「愚か者め。刀の錆になるがいい!」
データ
(※身長体重および特色/力は初代と二代目で共通)
初代刀眼魔
『仮面ライダーゴースト』第1話「開眼!俺!」に登場する、仮面ライダーゴーストが初めて対峙した眼魔の1体。
西園寺主税が呼び出した眼魔眼魂が変化した、2体の眼魔アサルトの内の1体が刀と融合して誕生した眼魔怪人。右腕に切断力に優れた巨大な刀を装着しており、鋭い斬撃であらゆるものを真っ二つに切り裂くことができる。
相方の槍眼魔と共に市街地で暴れ回り、天空寺タケルの元へと届けられた『眼魂』を狙い大天空寺を襲撃する。
そして、亡き父から贈られて来た『眼魂』を護ろうとするタケルに、致命傷を与えて殺害し、彼をゴーストとして生まれ変わる切っ掛けを作った張本人でもある。
仮面ライダーゴーストとして戦う決意を決めたタケルに、槍眼魔と共に戦いを仕掛けるが、槍眼魔が敗れたために、ゴーストを人の多い所へと誘き寄せて戦いを有利に進めようとする。しかし、逆に人気のない海岸へと撥ね飛ばされてしまう。
その後、多数の眼魔コマンドを召喚し、攻撃を仕掛けるが、タケルの思いに応えた宮本武蔵が使っていた刀の鍔から生まれた新たな眼魂『ムサシゴーストアイコン』を手に入れ、タケルがムサシ魂へとゴーストチェンジしたために形勢は逆転。
眼魔コマンドを全て失い一対一の勝負になるも圧倒され、最後の手段として一点集中の特攻を仕掛けるが、最期は『オメガスラッシュ』を受け爆散した。
二代目刀眼魔
13話に登場。
アランが生み出した別個体。
性格は前の個体とは変わらないが、マント部分を燕の翼のように変えて飛翔する能力を有しており、前回では見せなかった秘技『燕返し』という必殺技を使ってくるなど、前の個体よりも格段にパワーアップしている。
同じく生み出されたプラネット眼魔と共に出現。プラネット眼魔を攻撃しようとしたゴーストを妨害。しかし、電気眼魔との戦いの経験で刀は避雷針の役割を果たす事を知っていたゴーストがエジソン魂にチェンジした事で追い詰められるもプラネット眼魔のバリアで攻撃から逃れ、一時退散。
再戦では、上記の能力の圧倒的なスピードでゴーストを追い詰めるも、御成が持ってきたゴエモンゴーストアイコンを使って変身したゴーストゴエモン魂の素早さで、徐々に攻撃にもつれていく。
最期は、ゴエモン魂の『メガオメガシャイン』で一刀両断され撃破された。
『仮面ライダージオウ』
EP48に登場。
ライダーの世界が融合し、ジオウの世界が崩壊を始めた影響でゴーストライドウォッチが壊れ、ゴーストの歴史が開放された事で同じ条件で復活した様々な敵勢力の怪人と共に出現した。
偉人モチーフ
偉人モチーフは宮本武蔵のライバルである剣豪・佐々木小次郎。
肩や頭部にツバメを模したパーツがあるなど佐々木小次郎をイメージした外見となっている。最終決戦が開眼、もとい海岸なのもそのため。
余談
初代の声を演じた藤原氏、二代目の声を担当した古川氏はどちらも本作が特撮初出演である。
その後、古川氏は『ニンニンジャーvsトッキュウジャー』において劇場版の敵である闇アカニンジャーの声を演じる事となる。
また、古川氏は同じく日本刀が題材となったブラウザゲーム『刀剣乱舞』にて刀剣男士の一人、大倶利伽羅の声も担当している。
刀剣乱舞にはゴーストに登場する偉人達がかつて所有していた刀がモチーフのキャラが多く、その内織田信長に関するキャラが四人と一番多い。
シティウォーズでは平成2期のライダーのボスの枠としては異様でライバル枠の敵やラスボスが出ている中、ジャベルやガンマイザーを差し置いて彼が参戦している(しかも強い)
関連項目
槍眼魔:相方。
レイドラグーン:平成ライダーにおける主人公を殺害したライダー怪人繋がり。こちらは最終回前に殺害している。
アイアン・ロイミュード←刀眼魔/槍眼魔→ソルティバグスター