塚地武雅
つかじむが
1971年11月25日生まれ、大阪府阪南市出身、本名同じ、プロダクション人力舎所属。
スクールJCA5期生、1996年、鈴木拓とお笑いコンビドランクドラゴン結成。
基本的にはボケを担当するがたまにツッコミに回るときもある。
恰幅の良い体格に見合った温厚な印象と明るい性格で、芸能界でも幅広い交友関係を持つ。
前職はサラリーマンであり、周囲の反対を押し切って芸人になった過去を持つ。
ドランクドラゴンのコントのネタ作りを始め、コンビでの仕事の下準備のほとんどを一手に引き受けており、自堕落な相方を叱咤激励しながら、真摯(というより自分がしっかりしないとコンビとして危ういため)に仕事と向き合っている。
『はねるのトびら』で大ブレイクし、特にコントでは憑依型の演技を持ち味としており、これが塞翁が馬となって俳優業でも仕事が入るようになり、一時期はドランクドラゴンの看板を一人で担いでいたほど。『裸の大将』21世紀版では主役である山下清に抜擢された。
ギャグの引き出しも多く、研究熱心なこともあって『はねトび』メンバーでもロバート・秋山竜次、インパルス・板倉俊之と並ぶ実力派として知られた。
『はねトび』終了後は『LIFE!』に出演し、イカ大王というキャラを得た。
肥満体ながら運動神経も良く、若手時代は隠れた特技としてバク転を披露したこともあり、そのキレのよさも芸人としての武器に繋がっている。
隠れた才能として共感覚を持ち合わせており、人を見るとその人の雰囲気を色で識別できるという。
相方がメジャーデビュー前から妻子持ちなのに対し、自身は一向に浮いた話が出てこない。一時期は女優の菅野美穂から本気でアピールされていたらしいのだが、塚地自身は「ドッキリか何か」と最後まで疑心暗鬼が拭えず、そうしているうちに菅野は堺雅人とゴールインしてしまった。
決してモテないわけではないらしいのだが、温厚な性質に反してかなり男臭いところもあるらしく、さらに先述のように仕事人間なうえ、美女に言い寄られるとドッキリを疑うなど、恋愛には不器用かつ奥手な性質らしい。
酒好きで居酒屋にもよく出入りするため、健康状態については芳しくなく、健康番組で人間ドックを受けた際には腸内に悪性のポリープが見つかっている。
かなりのヘビースモーカーでもあり、1日に100本吸っていた時もあった。
幼少期から筋金入りの特撮ヒーローファンで、特にスーパー戦隊シリーズの愛好家。
『爆竜戦隊アバレンジャー』でアバレイエロー/樹らんる役だったいとうあいこのファン。
また、母校の桃山学院大学の卒業生に『ウルトラマンA』で北斗星司役だった高峰圭二がいる。
趣味が高じて、『劇場版仮面ライダー響鬼と7人の戦鬼』と『劇場版仮面ライダードライブ サプライズ・フューチャー』に出演している。
またモノノフでもある。
