概要
「ゴーストガジェット」と呼ばれるアイテム群の一種で、その名の通りコンドル型のアニマルモードと、卓上黒電話型のガジェットモードの2つの形態を取る。
更にガンガンセイバーとの合体させる事でクロスボウ型の武器「ガンガンセイバー アローモード」として使用することもできる。通信機能は誰でも使用可能。
武器としては主に仮面ライダーゴースト ロビン魂が使用する。
つづりは「CONDOR DENWOR」。
第2話でガジェットモードの姿で初登場。冒頭から登場していたが扱われたのは第2話の終わり際。
機能と構造
黒がメインで翼の一部がオレンジ。頭とダイアルが緑。爪と嘴が銀。
イグアナゴーストライカーやメガウルオウダーと同様の配色であり、ゴーストガジェットの中でも特にそれらしいカラーをしている。
形態
- アニマルモード
自律ユニットによって行動するコンドル形態。
翼の「ボウグリップウィング」は周囲の気流やエネルギーの流れをとらえ、偏向・増幅して飛行することができる。
脚部の「ヴァルチャーレッグ」は40kg程度の物体を掴んで運ぶこともでき、クァンタムソリッド製の鋭い爪・ヴァルチャークローを使って引っかき攻撃もできる。
頭部の「レシーバーヘッド」に備わった索敵・探知機能によりロビン魂にゴーストチェンジしたのを察知して自ら飛来し、自動的に変形・合体。ガンガンセイバーが落ちていれば拾って届けたりと中々有能。
- ガジェットモード
黒電話形態。どちらかと言うとこちらが通常状態らしい。
頭側が接地面になるため、首を外して胴体を180度上下反転。翼は畳んで後方に収納し上=脚に受話器としての機能するコンドルの首を置く。因みに嘴がマイクロフォン、首根っこがスピーカー。
回転ダイヤル装置「アンノウンダイヤル」は使用者の意識を読み取り適切と思われる相手に通信を繋ぐ機能を持ち、その対象が通信機器を有していれば異なる時空に存在していても通話する事が可能。逆探知や通信傍受といった諜報向きな機能もある。
電話番号を入力する必要が無いためダイアル部分に数字はなく、自動で定位置に戻る事も無い。
ガンガンセイバー アローモード
グリップを折り曲げた「ガンガンセイバー ブレードモード」の先端部に合体したボウガン形態。
首と胴体を分離し、脚側のジョイントに一直線になるよう接続。
右のウイングが末弭、左のウイングが本弭になりその間に"光の弦"を形成。これを左手で引く事で首の「コンバージェンスネック」が生成する貫通力に優れた光の矢を放つ。
先端の頭部に内蔵された自動照準補正装置が射撃角度の微調整を行い、ピンポイントの精密射撃を可能とする。
この状態のウイングには気流をエネルギーに変換して射撃攻撃を強化する機能があるのだが、残念ながらガンマイザー・ウィンドに対しては未使用。
必殺技
「ダイカイガン!」「オメガ ストライク!」
- オメガストライク
ゴーストドライバーとアローモードのガンガンセイバーでアイコンタクトを行う事で発動。
他の形態でも使えると思われるが使用したのはロビン魂のみ。
コンドル頭部の先端に緑色の照準が出現し、強力な光の矢で精確に敵を射抜く。
ドライバーでオメガドライブを発動・併用した際はゴースト共々分身し、全方位攻撃を行う。
「イノチ ダイカイガン!」「タノシーストライク!」
- タノシーストライク
ゴースト ムゲン魂のドライバー操作で発動。
コンドル頭部が∞型の照準を展開、「楽」の感情を込めた虹色の光の矢を放ち敵を葬る。
飛行機眼魔・パーフェクトや眼魔スペリオル・パーフェクト、ガンマイザー・アローを撃破した。
製品化
2015年10月17日に「ゴーストガジェットシリーズ 01コンドルデンワー」が発売。
音声・発光ギミックおよび付属品はない。
余談
- 仮面ライダーの武器でアローと言えば近接戦が出来るのが半ば定番だが、ガンガンセイバー アローモードは純粋に射撃武器である。
- コンドルの脚は歩行に適しており、物を掴むのはあまり得意ではないらしい。
- パーツの分離・付け替えの必要があるゴーストガジェットはコンドルデンワーのみ。
関連タグ
ガシャコンスパロー:次回作の弓武器。偶然にも鳥の名前(スパロー/スズメ)が含まれている。
ペガサスボウガン:緑の射撃形態が用いるボウガン型武器の大先輩。
タカカンドロイド、クジャクカンドロイド:コンドルがいれば揃ったメカ。