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ツクヨミ(仮面ライダージオウ)

かめんらいだーじおうのつくよみ

特撮番組『仮面ライダージオウ』に登場するキャラクター。
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「私は”ツクヨミ”。わたしの時代は破滅を迎えているの……」

演:大幡しえり

概要

オーマジオウによって支配された2068年の未来からやってきた謎の少女。18歳。
常磐ソウゴの命を狙う明光院ゲイツを追って2018年の世界にやって来ると、ゲイツに襲われているソウゴを助けて接触。ソウゴの人柄を見極めた上で「あなたは未来でサイテーサイアクの魔王になる」と話し、魔王の力を手に入れないように働きかけた。

ソウゴの「最高最善の魔王になる」という宣言を聞いても信じられずにいたが、ソウゴがアナザービルドの攻撃から自分とゲイツを守ったのを見て、ソウゴがオーマジオウに本当になるのか疑問を抱き、EP02終盤にてゲイツと共にクジゴジ堂に居候してソウゴを監視することになる。
楕円形のタブレットのようなものを使って過去と未来の事件に関する情報収集等でソウゴ達を裏でサポートしたり、タイムマジーンを操縦したり、仮面ライダーファイズファイズフォンを模したライドガジェット「ファイズフォンⅩ」を用いて戦う。

聡明さと気丈さを兼ね備えた性格で、肝が据わっており良くも悪くも決断力が強い。
清楚で儚げな雰囲気に反し、ソウゴの人柄を見極めるため江戸時代にて偶々起きていた喧嘩に強引に巻き込ませたり、(過度の時間干渉を防ぐため、かつ気絶させただけとはいえ)ソウゴ、戦兎龍我の3人を続けざまに問答無用で撃つ等行動はかなり大胆で過激。
EP01の2068年の場面では、オーマジオウに対抗するレジスタンスとしてゲイツと同じような戦闘用装束を纏っており、EP15ではカッシーンに襲われたゲイツを救うために、生身でスライディング脛蹴りを決めているので、おそらく訓練を受けていて格闘能力もそれなりのものがある模様。こうした事もあって、作中では武闘派ヒロインとして扱われている(ちなみに公式でもほぼこのままの扱いである)。

EP03ではゲイツと共にソウゴの通う光ヶ森高校の生徒を装い、現代での活動を開始。
衣装は女子生徒の制服に変えるもののマントらしきものは羽織っており、他の衣装でも同様。

EP31にて、レジスタンスに属する以前の記憶がないことが判明。「ツクヨミ」はコードネームのようなものであり本名ではない(これにより織田信長や過去のライダーの存在を知らないことに納得がいく)。上述したような戦うヒロイン要素も、ツクヨミとしての人生の殆どをレジスタンス活動に費やしてきたと考えれば妥当とも言える。

戦闘の最中敵の時間を止める能力が発現したが、真相は不明であった。ただEP32の時点である程度使いこなしている様子(いままで白ウォズの未来ノートやジオウライドウォッチⅡの時間の巻き戻し以外での対処が難しかったタイムジャッカーの時間停止に新たな対処法が生まれた、という意見もある)

EP35にて、辛い物好きであることがゲイツの口から語られた。

作中での動向

本編前半では、事あるごとにソウゴと衝突しているゲイツと違い、彼女は割とソウゴに協力的であった。
ソウゴとゲイツが別行動をした時も同じレジスタンスで未来人でもあるゲイツではなく、ソウゴの方に協力している上(ゲイツが別行動をしている間のソウゴの監視をしているだけとも取れる)、ソウゴを倒す事に躊躇っていたりと彼女はそれなりにソウゴを信用していたと思われる。

ただしそれはオーマジオウになったら自分が倒すと決意したゲイツとは違い、オーマジオウとソウゴを結びつけられなかったためであることが大きかった。

ジオウⅡの圧倒的な力を目の当たりにしたEP22では、これまでの考えを一転させソウゴを危険視し始め、ソウゴの下を離れて白ウォズにつき、共に行動するようになる。同回の前半でソウゴに「あなたがオーマジオウになる訳がない」と言っていたこともあり、一部視聴者からは熱い手のひら返し扱いされた。
とはいえこの時のソウゴは、ゲイツが死ぬとわかっていながら急いで駆けつけて止めようともせず致命傷を負った後にゆっくりと現れ、「やっぱりこうなるよね」と笑いながら言い放ったジオウⅡの能力で事もなげに時間を巻き戻して無かったことにするという見ようによっては空恐ろしい言動・行動をしていたために、ツクヨミがオーマジオウとの繋がりを見出して脅威を感じだすのは仕方ないとも言える。それだけジオウⅡが今までの考えを改めざるを得ないほど凄まじい能力を持っていた、およびソウゴの言動が魔王を思わせるそれだったということなのだろう。

