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ゴ・バダー・バ

ばだーあにき

ゴ・バダー・バとは、特撮テレビドラマ『仮面ライダークウガ』に登場する敵怪人の一体。未確認生命体第41号とも。
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「キョグギン・サギザザ・・・ゴ・バダー・バ・ザ!」

(驚異のライダー・・・ゴ・バダー・バだ!)


データ編集

身長206.0cm
体重176.0kg
主な犯行現場港区白金→高輪・東亜倉庫→池上本門寺→神奈川県川崎市他
死亡場所厚木市内
特色/肘に付いた装飾品を用いて馬やバイクといった"乗る"物を自分専用の乗り物に変化させる
呼称未確認生命体第41号、B群8号
人間態CV小川信行ズ・バヅー・バと二役)
スーツアクター成田亮(バギブソン搭乗時)
登場話数EPISODE 21「暗躍」~EPISODE 33「連携」

概要編集

お兄さん

未確認生命体グロンギ)のうち、ゴ集団に属するバッタ種の怪人。警察からは未確認生命体第41号人間体はB群8号)と呼称されている。

作中において最初に登場したゴ集団の怪人であると共に、下位のズ集団に属していたズ・バヅー・バ(未確認生命体第6号)双子の兄に当たる。その容貌もバヅーのそれに近似しているものの、バダーの場合怪人態では体色が濃緑色、首に巻いているマフラー(※1)が赤色で、両肩と両手首にプロテクターを装備しているという独自性を備えており、人間体に至ってはアフロヘアこそ共通しながらも、黒の上下に薄緑色のジャケットを羽織った、バヅーと方向性を異とするなスタイリッシュな出で立ちとなっている。

作中では弟であるバヅーの存在について、バダー自身が特に何らかの言及・反応を示すことはなかった(※2)ものの、弟同様に硬貨というものに興味を示ししばしばコイントスに興じる他、特定の成分を含むガスを嫌うなどその性質はバヅーとも通ずる点を有している。


ゴ集団、ひいてはグロンギ全体の中でも最強3人衆に次ぐ屈指の実力の持ち主であり、あのガドルを初めとした他のゴ集団の面子ですら、バダーがゲリザギバスゲゲルに挑んだ際には焦りを見せ(ジャラジに至っては、クウガが勝つことを望むような言まで口走っていた)、バルバからも「ザギバス・ゲゲルに進むのはバダーか」と言わしめたほどである。

その実力に比例するかのように自身もまた、他のグロンギに輪をかけた自信家な側面を折に触れて示している他、常に好戦的かつ挑発的な言動を崩さず、グロンギの頂点に立つダグバに対してでさえ、ゲリザギバスゲゲルの成功に王手をかけた際に「ツギパ、ボソギゾガンダ・・・ダボギジザ(次はあんたを殺す・・・楽しみだ)」と、堂々宣戦布告に及んでもいる(※3)。

また、後述するゲゲルを見ても分かる通り、相手を心身共に痛めつけて追い込んでから狩ることを楽しむスタイルであり、後にゲリザギバスゲゲルに挑んだジャラジ程ではないとはいえ、嗜虐心の強い残忍な側面も持ち合わせている。


クウガに対しても、かねてから対抗心を抱いていたようで、彼との初戦に際して「悪くない」との印象を強く抱いたのか、これを機に自分達に相応しい獲物として認め、自身のゲゲル以外でも度々クウガの前に現れては、戦闘をしかけている。

自身のゲゲルの際にも、やはりクウガを「最後の獲物」として定めて狙っていた。明確にクウガのを狙った、数少ないグロンギ怪人ではあるが、ダグバとは違って彼の場合は、クウガのこともあくまで獲物として狩ろうとしていただけであり、そこは他の大多数のグロンギ(特にゴ集団)と何も変わらない。


(※1 人間体の姿でもやはり首に巻いており、変身前後で共通してのトレードマークの一つとなっている)

(※2 演者の小川はアドリブで、「弟のためにもクウガを倒す」といった旨の台詞を入れていたのだが、キャラにそぐわないとしてカットされたという)

