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センシティブな作品

CV:伊丸岡篤

概要

木造の飛行機のような姿を持つ眼魔で、その名の通り、飛行能力を持ち敵を翻弄しながら戦う。大気を改造し、環境を変化させる素粒子を生成・放出する事で周りの大気を眼魔世界と同じ大気へ変化させることを使命としている。実は2体存在する兄弟であり、名前は同じだがそれぞれ異なった点がいくつかある。

飛行機眼魔(弟)

「ザッツライト!それが俺の使命だ!」

第25話「異変!赤い空!」より登場。

眼魔アサルトゴーグルが融合して誕生した眼魔怪人。元のゴーグルは飛行帽に付いている。ギザギザのヒゲを持つ。

かなりハイテンションな性格で一人称は「俺」で兄の事は「兄貴」と呼んでいる。「ブルンブルン」と巻き舌を交えながら飛行する癖がある。

指から機銃のように光弾を発射する。

第25話では上記の使命を果たす為に活動を開始。

サンプルを回収しようとしたユルセンを攻撃し、タケル御成を強襲したが、タケルが変身したビリー・ザ・キッド魂とは戦わずにそのまま逃走。

その後、ナリタに発見され、口封じの為に彼を始末しようもするも駆けつけたグレイトフル魂と交戦。

再び逃走を図るもグレイトフル魂が召喚したベンケイツタンカーメンムサシの3体に打ち上げられたグレイトフル魂に追いつかれ、グレイトフルオメガドライブを受け爆散した。

第26話でどういう経緯があったかは不明だが復活を果たし(第25話の撃破シーンをよく見るとパーカー部分が出現していない)、兄を救助するために駆けつけるもネクロムグリム魂とゴースト闘魂フーディーニ魂のオメガドライブで今度こそ撃破された。

飛行機眼魔(兄)

「今度は私の出番…バルルルルルーン…」

第26話「葛藤!決断の条件!」より登場。

弟と同じ名を持つ眼魔だが、こちらは飛行帽が融合して誕生した眼魔怪人。

頭部形状がテンガロンハットのような形をしており、肩のパーツも弟とは左右逆になっている。ヒゲの形も微妙に違う。

弟に比べて冷静な性格で一人称は「私」で弟の事は「ブラザー」と呼んでいる。「バルンバルン」と言いながら飛行する。

小型ミサイルや小型爆弾による爆撃を得意とする。

弟の使命を引き継ぎ、素粒子の散布を行なっていたが、それを止めようとしたネクロムを倒すべく眼魔スペリオル・ブックと共闘。一度退散したがその次は兄弟の2体で登場し、ネクロムとゴーストと交戦するも歯が立たず、闘魂フーディーニ魂とグリム魂のオメガドライブ(オメガウルオウド)によって2体とも爆散した。

飛行機眼魔・パーフェクト

「了解、ブルバルーン!」

第36話「猛烈!アイドル宣言!」に登場。

眼魔アサルトとプロペラが融合した眼魔。性格はどちらかと言えば兄の方に近い。口癖は「ブルバルーン」。上記兄弟と異なり両肩のパーツが羽になっている他、頭部も形状が違っており、ゴーグルは目元に装着している。

弟の個体と同じく指から光弾を発射すると同時に、両肩の翼と頭部のプロペラで飛行能力が最適化され、兄弟に比べ高く速く飛行する事ができる。

人の心の声が聞こえる能力で苦しんでいたアイドルのホナミを危険と見なしたイゴールの命令を受け、眼魔コマンドの集団を率いて彼女を襲撃。しかしゴーストとスペクターに妨害され、ムゲン魂となったゴーストの「タノシーストライク」を受けて撃破された。

この眼魔を最後に新規の眼魔怪人は登場しなくなった。

諸元

身長206cm
体重118kg

(出典:『てれびくんデラックス 愛蔵版 仮面ライダーゴースト 超全集』(小学館)(P72))より。

なお、どの個体も同じ身長と体重である。

偉人モチーフ

飛行機のような姿や特徴的なヒゲを持つ顔から、モチーフは飛行機を何度も開発し、世界初のパイロットとなったライト兄弟であろう。

そしてそのモチーフ通り、第26話で2体いる事が判明した。

余談

演じた伊丸岡氏は『OOO』のウニアルマジロヤミー以来の出演となる。

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