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ゴジラVSデストロイア

ごじらぶいえすですとろいあ

「ゴジラvsデストロイア」は、1995年12月9日に公開されたゴジラシリーズ第22作品にして、vsシリーズ完結作品。
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ゴジラ死す

概要

平成ゴジラの完結編。

初代ゴジラ以来となる「ゴジラが死ぬ」作品となり、本作の製作が発表された時には、大ニュースになるほど、世界中で騒がれた

本作は初代ゴジラから製作に携わっていた田中友幸伊福部昭の両名と、「ゴジラ(1984)」以外の平成ゴジラ全ての作品で、特技監督を務めた、川北紘一が参加した最後の作品になった。

また、初代ゴジラと関わりの多い作品という事もあって、初代ゴジラのヒロイン山根恵美子役だった河内桃子が同役で再び出演しているなど初代のオマージュや初代の映像等が随所に使用されているのも特徴の一つ。

初期案は初代ゴジラの怨念「ゴーストゴジラ」と戦うというものだったが、初代ゴジラにてゴジラを消滅させた唯一の兵器「オキシジェンデストロイヤー」の分身「デストロイア」と戦うというものに改められた。田中友幸は当初、ゴジラを死なせる事に反対していたが、後に復活することを前提に、ゴジラが死ぬという本作のエンド、「ゴジラ死す」のキャッチコピーが認めたという。

なお、ゴジラの死ぬ姿については緘口令が敷かれるなど徹底した機密保持が行われていたという。

本作のゴジラは体内の核エネルギーのバランスが崩れ、真っ赤に光り、蒸気を体中から噴出させているが、この再現のためにゴジラのスーツの全身内部に800個以上もの電球と、蒸気を再現したガスが噴き出るギミックまで仕込まれた上、それらを作動させるケーブルを引きずりながら歩かなければならなくなった為、スーツの重量は100キロを越えたという。
また、撮影中に内部でガス漏れが起き、ガスがスーツ内に充満したことからゴジラを演じた薩摩剣八郎が撮影中に倒れるという事態まで起き、ガスの仕様が改められただけでなく、酸素ボンベを着用した上で演技するという事になった。

本作の公開を受けてゴジラ告別式、葬式が行われたという話も本作を語る上で有名なエピソードになっている。

生誕60周年記念およびGODZILLA(2014)公開記念として日本映画チャンネルより開催された、ファン投票により全ゴジラ28作の中からベスト・オブ・ゴジラを決定するゴジラ総選挙において、第一次投票で見事3位(平成シリーズトップの快挙)を獲得。決選投票候補である上位4作に選ばれている。

あらすじ

バース島のリトルとゴジラの様子の確認へ向かった三枝未希はバース島が消滅しているのを目撃する。そして、その後香港に現れたゴジラは身体が赤く輝き、吐く熱戦も赤く、強力なものになっていた。バース島を消滅させた自然の核爆発がゴジラの体内の核エネルギーのバランスを狂わせ、ゴジラを炉心暴走へと追いやっていたのだ。そして、このゴジラが行き着く先は果てしない暴走か、地球の表面全てを焼きつくしかねない規模の核爆発を起こすかという危機的な状況であった。

そのころ、アクアラインの工事現場では謎の事故が多発、そのしばらく後には水族館の魚が突如白骨化するという異常事態が起きる。原因はかつてゴジラを消滅させたオキシジェンデストロイヤーによって無酸素状態になった海底で復活していた太古の生命体だったが、その生命体は現代の大気に触れ異常進化した上にオキシジェンデストロイヤーを吸収し、あらゆるものを破壊する怪物「デストロイア」へと変貌を遂げていたのだ。

一方でゴジラは、自衛隊スーパーXⅢによって炉心の暴走に歯止めが掛けられ、核爆発も防げる予兆が見え始めた。しかし、炉心が安定したものの、事態は既に手遅れであり、ゴジラの炉心はメルトダウンへの秒読みを始めていた。破壊の限りを尽くし、暴れまわるデストロイアだったがこの怪物がゴジラのメルトダウンを阻止:ゴジラの科学的な抹殺ができる唯一の手段でもあった。

バース島の爆発によって更なる成長を遂げていたゴジラジュニア(リトルゴジラ)をデストロイアの元へと誘導することでゴジラをデストロイアの元へ誘導しようと図るGフォースだったが、デストロイアは完全体への進化を果たてしまう。自らの身体の内と目の前に現れる天敵の2つの強敵に追い詰められる中、ゴジラ最期の戦いが始まる。

スタッフ

監督 - 大河原孝夫(本編) / 川北紘一(特撮)
脚本 - 大森一樹
製作 - 田中友幸富山省吾
音楽監督 - 伊福部昭
撮影 - 関口芳則(本編) / 江口憲一、大根田俊光(特撮)
編集 - 長田千鶴子
配給 - 東宝
公開 - 1995年12月9日
上映時間 - 103分
製作国 - 日本
言語 - 日本語

キャスト

伊集院研作:辰巳琢郎
山根ゆかり:石野陽子
山根健吉:林泰文
三枝未希小高恵美
小沢芽留:大沢さやか
黒木翔三等特佐高嶋政宏
山根恵美子:河内桃子
麻生孝昭大佐中尾彬
国友満:篠田三郎

関連動画

予告編


エンディング
エンディングには第1作目と本作を含む平成シリーズの映像がスタッフロールと共に流れている。


余談

  • 『ゴジラvsバルバロイ』として企画が進んでいた時期にはアンギラス(しかも、初代アンギラスの当初のデザインである甲羅の後部が二つにめくれ上がるもの)やバラゴンも登場予定だったらしく、アンギラスとバラゴンの合体形態である「バラギラス」や新種の「アンギラス・ハウンド」も企画されていた(『ゴジラVSデストロイア・パーフェクション』より)。


関連タグ

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バーニングゴジラ デストロイア ゴジラジュニア
オキシジェンデストロイヤー スーパーXⅢ

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