むしろ、元々オーマジオウになる前にソウゴを(未来のため仕方なしとはいえ)倒しにきたにも関わらず、(ソウゴの発言を聞いていないとはいえ)あれほどの力を見せつけられても共闘しているゲイツの方が甘すぎるという声もある。

その後ソウゴの夢が予知夢ではなく夢で見たことを未来として創造しているという事実に気付き、ソウゴの底知れなさに恐怖を抱きだす。
自分も時間逆行でアナザーキカイに殺される未来を改変されて以降もソウゴへ特に礼を言うこともなかったため、視聴者からは前述の手の平返しに加え恩知らずとも呼ばれてしまった。そして後述のEP26放送後は、その時点で真実が不明だったこともあって、「バスジャッカー」「バスジャック犯」と呼んだ視聴者も。
但し完全に割り切ってソウゴへの情を失ったわけではなく、常磐順一郎にソウゴの昔の話および自分とゲイツを友達だと思っているということを聞かされた時には複雑な表情を浮かべていた。

EP26ではソウゴと加古川飛流の因縁を調べるため10年前(2009年)にタイムスリップしていたはずだったが、飛流の記憶の中ではバスに乱入してソウゴの名を叫び、ファイズフォンXを発砲、それが原因でバスが爆発炎上したことになっている。
飛流はそれが原因でソウゴを恨んでアナザージオウとなり、また事故の一部を目撃したゲイツは自分の不甲斐なさがツクヨミを暴走させ、ひいては心中させたと認識し、ソウゴへの情を殺し救世主として覚醒することとなった。

しかしその真実はバスに乗っていた2000年生まれの子供たちの中から時間の王となる者を選別するために乗り込んだスウォルツを止め、かつまだ幼いソウゴを助けようとした為に起こした行動であった(例によってバスジャック犯と見ていた視聴者も一斉に見事評価を改めた)。スウォルツはその直後彼女を吹き飛ばし爆発前にソウゴや飛流達を連れていき、ツクヨミはバスの乗務員として乗り合わせていた門矢士と共にオーロラカーテンでバスから脱出。その先で大量のダイマジーンが街を蹂躙する光景を目の当たりにする。

EP28にて、士から「この世界(ジオウの世界)を破壊すべきか否かを見極めようとしている」と彼が訪れた目的を聞かされ、「常磐ソウゴが魔王になる未来しか見えないのなら結論は既に出ている」(=ソウゴが魔王のような力を見せたとしても、必ずしも魔王になるとは限らない)と諭される。
そして彼のオーロラカーテンで2019年に帰還。ソウゴとゲイツは互いを友と認め合い、共闘を終え、かつソウゴが「クジゴジ堂に帰ってきてほしい」と本心を打ち明けたところであったため、彼女が生きているとわかった2人には笑顔で迎え入れられた(この時、事情を知らないツクヨミは困惑していた)。

その後は再びクジゴジ堂に下宿する事となり、ゲイツと共に「ソウゴは魔王にならないしさせない」と友達としての決意を固めたのであった(士の指摘のほかに、ソウゴの魔王化に関して裏に関わる存在がいたことが明確になったため、感情面を抜きにしてもソウゴだけを倒しても根本的な解決にはならないこともある)。

EP32では上述した記憶喪失と能力の発言に戸惑いを覚え(上述したようにソウゴに時間の介入することを攻めていたのにも関わらず、自分にも同じように時間に介入する能力があったためでもある)、一時ソウゴたちから距離を置いてしまうものの、同じく記憶喪失かつ突然手に入れた力に戸惑ったことのある津上翔一と彼を受け入れている風谷真魚の話を聞いて、ソウゴ達と改めて歩んでいくことを決意する。

