ONENESS RAISE BUCKLE
ALL AS ONE
概要
『映画仮面ライダーギーツ 4人のエースと黒狐』に登場するレイズバックルの一種。
ブーストマークⅢレイズバックル、そしてワンネスカードとの併用で仮面ライダーギーツワンネスに変身する。
外見・機能
カラーリングはほぼ真紅一色で、端的に言えばリアクターパーツに四角いパーツが繋がっただけの簡素な見た目をしている。『仮面ライダーガッチャード』に登場するアイテム同様に矢印が刻まれているほか、よく見ると非常に小さいブーストのマフラーも付いている。
しかしその四角いパーツにはライドケミーカードを挿入するためのスリットが存在しており、カードを挿入してからパーツを押し込むことで起動、マークⅢとの連動によりギーツワンネスへの変身を行う。
誕生経緯
一徹/ケイロウは自身を助けてくれたガッチャードから空っぽのライドケミーカードを1枚貰っていた。
そのカードは滅亡した世界の海岸に佇んでいたツムリのそばに落ちており、その近くで緑・黄色・紫・オレンジ・水色・銀の6つの光が結集、心の英寿の目覚めと共にバックルが誕生した。
皆の願いによって生き残った心の英寿は、ツムリからカードと共にワンネスバックルを受け取り、メラの拠点へ。
そして空だったそのカードがワンネスカードへ進化し、バックルに挿入。ブーストマークⅢとデュアルオンし、
「変身!」
英寿は、あらゆる願いが形となった姿・ギーツワンネスへと変身するのであった。
これまで創世の力によって生み出されたバックルはいくつか存在しているが、このバックルは創世の力だけに頼らず、皆の願いと想いを1つにすることで起こした奇跡が生んだものといえる。
立体物
DXガッチャードライバーの早期購入特典として配布された。この手の配布アイテムとしては珍しくDXアイテムであるが、仮面ライダーギーツワンネスコアIDと同様に数量限定であるため早く買わなければ無くなってしまう可能性があるのかネック。
また、これまた珍しくプレミアムバンダイでの発売にはならなかったが、こちらはライドケミーカードとの連動が存在するためと思われる。
『スーパー戦隊シリーズ』ではセンタイギアとアバタロウギア、『ウルトラマンシリーズ』ではスパークドールズやGUTSハイパーキー等、シリーズ間を跨いで変身アイテムを共用可能な前例はあったが、『仮面ライダーシリーズ』では初となる。
一方でお互いの変身アイテムの大半をしっかり共用可能な2シリーズと比較するとバックル自体はカードをセットせずとも起動し、バックル自体にカードの読み込み機能は無いので、シリーズを跨いだ連動要素としてはどちらかと言えば薄目でオマケ要素に近い。
変身音声はバックル側に収録されているがフィーバースロットレイズバックルから連なるバックル側に音声が依存するタイプとしては珍しく、バックルにデザイアドライバーにセットしたことを感知する反応ボタンがない。
このためセットしただけでは待機音は発動せず、劇中再現のためにはセットすると同時にバックルのパーツを押し込む必要がある。既存の音声内蔵レイズバックルと比べると少し質素な仕様となっているが、その単純かつ装填に合わせやすいギミックのため最大限気にならないよう設計されている。
形状は簡素とはいえ最近の劇場版限定アイテムとしては珍しく完全新規造型である。これはヘルライズプログライズキー以来。
そして2024年8月4日、まさかのメモリアル化が発表された。原典のDXが配布形式だったアイテムがメモリアル化されるのはプロトマイティアクションXガシャット以来の事例(余談だが、購入する商品の内容的には仮面ライダービルドガシャットの方がより近い)で、夏映画限定フォームアイテムのメモリアル化は初である(但し、これ以前の夏映画限定フォームのアイテムでも、台詞ありの実質的なメモリアル仕様はちょいちょい出ていたので「メモリアル名義が初」とするのがより正しい)。本体がメタリックレッドの塗装になった他、台詞は英寿・景和・祢音・道長・ウィン・冴・一徹・ツムリ・ジーンといった映画の味方メンバー全員の台詞を収録した、かなりのラインナップの多さとなったメモリアルレイズバックルの中でも最多と超大盤振る舞い。勿論ワンネスカードも付属する他、この商品限定でそのレジェンドパラレルレアも付属する。
しかし、予約ページには「長時間カードを装填したままにしないで下さい」と注意書きがあるので近年増えた「ドライバーに変身アイテム一式をセットしたまま飾る」のは推奨されてない様子(恐らくメタリックレッドにした事で、逆に塗装がカードに付いてしまう可能性が考えられる)。
関連タグ
劇場版限定ライダー変身アイテム
ツインキメラバイスタンプ/トライキメラバイスタンプ・フィフティゲイルバイスタンプ→Xギーツレイズバックル・ワンネスレイズバックル/ワンネスカード→ダークエーテル・ホッパー101/ギガントライナー・シャイニングホッパー1/シャイニングスチームライナー