(※3 この「宣戦布告」はラ・バルバ・デとの会話の中で発したものであったため、熱心なグロンギ語解読勢の中には「バルバ=第0号」とミスリードする者も散見された。実際には、この時バルバの背後の闇の中にダグバが潜んでいたとされ、宣戦布告もまたダグバに対して直接なされたものである)


能力編集

バヅーと同様に、高い跳躍力などバッタ特有の身体能力を備えていると見られるバダーだが、彼の場合は作中でそうした身体能力を直接的に披露してはおらず(※4)、自らを「キョグキンサギザザ」(脅威のライダー)と称しているところからも窺えるように、鋼の馬――即ちバイクを駆使した高度なライディングテクニックを最大の武器としている(※5)。

その際バダーが駆るのが、専用バイクバギブソンである。これは人間体で常用しているオートバイに、肘に備わっている棘状の装飾品を差し込むことによって変化したもので、最高時速400km/hにまで達するこのモンスターマシンは、クウガの駆るトライチェイサー2000を優に上回る性能を叩き出す。


バギブソンを自らの手足同然に操り、そのスピードをもって神出鬼没に姿を現しては、標的と定めた相手を轢殺するのを常套手段としており、一度バダーに目を付けられたが最後、普通の人間では彼から逃れることはまず叶わない。スピードだけでなく、バイクトライアルを思わせる軽やかな動きも得意中の得意であり、同じスタイルの使い手であるクウガともバイクに騎乗しての熾烈な「格闘戦」を度々演じた他、ライジングペガサスに変身した彼の繰り出す射撃を、難なく躱して逃げ切ってみせてもいる。


(※4 数少ない例外として、EPISODE27の次回予告ではどこかで見たようなフォームの飛び蹴りをクウガに見舞ったことがある。このカット、それに併せて盛り込まれたベミウとの共闘はいずれも、本作で度々見られた「嘘予告」の一つである)

(※5 バイクが存在しなかった超古代においては、クウガと同様に馬を乗りこなしていたとされる)


作中での動向編集

ゴ集団によるゲリザギバスゲゲルの開始に先立ち、作中ではガルメがゲゲルに挑戦していた頃より、その活動が確認されている。

クウガとも、この時期人間体の姿で初顔合わせを果たしており、彼がゴオマと戦っている最中に割って入って妨害すると、流暢な日本語で「またなクウガ」と告げて去っていくなど、それまでのグロンギとは一線を画した存在であることを五代にも、そして視聴者にも強く印象付けてみせた。ザジオにバギブソンを用意させていたのもやはりこの頃であると見られる。

さらにゴ集団によるゲゲルが開始され、ベミウによるゲゲルを阻止しようと奔走するクウガの前にも再度立ち塞がるや、おもむろにどこかで見たようなポーズ(※6)を取って初めてグロンギとしての姿を現し、「ライダー同士」直接対決に臨んでもいるが、この時はあくまでも自身のゲゲル挑戦前ということもあり、ひとしきり実力を見せつけると早々に勝負を切り上げてもいる。


こうしてグロンギにおけるライダー、そしてクウガのライバル怪人としての印象を残していったバダーは、作中における2000年9月1日に満を持してゲゲルに挑戦するに至る。挑戦直前にドルドに示したカードの内容から、期間は7時間(※7)、目標人数は99人、そしてバイクに乗っているライダーを引きずり下ろした上で轢殺する(※8)というルールであることが提示されている。

当日朝より開始されたゲゲルでは、前述したライディングテクニックを最大限に活かして着実に殺害人数を稼ぎ、11:08a.m.までの時点でほぼ半数の47人にまで達するなど、ハイペースな進行ぶりを見せ付けている。

単にハイペースなだけでなく、散々逃げ回った挙句物置に逃げ込んだライダーを、一旦そこから離れるふりをしつつ物置を直線上に置いた位置に陣取り、何度か空吹かしを行い恐怖心を煽った後に物置ごと体当たりしてバラバラに吹っ飛ばしたり、地面に倒れて動けなくなっている女性ライダーをやはり何度か空吹きの上で、恐怖心をさらに煽ってから容赦なく轢き殺したりするなど、バダーなりにゲゲルを「楽しむ」様子もこの間に描かれており、この辺りの描写は他のプレイヤーに負けず劣らずトラウマもののえげつなさとなっている。


