概要
世界中に出現して破壊行動を繰り返した、計7体存在する謎の巨大ロボット。全高38.7m、重量280.5t。
2068年の未来から来たゲイツ達によると、「オーマの日」と呼ばれる日に突如として世界中に出現、圧倒的な力で大破壊を行い、世界中を破壊し尽くすこと、彼らの未来を支配しているオーマジオウが使役して、「オーマの日」にダイマジーンを操って世界を破壊し尽くした、と伝えられている。
2018-2019年が舞台のジオウ本編にはしばらく登場していなかったが、2018年の年末に唐突に姿を現す。
これはタイムジャッカーによれば本来の歴史よりも早いとのこと。
ソウゴが一度王になることを諦めた時、地中深く沈んでいったが、活動を完全に停止したわけではないことが示唆されている……が、結局その後は最終回に至るまで(後述する回想シーンを除けば)TV本編では一度も登場することはなかった。
2009年4月24日、幼い頃のソウゴや飛流が乗っていたバスを、タイムジャッカーのスウォルツが王になる者を選別するために死の試練と称してジャック。ソウゴや飛流を含めた8人の子供達がスウォルツによって連れ去られる中、残ったバスはそのままトンネル内で爆発事故を起こしてしまったが、運転手に扮していた門矢士がオーロラカーテンを展開したため、飛流の過去について調べていたツクヨミは彼のおかげで無傷で脱出することに成功する。
だが通り抜けたオーロラカーテンの先で、士とツクヨミはダイマジーンが街を破壊する光景を目の当たりにする。
更にその光景の中、謎の力を発して自身に襲い掛かろうとしたダイマジーンを消滅させたソウゴは、彼がいつも夢の中で会っているという謎の男と全く同じ格好をしたスウォルツから「お前は王になる」と言葉をかけられ、彼から何かの力を与えられる事となった。
当初は、常磐ソウゴが少年時代から度々見る夢にも現れ、破壊活動をしている謎の存在と思われていたが、このソウゴの夢は現実に起こっていた出来事であり、ソウゴの夢の中に登場していたダイマジーンもどこかの時間軸で実際に暴れていたものということになる。
関連タグ
巨神兵(オーマ)・大魔神:名前の元ネタ。両者は、共に徳間書店時代に同期であり、『巨神兵東京に現わる』には平成ガメラからの影響が強い。というか、長谷川圭一によれば、平成以降の仮面ライダーとウルトラマンは皆何かしらの影響を平成ガメラから受けているらしいので、ある意味では正当なオマージュと言える(参照)。
※この先は劇場版『Over Quartzer』のネタバレにつき注意
その正体はカッシーンと同じくオーマジオウ配下ではなく歴史の管理者「クォーツァー」が所有する兵器であったことが判明。このことから伝えられていたオーマジオウが「オーマの日」を引き起こしたという情報はデタラメであり、世界を破壊した黒幕はクォーツァーである可能性が非常に高い。
上記に書かれていたソウゴの謎の力で消滅させたダイマジーンであるが、実際は別の人物が消した事によって、ソウゴがダイマジーンを消滅させた様に見せていただけであった。
またタイムゲートを開く機能も持っており、本来の役割はこの機能を使い「平成」という時代をリセットするためであるらしい。
物語中盤でクォーツァーのリーダーの指示によって地中に眠っていた全ての個体が再起動した。
終盤で誕生したオーマフォームの活躍により多くが破壊された。
『仮面ライダーガッチャードVS仮面ライダーレジェンド』にもハンドレッドの兵器として登場。
かつて今作の舞台となる平行世界でカッシーン軍団と共に破壊活動をしていたようである。
その後、『仮面ライダーガッチャード』本編第33話でもハンドレッドの口から存在が明かされ、オーロラカーテンシステムを通じて最終兵器として投入…
されるはずだった。
並行世界を渡り歩き、ハンドレッドと戦うゴージャスな戦士、仮面ライダーレジェンドこと鳳桜・カグヤ・クォーツが乱入。
「品性のカケラもないロボなど、カグヤ様の敵ではない」と一蹴され、視聴者の見ていないところでカグヤに殲滅させられていたことが発覚した。