これはすごく使える
概要
「ゴーストガジェット」と呼ばれるアイテム群の一種で、その名の通り単独ではクモ型のアニマルモードと、ランタン型のガジェットモードの2モードに変形する。
更にガンガンセイバーとの合体させる事で長柄のハンマー型の武器「ガンガンセイバー ハンマーモード」として使用することもできる。
武器としては主に仮面ライダーゴースト ベンケイ魂が使用する。
初登場の第7話ではバットクロックと一緒に張り紙が付いた状態で置かれていた(トップにあるのはその張り紙の記載)。
機能と構造
他のガジェット同様黒がメインで、背中・顔・尻の一部に白い模様。爪と牙が銀。
光の透ける窓の部分はクリアの水色と、全体的にシックなカラーリング。
形態
- アニマルモード
自律ユニットによって行動するクモ形態。
腹部の捕獲ワイヤー生成装置「コブウェブジェネレーター」により「アブゾーブワイヤー」という、接触した物体のエネルギーを吸収する特性を持つ金属糸を作り出す。捕らえた敵を徐々に弱らせることが可能であり、一度拘束すれば眼魔怪人であろうと簡単には逃げられない。尻の先端以外にも口から射出することもできる。
8つ目の様な高感度センサーを備えた頭部「テイカーズヘッド」は、人間の目には見えない特殊な光を利用した索敵や探知、物体の内部構造の分析等を行う。
脚の「レイドエイトレッグ」はバネのように伸縮する内部フレームで構成されており、高い瞬発力と跳躍力を生み出す。足先のクァンタムソリッド製の鋭利な爪・ピアサークローによる刺突攻撃も可能。
- ガジェットモード
ランタン形態。つま先を合わせ、尻を内側に格納して逆立ちさせた様な状態。
内部エネルギーの燃焼させて発光装置「デプスフラッシャー」から青白い光を放つ。
この光は周囲の光の波長を変化させ、通常人間の目には見えない物体を目視可能にする効果がある。アカリが作成した「不知火」同様、眼魔を可視化できるため、彼女や御成が手にしている事も多い。
ガンガンセイバー ハンマーモード
「ガンガンセイバー ナギナタモード」の先端部に合体したハンマー形態。
アニマルモードの状態で接続、若干右脚を内側に曲げる。クモの頭は左向きで固定。
接触した物体に指向性の衝撃波を叩き込み、敵の内部機能を圧壊させることが可能。
打撃力を強化する背中のシールド衝撃波発生装置「スレッジインパクター」が起動する事で、クモランタンの内部機能の保護と武器としての攻撃力を両立している。
必殺技
「ダイカイガン!」「オメガ ボンバー!」
- オメガボンバー
ゴーストドライバーとハンマーモードのガンガンセイバーでアイコンタクトを行う事で発動。地面にヘッドを叩き付けエネルギーの薙鎌・鉄の熊手・大鋸・刺又・突棒・袖搦を生成。一気に相手に向かって突撃させる。
スペクター ツタンカーメン魂の同系列必殺技「オメガファング」を一方的を打ち消す、頭一つ抜けた攻撃力を誇る。
ドライバー操作でオメガドライブを発動・併用した際は、頭上で回転翼の如く振り回して一旦上空に浮遊し、急降下しながら巨大化したハンマーを直接叩きつける。
闘魂ベンケイ魂の場合は放つ武器に炎を纏う。
「イノチ ダイカイガン!」「ラブボンバー!」
- ラブボンバー
ゴースト ムゲン魂のドライバー操作で発動。
コマの様に高速回転しながら突撃し、「愛」の感情を込めた打撃を叩き込む。
ラスボス・グレートアイザーが変貌した「アイザージャイアント」を一発で消滅させる威力を誇り、ファイナルステージでは親子3代ラブボンバーでグレートデミアを撃退するなど、オメガボンバー同様強力な技として描写されている。
製品化
2015年12月5日に「ゴーストガジェットシリーズ 04クモランタン」が発売。
音声と付属品はともかく、残念ながら発光ギミックもない。
余談
- 一番後ろの足は他より大きく角度によっては足に見えないため、パッと見6本足にも見える。
- ベンケイなら「ハンマーよりナギナタモードの方が似合うのでは?」という声もあるが、ゴーストを含めた仮面ライダーシリーズで言う「ナギナタ」は、両方に刀身のある両剣/ダブルセイバー型なので使っても弁慶のイメージとは合致しないだろう(ダース・モールの「ライトセーバー」やゲルググの「ビームナギナタ」と同タイプ)。
関連タグ
仮面ライダーゴースト ゴースト(仮面ライダー) ダークネクロムレッド
パーフェクトノックアウトクリティカルボンバー:次回作のボンバー必殺技。
スパイダーバイラルコア:前作の怪人用クモ型アイテム。