その過程でクウガとも干戈を交えており、09:07a.m.過ぎには港区内の倉庫街にて最初の激突に及び、以前にも見せた挑発的な走行やウィリー走行での正面衝突により、その歴然たる実力の差をまざまざ示してみせた。五代と同行していた一条の狙撃がバギブソンの排気管を直撃し、漏出した排気ガスを嫌ったバダーは決着を付けぬままその場から走り去るが、この戦闘でクウガの乗っていたトライチェイサー2000にも、電装系の故障という著しいダメージを与えるに至っている。

ともあれ、前述したハイペースぶりでゲゲルを進めていくバダーに対し、警察も市民に対しバイクの全面的な使用禁止を呼びかけると共に、神奈川県警に配備されたトライチェイサー2000Aを囮とする形で追い込みポイントへと誘導する作戦を決行。その過程で2000Aに搭乗していた白バイ隊員も犠牲となるも、00:28p.m.頃に何とか作戦通りバダーを横須賀市の津久井浜へと誘導することに成功し、この岩場だらけの海岸を舞台にバダーとクウガの再戦が繰り広げられることとなった。

ここでもバダーは卓越したライディングテクニックを駆使し、自分に追いすがろうとするクウガに対して(トライチェイサー2000の限界が近いこともあって)優位に立ってみせるが、それでもなお勝負はほぼ五分と五分、互いに決定打を打ち出せぬままに推移。その果てに両者がジャンプし空中で激突、互いに自身のマシンから投げ出されると、バダーは即座にそばに転がっていたトライチェイサー2000にまたがりクウガに止めを刺そうとするが、寸前で限界を迎えたトライチェイサー2000が機能を停止したため、前述の通り「お前を殺すのは、一番最後だ」との捨て台詞を残してその場を立ち去っていった。

が、このことが結果として自身の命取りになることを、この時のバダーは知る由もなかった。


トライチェイサーという最大の武器を欠いたクウガこと五代が、杉田ら合同捜査本部の面々と対策を練り直す間にも、バダーはさらにゲゲルを順調に進めており、先のクウガとの対決から1時間も経たぬ01:23p.m.の時点で被害者の数は97人にまで達し、目標人数達成にほぼ王手をかける格好となっていた。

その直後には、葉山町内で囮役となっていた白バイ隊員を轢殺して完全に成功目前という段階にまで達すると、五代達が代案として考え出した、ゴウラムを利用しての空中からの狙撃にも即座に反応し、これを巧みに回避して追撃を振り切ってみせた。


激走


最早取り得る手立ても限られつつある中、それでも合同捜査本部は平塚市内にて敷いていたバリケードに迫るバダーに対し、特殊ガス弾を用いることで最後の追い込みポイントと定めた厚木方面へと誘導せしめており、市内某所に入ったバダーはそこで新マシン・ビートチェイサー2000を得たクウガと、最後の直接対決に臨むに至った。

ここでも従前までと同様に、バギブソンの超スピードを活かして相手を圧倒しようとするバダーであったが、これを凌ぐスペックの持ち主であるビートチェイサー2000を駆るクウガには、最早それまでのような戦い方は通用せず、繰り出した攻撃もことごとく躱された末に完全に引き離されるという、屈辱的な状況に追い込まれることとなる。

それでもなお、先回りしてビートチェイサー2000から降りたクウガを轢き殺そうと突撃したバダーはしかし、カウンター同然に繰り出されたライジングマイティキックでバギブソンからも蹴り落とされ、皮肉にも自身が定めたルールにほぼ近い形で敢え無い最期を迎えたのであった。

バダーによるゲゲルへの対策を通して、クウガ(=五代)と警察が正式に共闘しより綿密な協力関係が構築される一方で、グロンギの側でもまた、それまで沈黙を守っていたダグバがいよいよ自ら行動を開始、物語も新たな局面を迎えることとなる・・・。


(※6 演者の小川は『仮面ライダー』を視聴しておらず、このポーズについても何を意味しているものなのか分からずに取ったという)

(※7 Webサイト『仮面ライダー図鑑』のバダー人間体の項目、および『仮面ライダー 平成 vol.1 仮面ライダークウガ』p20より。他方で、作中における台詞の対訳や、『仮面ライダークウガ超全集 下巻』p48、『平成仮面ライダー怪人伝』p31など資料によっては、4時間とするものもある)

