cv:小林克也
「4コマ忍法刀!」
概要
ベストマッチフォーム・「ニンニンコミック」による運用を想定したベストマッチウェポンの一種で、4コマ漫画と一体化した片刃の忍者刀というライダーウェポンの中でも特に奇抜な見た目。
忍者orコミックボトルを使用したトライアルフォームやラビットタンクスパークリングフォームでも使用可能。
これ単独で4つの技を使用できるが、フルボトルとの連動要素はない。
外見・機能
切先のペン型実体化装置「リアライズペンエッジ」はその名の通りペン先の形をしており、描いた絵を実体化させることが可能で、実体化した絵は描き手のイメージどおりの能力や効果を発揮できるという破格の能力を持つ。刀らしく直接刺突攻撃に利用する事も可能。
特徴なのは刀身の大部分を占める「一のコマ・分身」「二のコマ・火遁」「三のコマ・風遁」「四のコマ・隠れ身」と言う直球な名前の4つの忍法作動装置。
持ち手の黄色い引き金「ボルテックトリガー」を引く事で選択・発動し、コマに応じた忍法を発動する事ができる。
一見するとそうは見えないが4コマの片側には「セイバイエッジ」という刃になっている。この刃はノコギリ状の刃や二枚重ねの刃と言った具合に形状を変化・コントロールすることが可能。
非戦闘時は切断力を持たない安全な形状へと変化するため、素手で触れても問題は無い。
持ち手「ブレイグリップ」が黒、鍔の辺りは光沢のある紫。グリップ末端と切先は銀色。
4コマの外枠部分が黄色で、内側には白黒で忍術を発動する絵が描いてある。
技
コマの数と同じ回数(連続で)トリガーを引くと「○○の術!」の選択コールが鳴り、ペンを走らせるような待機音がした後にもう一度トリガーを引く事で忍法が発動する。
- 「分身の術」:武器使用者の分身が複数体出現する。戦兎使用時は3人程度であったが、葛城忍のニンニンコミックフォームが使用した際は8人もの分身が現れた。
- 「火遁の術」:激しい炎をまとった灼熱の斬撃『火炎斬り』が発動する。(事実上の)固有必殺技1。
- 「風遁の術」:敵を切り裂く疾風の斬撃『竜巻斬り』が発動する。固有必殺技2。
- 「隠れ身の術」:濃い煙幕が噴出され、敵の目をくらませ自身の姿を覆い隠す。
商品化
「忍術発動 DX4コマ忍法刀」が2017年9月30日に発売。
劇中では術に応じてコマが発光していたが、玩具に発光ギミックは無い。
忍術発動だが忍法刀である。ナンデ!?
余談
- 「火炎斬り!」「竜巻斬り!」「ドロン!」と他の術は発動時にコールがあるのだが、分身の術のみ効果音だけになっている。
- 「二のコマ・火遁」にのみ"FIRE SILL!"と言う吹きだしがある。
- 刀剣型ライダーウェポンは毎年登場しているが「刀」と名の付くものは非常に珍しく、他は仮面ライダー鎧武の登場形態・スイカアームズが使う「スイカ双刃刀」くらいしかない。
- 奇抜過ぎる見た目故か、エボルやマッドローグ、キルバスと言った他ライダーが唯一使用していない武器である。またハザードフォームが使用した例もない。
関連タグ
スチームブレード:同じくビルドに登場する、煙を扱えるフルボトル非対応の剣。
ガシャコンソード:前作の炎(と氷)を扱う刀剣型ライダーウェポン。
忍者一番刀:ニンニンと名の付く特撮忍者が使う武器兼変身刀。