ビルドチェンジ!
概要
戦兎が開発したスマートフォン型可変アイテム「ビルドフォン」にフルボトルを装填すると、ビルドチェンジ!のコールと共にフォンが巨大化し変形。高性能バイクとして使用可能になる。
劇中で初めて変形した際は「ライオンフルボトル」を使用しており、以降もこちらのボトルを使うことが多い。
フロント部分にある液晶コンソールの操作すれば、ヘルメットを取り出す(というか実体化させる)ことができる。2人乗りも可能でヘルメットも2つは搭載している。
作中では1クール目ではほぼ毎回乗っていたが、2クール目に突入してからは乗る回数は少なくなっている。
最終話で新世界となった後も消滅せずに残っており、移動手段として使われた。
スペック
全長 | 2.140m |
---|---|
乾燥重量 | 134.0kg |
馬力 | 142ps(104.4kw) |
最高時速 | 271km/h |
特徴は「フロントギアライト」と呼ばれる前方の歯車状のパーツ。その名の通りセンサーを兼ねたマシンビルダーのヘッドライトで、搭載されたサーマルセンサーやナイトビジョンにより物陰に潜む敵などを素早く探知できる。回転光刃を展開し、高速走行と共に前方の敵や障害物を破壊する武器にもなる。
赤い装甲「ガードレッドカウル」はスマッシュとの戦闘に耐え得る十分な強度を備えているので、突撃を行っても問題はない。装填されたフルボトルも本体同様巨大化しており加速装置「リアボトルチャージャー」として機能。成分をマシン各部に送り込み、一時的に全機能を高稼働させて爆発的な加速力を生み出す。
タイヤは車体バランスを維持する全方位エア噴射システムを搭載した「ハイバランサータイヤ」が使用されており、これにより垂直な壁でも走行可能。劇中ではスカイウォールを駆け下りて見せた。またフルボトルの成分を利用して膨大な稼働エネルギーを生み出す「BU1-LD(ビーユーワンエルディー)」というエンジンを搭載しているため、ガソリン等燃料の補給は不要となっている。
この他に搭乗者の運転能力や癖を記録・分析し走行時の挙動を最適化する「ビルドハンドラー」、同様に体型や姿勢に合わせて形状などを自動調整する「ビルドライドシート」を有する。
近年のライダーマシンの例に漏れず最高速度は控えめ(市販のバイクでも、リミッターを外せば時速300kmを超えるものは存在する)だが、スマホとして持ち運び可能な携帯性や燃料の心配が無い事を踏まえるとやはり現実のバイクとは比較にならない程の高性能バイクと言える。
商品化
2017年11月11日発売の「バイク変形 DXビルドフォン」で再現可能。
余談
- ベース車両は「ホンダ・XR 230」。このオートバイは既に生産終了となっており、生産終了モデルが一号ライダーマシンに選ばれるのはテレビシリーズでは初となる。
- 使用する戦兎は記憶喪失であったため、(ビルド世界の法制度にもよるが)無免許運転になっていないかが心配である…同じく記憶喪失だった先輩が免許を所得しているだけに。(そもそも歴代ライダーには免許以前に戸籍も無いであろうバイク乗りが多すぎるためツッコむのも野暮かもしれないが)
- てれびくんには仮面ライダークローズが乗っているスチールが掲載されていたが、TV本編でそういった描写は見られなかった。
- 『仮面ライダー平成ジェネレーションズFINAL』ではバイカイザーと戦闘中のビルドにラビットタンクスパークリングを届ける為に搭乗している。
- 『仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVER』ではティードの半洗脳状態による戦兎の求めた応援でジオウと共に駆けつける際に搭乗した。この際自動操縦で万丈の元にバイクを届けている。
- ガンバライジングではラビットタンクスパークリングフォームも乗っている。
関連タグ
サメバイクフォーム:ビルドのベストマッチフォームの一つ。デザインに本項のバイクがそのままデザインとして取り入れられているだけで無く、必殺技発動時に複数のバイクのエフェクトが登場する。
トライドベンダー:ネコ科をモチーフとしたアイテムを使って巨大化して変形させてライドベンダーとドッキングして完成するバイク。マシンビルダーがボトル型アイテムで起動するのに対し、こちらは缶型アイテムで起動する。なお、ライドベンダーはその缶を販売する自販機を変形させて搭乗するバイクである。
ライズホッパー:巨大なスマホ型アイテムから変形するライダーマシン。
ライドガトライカー:スマホを変形させて搭乗するライダーマシン。
仮面ライダーレーザー←マシンビルダー→ライドストライカー