スペック
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概要
バーサークフューラーとバスターイーグルがZiユニゾンしたユニゾンゾイド。
アニメ『ゾイドフューザーズ』の主人公RDのライバル、ブレードとリュックが搭乗する。
バスターイーグルをそのままバックパックに載せたような、「いろんな意味でインパクトが強い見た目」はファンからよくネタにされており、「カッコイイ+カッコイイ⇒・・・?」という方程式作ったのが本機だと唱える人もいる。
- 「背中に乗るだけの合体」そのものはキラースパイナーと同じではあるが、最初から合体を想定した組み合わせでない上に、コマンドストライカーの様に「追加武装ユニットに変形して合体」する訳でもないため、バスターフューラーの場合はどこか「即興で無理やり合体した」感がにじみ出る外見になっている。
だが、性能に関しては間違いなく強ゾイドであり、ユニゾン機特有の強大な機体出力を持ち、バスターキャノンによる遠距離攻撃能力や飛行能力まで手に入れており、空中戦と格闘戦、砲撃戦において強力な戦闘力を発揮する。
実弾武装も装備したことにより、バトルストーリーの設定に準拠すれば、Eシールドや集光パネルにも対応しているとも言えよう。
ユニゾンの恩恵か、これだけ重装備になったにもかかわらず、最高速度もバーサークフューラーから全く変わっていない。
また、ブレードとリュックの2人体制であるため、後ろからの攻撃に対してもどちらか1人の操縦者が反応しEシールドを展開する戦法も可能となっている。
ストーリー
劇中では第3話より登場。サベージハンマーが野良のバスターイーグルを捕獲し、バーサークフューラーと強制的にユニゾンさせることでバスターフューラーとなる。
第13話ではクラッシャーズとの内輪もめが原因となりRDのライガーゼロフェニックス、クラッシャーズのマトリクスドラゴンと三つ巴の戦いを繰り広げたが、マトリクスドラゴンにバスターキャノンを損傷させられた上に、乱入してきたエナジーライガーの一撃を浴びてマトリクスドラゴン共々大破し、起動不能となった。
いくらライガーゼロやゴジュラスギガやケーニッヒウルフなどが旧式扱いされるような未来の世界とはいえ、仮にもバーサークフューラーのユニゾン機である当機がかませ犬と化したじつに末恐ろしい作品世界である。
そして、自身の後継機である凱龍輝に出番を譲った。
そして何より、可哀想なイーグル…。無論、バスターイーグルのみならず人間の都合に振り回されてきた全てのゾイドが可哀想なのだ。
- ただし、厳密にはエナジーライガーの2連装チャージャーキャノンが命中していたのはバーサークフューラーの部分であり、ユニゾンこそしていたがバスターイーグルには実質的に命中してはいなかったため、「もしかしたら生きているのではないか?」という推測をする視聴者もみられた。
余談
- 前述した通り見た目こそネタにされているが、バックパックに展開したワイヤーにバスターイーグルを引っ掛ける形で行う合体パンクは着艦のようでなかなかかっこいい。
- 帝国製ゾイドと共和国製ゾイドのユニゾンではあるが、同じくユニゾン機構を持つ兄弟機の一種であるライガーゼロも本来は帝国側のゾイドである。
- 当然ながら、本作におけるゴジュラスギガのお株の一つを奪ってしまったが、その代わりゴジュラスギガは素体が非常に強力で、一級品のユニゾン機が2体同時に立ち向かってもパワー負けするというキャラクター付けがなされた。
- Eシールドを使用するためのバスタークローの展開方法が、ベガ・オブスキュラ機とは異なっている。また、世界観が異なるためか、バスタークローから荷電粒子砲を発射するという設定はこちらでは存在しない。
- ブレードは、凱龍輝を手に入れる以前はバーサークフューラーとジェノザウラーを操縦していたが、作中では凱龍輝以外の機体では一度も荷電粒子砲を発射したことがない(毎回、横槍が入るなど何らかの理由で発射が中断している)。
- バーサークフューラーの「拡散型」の荷電粒子砲は、前作でも本作でも未披露に終わっている。
- ライガーゼロとブレードライガーの強化プランにも「バスターライガー」が存在しており、やはりマグネーザーを応用した武装の「バスターソード」を装備している。
- 『ゾイドバーサス3』では、格闘コンボの仕様がバーサークフューラーから変更されており、荷電粒子砲も拡散型で固定されている。そのため、最強候補の一角であるバーサークフューラーよりもむしろ弱くなっている。
関連タグ
スーパーメカゴジラ:似た機体コンセプトを持つ。