スペクター「俺の邪魔をする奴は許さない」
概要
「ゴーストガジェット」と呼ばれるアイテム群の一種で、単独ではスネーク型のアニマルモードと、折り畳み式携帯電話型のガジェットモードの2形態に変形する。
更にガンガンハンドとの合体させる事で大鎌型の武器「ガンガンハンド 鎌モード」として使用することもできる。
武器としては主に仮面ライダースペクター ツタンカーメン魂が使用する。
初登場は第3話。第32話ではガンガンハンド共々2つ同時に登場している。
機能と構造
黒がメインで腹や尻尾の末端がシルバー、マルチガイドボタンがイエロー。
ボタン周辺やフードの内側などがシアンで、電子基板のような造詣がある。
概ねメイン使用者のスペクターを踏襲したカラー。
形態
- アニマルモード
自律ユニットによって行動するスネーク形態。
ディスプレイ部が前後に展開し、正面が左、背面が右のフード。ボタン側が尻尾を構成している。
機械に咬みつき、ウィルスデータを流し込む「ヴェナマスファング」。監視対象と定めた相手の生体反応を探知・追跡し、その映像や音声を記録する「オブザーブアイ」。
電磁ステルス機能を内蔵し、気付かれる事無く諜報活動を行える「スニーキングネック」など、攪乱・情報収集に適した能力を持つ。
ファングには敵の肉体を内部から分解するという滅茶苦茶物騒な神経毒も有している。
- ガジェットモード
携帯電話(ガラケー)形態。閉じたフードが上、畳んだ尻尾が下側。
「マスターモバイラー」と呼ばれる複合通信装置により通話やメールなどの基本機能は勿論、逆探知や通信傍受、ジャミング、ハッキングなど通信に纏わる様々な機能を有する。
グラフィックパネル「サーペントディスプレイ」には記録映像を自動補正する機能を備えており、断片的な画像からでも全体像を復元することができる。映像の拡大、空中投影も可能。
六角形のボタンは「スケイルダイヤル」と言う。
ガンガンハンド 鎌モード
「ガンガンハンド」の先端部に合体した大鎌形態。
ロッドモードのガンガンハンドに、尾だけ展開した状態のケータイをコネクト。銃モードにすると掴む様な形になり完成する。
金属体「クァンタムソリッド」で形成された尻尾「サイスエッジテイル」がその名の通り刃になっている。表面は触れた物質を分解する特殊な粒子で覆われており、地球上にあるほぼ全ての物体を切断することが可能。
そのまま切断するのは勿論、エネルギーを刃に集中させれば周囲の空間を切り開き、時空の狭間に敵を封印すると言うとんでもない力を秘めているとされる。
必殺技
「ダイカイガン!」「オメガ ファング!」
- オメガファング
ゴーストドライバーと鎌モードのガンガンハンドでアイコンタクトを行う事で発動。
鎌を振るって敵の背後にピラミッド型のエネルギーを投射、開いた穴で対象を内部に引きずり込み、全方向からエネルギー波を浴びせて抹殺する。
基本形態で発動した際はエネルギーを集積した刃で直接斬りつけ、グンダリを仕留めて見せた。
「シン ダイカイガン!」「スロウスグレイブ!」
- スロウスグレイブ
鎌を振るって相手の背後にピラミッド型のエネルギーを投射、開いた穴で内部に引きずり込んだが、怠惰が故か完全に決まる前に脱出されてしまった。
恐らく大鎌⇒長柄武器の「グレイブ/Gl aive」とピラミッド=墓を意味する「グレイブ/Gr ave」のダブルミーニング。
製品化
2015年11月7日に「ゴーストガジェットシリーズ 02コブラケータイ」が発売。
音声・発光ギミックおよび付属品はなし。
ガンガンセイバーに合体する事も可能で、「オメガクラッシュ」という専用必殺技音も収録されている。ナギナタモードでやると中々それっぽい。
余談
- 正規の手段でガンガンハンドと合体できるゴーストガジェットはコブラケータイのみ。
- ガンガンセイバーと連動時の音声、「オメガクラッシュ」はガンガンキャッチャーに転用されている。音声自体は全くの別物だが。
- 大鎌型のライダーウェポンは初。短柄の鎌を含めてもワイルドスラッシャー以来になる。
関連タグ
- 電気ウナギカンドロイド:ヘビ嫌いな主人公からヘビと誤解された青いサポートメカ。
- コブラバイラルコア:前作の怪人用コブラモチーフアイテム。
- ラブコフ(仮面ライダーリバイス):黄色い目・青いボディ・関係者が兄妹の末っ子でライダーに変身する・特定条件下で武器になるなど共通点の多い蛇型悪魔。ただしサイズは人間並み。