概要
ライドウォッチの一種。初登場は第1話。
時計型のフォンライドウォッチと銃型のブラスターモード。そして電話型のフォンモードの3形態に切り替わる可変マルチデバイス。未来から来たツクヨミとゲイツ、ウォズは元々これを所持しており、常磐ソウゴはEP8にてウォズから譲り受けている。
『仮面ライダー555』に登場するファイズフォンと類似しているが、形状は折りたたみ型からカイザフォンのような回転型になっている。
各部にスマートブレインのロゴが見られるが、関係性は不明。
終盤までライダーに変身できなかったツクヨミにとってはほぼ唯一の武装ということもあり、彼女が戦う場合にはブラスターモードのファイズフォンⅩが活用されている(なお、EP48では他のレジスタンスが普通のアサルトライフルを主に使用している中、彼女はファイズフォンⅩを使用していたため、レジスタンス時代も愛用していた様子)。
これに加えてゲイツたちも使用していることもあり、タカウォッチロイドやコダマスイカアームズとは比べ物にならないほど出番が多く、唯一終盤まで活躍し続けた(劇場作品でもツクヨミが使用している)。
構造
メインカラーは銀と黒でモニターとテンキー付近が赤。
内蔵機能とそれに対応するコードナンバーなど、現在起動している機能を表示するメインモニター「モニタリングウィンドウ」を中心に、外装「ソルメタルケース」が囲っている。このケースは優れた剛性を誇る『ソルメタル779』という金属が採用されており、手にフィットして安定させる形状を取る事で非常に高いホールド性を実現。
「ソルメタルケース」内部にはタッチパネル式モニターと一体化した持ち手の「インプットグリップ」が内蔵されており、『ソルメタル779』できた回転軸「トランスブリッジ」によって引き出すことでモード変更が実行される。グリップは『Xシルヴェールラバー』という特殊なゴム製。
実は見た目だけでなく各部の名称や材質もファイズフォンに寄せており、例えばファイズフォンの外装は「メタルケース」は『ソルメタル228』製。
縁を覆っている黒い「セカンドケース」は『シルヴェールラバー』製。回転軸とモニターは「トランスブリッジ」「モニタリングウインドウ」と同名である。
運用
フォンライドウォッチ
「インプットグリップ」を格納している時計状態。
携帯に適しており、ジクウドライバーやライドウォッチホルダーに装填することが可能(劇中未使用)。上端に備え付けられた変形スイッチ「マズルプッシュ」を押すとロックが解除され、下記のモードに変形する。
ブラスターモード
「マズルプッシュ」を押して「インプットグリップ」を100度ほど展開した光線銃状態。「マズルプッシュ」がその名の通り銃口になり、引き金「ガジェットリガー」を引くことでエネルギー弾丸『フォトンバレット』を発射する。
出力の調整次第でアナザーライダーを怯ませる威力から、スタンガンよろしく生身の人間を無傷で気絶させる程度に抑えることも可能。
この状態でテンキーの「ENTER」を押すと射撃のモードをセレクトする事ができる。
射撃モード | 特性 | 起動音 |
---|---|---|
シングルモード | 単発銃モード。精密射撃に向く。 | Single Maude |
バーストモード | 連発銃モード。破壊力が高い。 | Burst Mode |
チャージモード | 高出力モード。高威力の破壊光を照射する。 | Exceed Charge |
ツクヨミが使用した際の描写から弾切れかエネルギー切れの概念も一応ある様子。またファイズポインターの機能が内蔵されているのか、射撃した相手にはΦのマークが表示される。
なおチャージモードの射撃時には「マズルプッシュ」の焼け付きを防ぐため、射出が終了するまで押しつ続ける必要がある。
フォンモード
「インプットグリップ」を180度展開した電話状態。
時を超えた通話が可能で、過去でアナザーライダーを撃破した際に現代への影響を尋ねることもできる。「ガジェットリガー」にはロックかかるため押しても効果はない。
ゲイツ ファイズアーマーが「555」のコードを入力した場合は肩部の「フォンギアショルダー」の働きにより拡張デバイス・ギア555を実体化させる。
立体物
「DXファイズフォンX(テン)」が2018年10月6日発売。
劇中同様のギミックが再現されている他ライドウォッチホルダー・ジクウドライバーのスロットに装備可能。
なお、テンキー部分は「5」しか押せないなど、オリジナルに比べ簡略化されている。
モニターにはファイズアーマーで使用するポインター・ショットの召喚コード「555+ENTER」、下3段にブラスターモードで選択する3つの射撃モードの切り替えコード「ENTER」が記されたヘルプダイアログウィンドウ風のシールで再現されている。
余談
「スマートブレイン社は2068年まで健在なのか」「そこまで健在で、なおガラケーなのか」という声もある。
テレビ朝日の公式サイトの設定を見ると、テンキー部分はタッチパネル式のモニターになっているらしく、現代で販売されているフォルダブルスマートフォンに近いものと思われる。
ブラスターモードは劇中では専らシングルモードのみが用いられ、バーストモードやチャージモードが使用されたことはほとんどないのだが、これは初使用時しかシングルモードが使われなかった原点のフォンブラスターとは対照的である(ただし、劇中で使用されているシーンでは大抵連射しているため、一部ではバーストモードが使われていた可能性もある)。
作中で未来から来たツクヨミや非装着時のゲイツが使っている事や彼らの居た未来に平成ライダーの力を全て継承したオーマジオウが存在する事も踏まえると、2068年の時点でライドガジェットが(おそらくはレプリカという形で)ある程度は量産されていると思われる。
関連タグ
- ファイズフォン:元ネタ
- ガンデフォン50:『仮面ライダーリバイス』に登場するスマートフォン型アイテム。銃として使用可能、かつライダー以外の戦闘員も使用する量産型デバイスという共通点を持つ。
- オーブリングNEO:過去作のアイテムを模したアイテム繋がり。主役が使う変身アイテムに装着する点も似ている。
主役ライダーフォン
2号ライダーフォン
コブラケータイ←ファイズフォンⅩ→A.I.M.S.専用ライズフォン