概要
手塚治虫の漫画『マグマ大使』に登場する自称「宇宙の帝王」、「地球の征服者」。
数多くの星々(原作によれば2億個)を征服、滅亡させてきた宇宙人で、少なくとも10億年以上生きている。チリチリパーマにダブルのコートを着用した外見(実写版では着ぐるみだった)をしている。
原作においては時空間を操る能力を持ち、自分を倒しに来た国連軍の一個師団を恐竜時代にワープさせるなどの芸当を見せたほか、実写版での「ゴアゴンゴン」の他に第3形態(百足みたいな外見)に変貌してみせた。
その所業から宇宙の悪魔と恐れられる反面子供には甘く、滅ぼした星の子供達は自分の円盤で養うなど意外と律儀な一面もある。
これは、これまでも数々の惑星を征服しており、その星の住民を戦力として使い侵略していくという戦略をとるためである。
手塚スターシステム
『ブラック・ジャック』の第18話「二度死んだ少年」ではアメリカ人医師「ゲーブル博士」として登場。
他にもアニメ第2期『鉄腕アトム』や『劇場版ブラックジャック ふたりの黒い医者』にも悪役として登場した。