概要
未確認生命体(グロンギ)のうち、メ集団に属するウサギ種の怪人。警察からは未確認生命体第29号として扱われている。
作中における2000年5月9日(EPISODE21の14日前)に行動を開始し、その日のうちにクウガとの交戦の末、ドラゴンフォームのスプラッシュドラゴンで倒されたと記録されている。
グロンギによく見られる「設定のみ」の存在であるため、その容貌や性格、具体的な能力、ゲゲルの内容については不明な点も多い。
漫画版
HEROES版にて新規にデザインを与えられる形で登場。
ウサギのような長い耳と体毛、鋭い爪を持つ出で立ちとなっている。能力は長い耳での殴打・斬撃と優れた脚力を生かした蹴り技。
劇中では月野というサラリーマンとして生活しており、メ集団である自分がゴ集団に勝てるはずがないと正体を隠しながら逃亡生活をしていた。
本心ではリントを狩りたいと思いつつも、部下達にはとても慕われており、部下の一人とは肉体関係を持つまでに至る。
一条薫の妹である香里奈が瀬馬卓馬と行動を共にしている場面を目撃し彼女に警告したりと気づかぬ内に人間への情が芽生えていたらしく、オフィス内でタコのような女グロンギが殺戮を始めた際には部下を逃し、自分の命を顧みずに撃破に追い込む。
戦いには勝ったものの重傷を負った状態で地面に墜落し、部下たちからは単なる未確認としか見なされず、死体蹴りをされる形で袋叩きにされる。
だがその表情は満足げなものであった。
後に生存していたことが判明したが、人相が判らなくなるレベルの傷跡が残っており、偶然部下たちと居酒屋で居合わせた際にも気づかれることはなかった。
その際に、彼らが心の底から自分を慕っていたことを知り、それ故の涙を流した後に皆の幸せを願いつつその場を去っていった…。
関連タグ
ライダー怪人 未確認生命体 グロンギ メ集団 仮面ライダークウガ ウサギ 裏設定
ラビットオルフェノク トータスイマジン ラビットイマジン パンダラビットイマジン ピンクラビットイマジン うさぎ座のゾディアーツ:いずれも仮面ライダーシリーズの他作品に登場する、ウサギモチーフのライダー怪人達。このうちうさぎ座のゾディアーツについては「設定上のみの存在」という点で、ウザーとの共通項を有する
未確認生命体第○号