッキングし、新たな前輪「ホイールトランザー」を形成。最後に爪のような前部補助駆動輪「ランチャークロウラー」が展開して、合体が完了する。
スペック
全高 | 1.125mm |
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全長 | 2.520mm |
全幅 | 1.020mm |
重量 | 320kg |
最高出力 | 465kw |
最高速度 | 800km/h |
トラカンドロイドとライドベンダーのAIが連結して並列コンピューター「ライガーヘッド」を形成する事でマシンのOSが書き換わり、まるで生きているかの様な動きで自律行動が可能になる。
トラらしく噛み付きや引っかきによる荒々しい接近戦は勿論、口の「ブライトマズル」から咆哮のようなエネルギー波や「ランチャークロウラー」から発射するメダル状のエネルギー弾による遠距離攻撃も可能。
最高速度はライドベンダー単独状態から1.3倍向上。
第1話では不完全態のグリードにライドベンダーが大量に破壊されているが、トライドベンダー状態ではメズール完全体との戦闘に耐える程の戦闘能力を得ている。
劇場版第1作『MOVIE大戦CORE』では浮遊か飛行能力を有しているかのような描写がされている。
ちなみにラトラーターコンボの走力は0.222秒/100m。
活躍
第10話にて初登場。大量のサメヤミーを一掃した。
第15話で空を飛ぶリクガメヤミーに応戦するため偶然その場にあったライドベンダーを変形させ使用した。
『MOVIE大戦CORE』で仮面ライダーダブルの駆るハードタービュラーと共に地球のコアへ行き、仮面ライダーコアの力の源を破壊した。
その後長らく出番がなかったが、第45話で久し振りに登場。メズール完全体の液状化しての高速戦闘に対抗。
製品化
「DXトライドベンダー」が2010年11月13日一般発売。
トラとチーターのセルメダルが付属。
余談
寄りのシーン用にカウル部分までは現物が存在している。引きのシーンではフルCG。
関連タグ
- マシンビルダー:ライオンのボトル型アイテムで変形するライダーマシン。
- ライドガトライカー:ライオンモチーフの2号ライダーと金色の3号ライダーが乗るトライクライダーマシン。
ブロンブースター←トライドベンダー→ウィンガーウィザードラゴン