EP37で過去の記憶がフラッシュバックし、真相を探ろうとする門矢士と共に2058年に跳躍、ツクヨミの実家に飛んだ。
続くEP38では、この世界において「ツクヨミの家のコック」になっていた士と共に訪問したが、幼少期のツクヨミに二人を「時間を越えてきた介入者」だと見抜かれ、時間停止で動きを止められる。そこに幼いツクヨミのもとに黒い帽子とコートを纏った、ツクヨミの兄らしき少年が現れ、幼いツクヨミと共にその場を去る。
さらに、ウールからフォーゼギンガのウォッチを奪った現在のスウォルツが現れ、ソウゴ達の危機を伝えるとウォッチを渡して去って行った。

2019年に戻って士と別れた後は、ソウゴ達と合流して二つのウォッチを返却。ワームの大群を乗せた巨大隕石が地球に落下するのを防ぐ為、自らの時間停止で巨大隕石の落下を止め、ジオウトリニティが隕石を破壊する為の時間稼ぎに貢献した。

隠された、出生の秘密

時間停止能力を獲得してから、スウォルツの口からとある関係が示唆されており、EP43にてスウォルツとは兄妹であることが明言された。

実は、彼とツクヨミは違う時間軸に存在する世界にある王家の一族の血筋であり、スウォルツは一族の中でも特に力の強い自身こそが王たるものにふさわしいと豪語していた………が、実際に王に選ばれたのはなんと自身ではなく妹のツクヨミ。その事実に到底納得できなかったスウォルツはなんと王位を得るためだけに、実の妹であるツクヨミの記憶を奪い別の時間軸の世界へと追放するという暴挙に出たのである。

ちなみにツクヨミが実の妹だと気付かなかったのは、本人は妹を追放した後、彼女が既に死亡したものと思っていたためらしい(EP38の描写、およびEP27にて妹と認識できていなかったことを考慮すると、時系列としては2058年以降の比較的早い時期の出来事と思われる)。
そして、「時を操る力」はその王家の一族にのみ与えられた能力であった事も判明した。成長した妹の顔を知らないスウォルツがツクヨミを肉親と認識できたのはこのためである。

そしてEP44では湊ミハル仮面ライダーアクアの口から、彼女の本名がアルピナである事が判明。
ミハルによると、彼女は時を司る一族の末裔であるらしく、ツクヨミとスウォルツが2019年にいると時間が乱れてしまうとの事だが……?

EP48にて、ゲイツと共に過去に跳んだきっかけが「世界の崩壊を防ぐ作戦として、過去に跳んできたジオウに助けられたから」だったことが判明。
この時、ソウゴにブランクウォッチを渡され、さらにオーマジオウがそこに力を宿らせていた。

そして2019年、アナザーディケイドを前に追い詰められる中、ソウゴの叫びでブランクウォッチを持っていることを思い出し、ウォズがどこからか持って来た四本目のジクウドライバーを渡されたことで、満を持して仮面ライダーツクヨミに変身を遂げた。

余談

名前の由来は日本神話の月の神『月読』から。
ちなみに、同じモチーフかつ同名のキャラクターが漫画『仮面ライダーSPIRITS』に登場しているがこちらは男性である。

本名である「アルピナ」の由来は、スイスの時計メーカー・Alpinaだと思われる。
またアルピナの意味は「高山」であり、日本神話関連に出てくる、
萬葉集の一文「高山も 高くもがも 月夜見の…」からの繋がりであろう。
(また若水信仰に、本名を教えた湊ミハル仮面ライダーアクアを意識した部分もある)

OPではタイムジャッカーの3人とツクヨミが映るシーンがあり、物語当初から何らかの関係があることが仄かされていた。これらとEP31の情報を基に、彼女の失われた記憶にタイムジャッカーが関与している、あるいは元タイムジャッカーという説もあった(ただし、後者の可能性では『タイムジャッカーが彼女の存在を知らないのはおかしい』という疑問がある)。

ツクヨミを演じているのは前述通り大幡しえり氏だが、激しい戦闘アクションシーン部分は第1話からJAEの女性アクター・佐野夏未氏が代わりに演じており、変身後の仮面ライダーツクヨミのスーツアクターも同じく佐野氏が担当している。
ライダーの変身者とスーツアクターがひとつのライダーを作り上げるように、大幡氏と佐野氏も共に「ツクヨミ」というキャラクターを作り上げてきたとも言え、大幡氏は仮面ライダーツクヨミのアクターを佐野氏が担当すると聞いて大喜びしたとのこと(参照)。

