概要
登場当初より陣地や市街地に籠る敵や火点を攻撃する兵器として利用され、ベトナム戦争でA3型辺りが活躍する。最近ではイラク戦争にも使用された。
2000年代以降はA7からE10までの改良が施された型が使用されている。2020年にはM72LAW FFEという新型が登場し、2024年にA8とA10の配備が決まった。
軽量なため一人で2〜3筒も携帯できる軽便さと、使用方法が簡単な点が高く評価された。
ちなみに使用している66㎜ロケット弾はM31ライフルグレネードをロケット弾化した物だったりする。
流石に現代の主力戦車に対しては威力の不足と有効射程の短さから心もとなくなったが、複合装甲を持たない装甲車両にとっては今なお脅威であり、また防護陣地などを吹き飛ばすのにも便利なので、現在でも使用され続けている。