「私に跪き、許しを請いなさい‼」
「私の許可無く、コミュニティに入る事は許しません‼」
データ
身長 | 215.0cm |
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体重 | 98.0kg |
特色/力 | 分裂し小型インセクト眼魔の大群となって攻撃する、小型インセクト眼魔を使って人間を操る |
CV | 生天目仁美 |
※このデータは等身大怪人時の物
初代インセクト眼魔
『仮面ライダーゴースト』第7話より登場する眼魔怪人。虫眼鏡に眼魔アサルトが憑依して誕生した。インセクトの名が示す通り、器物と偉人以外に昆虫の蜂がメインモチーフとして取り入れられている珍しい怪人。虫眼鏡については右目の方に装着されモノクルのようになっている。
なおこの怪人、『仮面ライダーゴースト』始まって以来の、初の女性怪人兼2話構成を務める怪人である(平成ライダーシリーズでは恒例の2話構成だが、ゴーストはこれまで1話完結形式を取っていた)。
女王の如き高飛車な性格の持ち主で、格闘術に優れ、飛行能力を生かした奇襲攻撃を得意とする。その他にも無数の小型インセクト眼魔に分裂して敵を攻撃したり敵の攻撃を躱したりする事が可能。
また、自身の分身体である小型インセクト眼魔を人間に憑りつかせて自在に操る事が出来る能力も持っている。
更に、自分の核(小さくなったインセクト眼魔自身)を倒されない限り何度でも再生復活することが出来る模様。
とある団地の住人たちを操り自身のコミュニティーとして支配し、謎のモノリスを建造しようとしていた。
団地の住人・木村の親友である田中恒男の依頼を受けてやってきたゴーストと交戦し、二度目の戦いでビリー・ザ・キッド魂を得た彼に撃破されたかに見えたが、後述の巨大インセクト眼魔となって蘇った。
第8話では巨大インセクト眼魔の状態で一度は倒されるも、核が無事だった為再び怪人態で復活。
再度モノリス建造に取りかかるが、再びゴーストと対峙。しかし、核の存在に気付かれ、クモランタンのアブゾーブワイヤーで捕縛されたところをビリー・ザ・キッド魂の射撃で核ごと撃ち抜かれ今度こそ撃破された。
巨大インセクト眼魔
身長 | 4.7m |
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体重 | 505.0kg |
特色/力 | 車体前面の頑強なブレードを利用した体当たり、車体上部の巨大なハチを分離させ空中から攻撃を行う |
第7話「早撃!伝説のガンマン!」の終盤および第8話「発動!もう一つのモノリス!」に登場。
ビリー・ザ・キッド魂の必殺技を受けてなお生き延びたインセクト眼魔が近くの工事現場のテント(とその中にあったと思われる重機)を取り込んで強化復活を果たした姿。
その外見は、運転席部分が巨大な蜂になっている巨大なブルドーザー。ちなみに蜂のおでこ部分に眼魔の意匠が見て取れる。
またブルドーザー部分が破壊されても運転席部分の蜂が分離して活動することが出来る。
二代目インセクト眼魔
第29話「再臨!脱出王の試練!」に登場。
複数の眼魔コマンドを率いて、ディープコネクト社に乗り込んできたアカリと白井ユキを襲おうとするが、そこへ駆けつけたスペクターやネクロムと対峙。無数の小型インセクト眼魔に分裂する能力で苦戦させ、一度は彼等を撤退に追い込む。
その後、二代目プラネット眼魔や眼魔スペリオル逹と共にイゴールに付き従う形で、再び乗り込んできたゴースト逹を迎撃。エネルギー切れでネクロムの変身が解けたアランにも分裂能力を使って襲い掛かったが、助太刀に入ったディープスペクターに分裂能力を破られ、最期は分裂する間もなく「ギガオメガドライブ(オメガドライブ ディープスペクター)」で撃破された。
偉人モチーフ
モチーフはその大きな帽子などから、昆虫を研究し『ファーブル昆虫記』を著書した生物学者であるジャン・アンリ・ファーブル。
島本氏によると「ファーブルなら蜂を使って蜂女にしたい」という思いから女性怪人となった。
また巨大インセクト眼魔がブルドーザーモチーフなのは、東映がブルドーザーのCG素材を持っていたため。
ビリー・ザ・キッドとは、帽子をかぶっている共通点を持つ。
置時計がモチーフのバットクロックによって倒されたインセクト眼魔だが、モチーフのファーブルは教員を辞める時に生徒たちから置時計をプレゼントされたというエピソードがあり、現在も彼の生家に置かれている。
余談
声を演じている生天目氏は悪役に定評があることで知られているが、ニチアサ枠では『ドキドキ!プリキュア』の相田マナ/キュアハートの声を演じていた。
関連項目
仮面ライダーサーベラ:同じく元ネタがファーブル昆虫記。
ヴァルキリー(ファントム)/アラクネ(ファントム):原典の性別が逆なライダー怪人繋がり、ただしこの二体は原典が女性に対しこちらは男性のためインセクト眼魔の性別とは正反対。