(※8 これについては、バダーが特定の人間をターゲットに定めた際に相手がバイクに乗っており、かつそれを自分が原因で降りた状態にすれば引き摺り下ろした判定となるようである)


漫画版編集


「以前のゲゲルでは―― 馬を駆り リントを狩った・・・」


「だが! 今は! お前が俺の愛馬だ! バギブソン!」


同作では、メ・ガリマ・バ殺戮を嫌い草木や人間を愛する温厚な性格になった影響を受けたのか、原典での彼女が持っていた辻斬り属性も付与されており、バギブソンの車輪に仕込まれた刃のみならず、自らも大きな刃を振るって殺戮に及ぶなど、より禍々しい方向性での描写が目立つようになった。


作中ではズ・ゴオマ・グが、グロンギから離反したガリマに返り討ちにされた後に登場。ラ・バルバ・デに対し、「クウガとガリマを殺害した際には、それぞれ27人分としてカウントされる」という提案を示し、これを了承されたことでゲゲルを開始する。

そして警察がガリマを危険な未確認生命体と見なして捕獲しようとする場面に乱入し、雄介を守ろうとする彼女に“グロンギの誇りを捨てた裏切り者の処刑に来た”ことを告げるや、警官を殺戮しながらの戦闘を開始。ガリマは雄介を護るために変身し、彼女のことを信じていた雄介もクウガに変身して加勢するも力の差は覆せず撤退。

その後45人まで殺戮したところで一旦動きを止め、原典と同様に二人を最後の標的として倒すことでゲゲルを完遂しようと待ち構えていたところ、互いの境遇を語り合って改めて絆を結んだ二人からの再戦を受けることとなる。ここでも水の中もものともせずに二人を追い詰めるが、ガリマが身体を張って造り出した一瞬のスキをついて、クウガが爆風を利用したライダーキックを繰り出し、これを受けてバダーも敗北。共に戦場を駆け巡ってきたバギブソンに寄り添いながら爆散・消滅するという最期を遂げた。


「! バギブソン・・・そうか・・・お前も一緒に 逝くと言うのか・・・」

「よし 来い・・・」


同作におけるグロンギは、原典と比して全体的に人間味の増した描写が見られることも特徴の一つであるが、バダーもまたバイクの「バギブソン」に対して愛馬として並々なるぬ愛着を抱くなど、かなり人間臭いキャラに変わっていた。


備考編集

バッタをモチーフとした怪人である点は言うに及ばず、自らをライダーと称して高度なライディングテクニックを発揮し、さらには赤いマフラーや前述した変身ポーズなど、随所に仮面ライダー1号を髣髴とさせる要素を持つ。デザインを手掛けた阿部卓也が、ズ・バヅー・バのライダー要素が消化不良になってしまったため、兄であるバダーではしっかり表現するよう思いを込めたゆえの造形である。

プロデューサーの髙寺成紀はバダーというキャラクターについて、剣聖ビルゲニアのような途中で出てくる強敵を意識しており、また「ゲストが再登場する番組的には人気怪人も再登場」という発想もあったことを後に語っている。暗緑色の体色に赤いマフラーという組み合わせについては前述の通り1号のオマージュであると同時に、リミッター解除の印であるとも述べている(参考リンク)。


関連イラスト編集

ゴ・バダー・バぎど どろれぜ


関連タグ編集

仮面ライダークウガ

怪人 ライダー怪人

未確認生命体 グロンギ グロンギ語

ゴ集団 ゲリザギバスゲゲル バギブソン バッタ

ライダー バイク


関連・類似項目編集


未確認生命体第○号

ゴ・ジイノ・ダ(40号) → ゴ・バダー・バ(41号) → ゴ・ジャラジ・ダ(42号)


メ・ビラン・ギ(B群7号) → ゴ・バダー・バ(B群8号) → ラ・ドルド・グ(B群9号)


外部リンク編集

Web archive「仮面ライダークウガ」公式サイト kuuga dimension GURONGI


ゴ・バダー・バ 仮面ライダー図鑑


ゴ・バダー・バ人間体 仮面ライダー図鑑

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