関連タグ

※ネタバレを含んでいるので注意

仮面ライダージオウ 明光院ゲイツ

コヨミ 名前の響きが似ている6作前のヒロイン。記憶喪失であることと「○○堂」という名の個人商店お人よしのおじさんが経営している)に居候していること、そして何よりラスボスの血縁であることが共通。
門矢小夜 関わりの多い門矢士 /仮面ライダーディケイドの妹で、スウォルツ/アナザーディケイドの妹であるツクヨミと対になる人物でもある。記憶を失ったのが兄の士だった向こうに対し、こちらは妹のツクヨミであったという点も含め、共通点、対になる点が多いと言える。

ポッピーピポパポ 作品中盤で主人公達を裏切ったヒロインつながり。再び主人公側に戻ったことでも共通。ただし、あちらは敵方に洗脳されていた点で異なる。
高司舞 5作前のヒロイン。過去を変えようとした結果、未来を逆に確定させてしまったという共通点がある。

月の満ちる時:挿入歌。

三影英介:ある意味彼女の先輩。


石動美空ツクヨミイズ



この先、ジオウ最終話の内容が記述されています。
ネタバレ注意!!








  • LAST『2019:アポカリプス』
仮面ライダーツクヨミに変身したツクヨミ。だが突然ソウゴ達の時間を止め、

「兄さん。仮面ライダーの力を手に入れました。この力、必ず兄さんのお役に立つはず」

何とツクヨミがスウォルツを「王」と認め、寝返ってしまったのである。

ジオウ達がその場を退散した後に、スウォルツに「『スウォルツの世界』が消滅するのは『仮面ライダーが存在しない』からであり、新たにツクヨミがライダーになれば『スウォルツの世界』から『ツクヨミの世界』へと変わり世界は安定し、その共鳴によって橋を架け、崩壊しつつある『ジオウの世界』から人々を避難させることが可能となる」ということ、そしてそれを実行するためには「それぞれの世界にライダーが存在しなければならない」という士の作戦を伝えてしまった。

「兄の貴方が王位を継ぐのは、自然の摂理です……」

そして、スウォルツに改めて忠誠を誓った。


時は進み、ウォズギンガファイナリーネオディケイド、そして二人の共闘に参入したネオディエンドが怪人軍団を倒していき、ウォズギンガファイナリーの必殺技が決まる直前で、またしても時を止め阻止した。

そして全てのウォッチを全て取り戻し、グランドジオウとアナザーディケイド率いるボス怪人軍団との最終決戦を経て、最後の最後でアナザーディケイドの攻撃をくらい変身解除にまで追い込まれたソウゴを庇い、ゲイツリバイブが倒され、ソウゴの腕の中でゲイツが生き耐えてしまう中、激情を力に変えたソウゴが遂に仮面ライダーオーマジオウに変身しボス怪人軍団を殲滅、それを見越してオーマジオウの力を手に入れようとしたアナザーディケイドがオーマジオウの力の一部を得てしまい、その力で自らの世界をその手に納めようとオーロラカーテンで逃走しようとした瞬間、


アナザーディケイドの背中へ仮面ライダーツクヨミに変身したツクヨミが光の一撃を刺し込んだのだ。
ツクヨミは自らがスウォルツの懐へ潜り込み、ソウゴ達を裏切ったと見せかけることで、スウォルツを自らの手で倒そうとしたのだった。

「貴方のような王はいらない!!」

しかし、真意を知り激怒したアナザーディケイドの必殺の一撃によって粉砕され吹き飛ばされて爆散。

最後にアナザーディケイドがソウゴに倒される瞬間、精神の中でスウォルツの前にツクヨミが現れ、「この世界は、もう私の世界よ……兄さん……」と告げる。そしてスウォルツが消滅していくと同時に、全てを終わらせ、真の大魔王となったソウゴに、「二つの世界を……貴方に託す」と告げ、安らかな笑みを浮かべながら、光へと還っていったのだった……。


そこにもう、ソウゴを最低最悪の魔王と恐れていた彼女は存在しなかった。
自らの運命を認め、受け入れて仲間と共に戦った彼女もまた、紛れもない仮面ライダーの一人であった………………。










全てが終わり、大魔王となったソウゴによって世界は救われ再編成された。
新たな2018年9月では、ツクヨミはソウゴやゲイツ、ウールやオーラと同じ光ヶ森高校の生徒として在席し、笑顔で平和な世界を生きていたのだった。

なお、この際ソウゴを背負い投げしたゲイツ(柔道部員として生活している)を背負い投げするという武闘派ぶりを見せつけている。世界が変わろうと戦うヒロインぶりは相変わらずな模様。

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