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メ・ギイガ・ギ

めぎいがぎ

メ・ギイガ・ギとは、特撮テレビドラマ『仮面ライダークウガ』に登場する敵怪人の一体。未確認生命体第21号とも。
目次 [非表示]

ボソギダブバス、バゴザバ…(殺シタクナル、顔ダナ…


データ

身長202.0cm
体重199.0kg
主な犯行現場墨田川流域
死亡場所江東区有明
特色/力爆発性の体液、衝撃を吸収する柔らかい身体、水中活動能力
呼称未確認生命体第21号
白井雅士(人間態CVスーツアクター兼演)
登場話EPISODE 9「兄妹」、EPISODE 10「熾烈」

概要

未確認生命体グロンギ)のうち、メ集団に属するイカ種の怪人。警察からは未確認生命体第21号として扱われている。


怪人態の特性として、口から吐く高温の体液(イカ墨)が挙げられる。この体液は物体に触れただけで激しい爆発を引き起こす起爆性を有しており、これを受けた被害者はいずれも骨すら残らず消し炭になるほどであった。ゲゲルのみならずクウガとの戦闘でも大いに活用され、マイティフォームの右肩の装甲をも凹ませるだけの威力を見せつけた。

一方で、この体液は生成の際に温度が280℃にまで上昇し、当然身体にも熱がこもるため、一定の間隔で冷却しなければホメオスタシスが保てない事が、作中でも指摘されている。そのためある程度人間を殺しては近くの海や川に飛び込み、冷却を完了してはまた水際から上がって人間を襲う、という繰り返しが基本的な行動パターンとなっていた。


もう一つの特筆すべき点は全身を覆う軟体質の皮膚である。「ザブギンガヅシブシャ(白銀の殺戮者)」の二つ名の通り銀色に輝くこの皮膚は非常に柔らかく、パンチやキックなど単純な打撃程度ではダメージを吸収・無効化されてしまう。このように離れた相手には起爆性の体液で攻撃し、逆に間合いを詰められても自慢の皮膚で攻撃を寄せ付けないという、距離を問わず相手に対応出来るところがギイガの強みと言えよう。

とはいえ、隙がないように見えるギイガにも唯一と言える弱点が存在する。それは内臓と直結している腹部の蒸気弁で、前述した体液生成の際に温度が上昇すると、そこから蒸気が吹き出すようになっている。


人間態は白い服装の男性。三角の帽子をかぶり、顔には独特のメイクを施すなど、一見するとピエロのような出で立ちにも見える。また水中と水上を行ったり来たりしているため、歩く度に湿った足音を立てるのも特徴の一つである。

メ・ギイガ・ギ

ゲゲルのプレイヤーらしい自信家であると同時に、当座のアジトとしていた倉庫が警察に踏み込まれた際にはこれを遠巻きに傍観し、またドドゾ(ボード、殺害人数のカウントに用いられる)が紛失したと告げられても特に関心を示さずにいるなど、基本的には泰然とした態度が目立つ。


作中での動向

作中における2000年3月18日にゲゲルを開始。具体的な期間については明示されていないが、目標人数は162人と設定。隅田川流域を中心に、女子高生釣り人など上陸の際その場に居合わせた人間を次々と殺害し、さらに工場にいた作業員らを襲おうとしたところで、駆けつけたクウガと交戦状態に陥る。

体液を発射して機先を制し、これを回避せんと背後に回り込んだクウガの打撃も意に介する事なく、優位な状態で戦いを進めるが、後一歩というところで腹部から蒸気を吹き出すなど体温上昇が認められたため、戦闘を中断し再び水中へと去っていった。


その後、バルバへの中間報告を済ませ再びゲゲルを再開。有明の埠頭にて現着した警官隊も一蹴するが、そこに一条との特訓を経て新たな戦法を編み出した五代が駆け付け、両者は再び相まみえる事となる。

ここでもまた機先を制すべく体液を見舞うギイガであったが、直接変身したタイタンフォームの装甲にはまるで通用せず、その後の体液の乱射もお構いなしにじりじりと間合いを詰めてくるクウガに狼狽したところを、カラミティタイタンで弱点の腹をぶち抜かれそのまま爆発四散した。


漫画版

人間態は当初一般人とさほど変わらない地味な風貌であったが、大道芸人から衣装を奪う形でTVシリーズと同様の出で立ちになっている。バルバからも「地味だが強い」と評されている。

怪人態では起爆性の体液や、その生成に伴う体温の上昇といった特徴はTVシリーズに準じているが、外見上の特徴として嘴が追加され、さらに前述した柔らかい軟体質の皮膚に粘液をまとわせ防御力を増すなど、TVシリーズ以上にイカというモチーフを強調した描写が散見される。


同作では大道芸や硬貨に興味を示しており、ゲゲルにおいては自分の披露した大道芸に金を払わない人間をターゲットと定めている。その反面、金を払ったリントに対してはほとんど危害を加えていない。

ゲリザギバスゲゲルが迫る中、ギャリドからの度重なる妨害により過熱状態に陥るが、ここで死ぬ寸前に全てのエネルギーを解放する暴走状態に突入。全身にヒビが入り、そこから放つ高熱は赤のクウガをも寄せつけなかったが、紫のクウガによって頭から一刀両断にされ、爆発した。


ゲーム版

OPに登場。前述の通り打撃への耐性を有しているギイガであるが、ここではマイティキックで倒されている。


備考

イカの脚の要素は身体でなくアーマーに落とし込まれており、墨で攻撃するとは知らされていなかったため、イカの触手を用いずどのように攻撃するのか不安であったと、デザインを手掛けた青木哲也は後に仮面ライダーシリーズの公式デザイン図録『完全超悪』にて語っている。


関連イラスト

メ・ギイガ・ギME・GIIGA・GI


関連タグ

特撮 仮面ライダークウガ

怪人 ライダー怪人

未確認生命体 21号 グロンギ グロンギ語 メ集団

イカ 隅田川 永代橋

 

バーナクルオルフェノク…演者を同じくする水棲系のライダー怪人


未確認生命体第○号

メ・ゴリギ・バ(20号) → メ・ギイガ・ギ(21号) → ズ・ザイン・ダ(22号)


外部リンク

Web archive「仮面ライダークウガ」公式サイト kuuga dimension GURONGI


メ・ギイガ・ギ 仮面ライダー図鑑


メ・ギイガ・ギ人間体 仮面ライダー図鑑

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