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山下清

やましたきよし

山下清は、1922年3月10日東京は浅草生まれの画家。
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人物

東京浅草に生まれる。3歳の時に重い消化不良の後遺症により言語・知的障害となる。
両親の再婚・離別(詳しくは後述)や生活の困窮により救護施設である千葉の「八幡学園」に預けられる(当時12歳)。
八幡学園に入ってから貼り絵を知り、15歳頃には次第に没頭するようになったという。
その後八幡学園を度々抜け出し、放浪の旅に出ながら学園に帰った際に数々の貼り絵を残すようになる。18歳から放浪を始めたらしく1940年から1954年まで半年に一回・時に数年放浪していたが、放浪の理由は「イヤになったから」としか後年でも語っていないが、これは戦時中に徴兵検査を受ける事を恐れていたとされている。21歳の時に住み込みで食堂(※)で働いているところを学園の職員に発見された事で無理矢理徴兵検査を受けさせられたが、結局は軽い言語・知的障害を理由に免除されている。放浪の際は実際に放浪先の農家等の手伝いをしていた説もある。
(※この食堂は後に我孫子駅の唐揚げ蕎麦で有名になる弥生軒である。清は上記の検査後も戦後まで時々ここで働いていたという)
1971年7月12日没。享年49。弥生軒から依頼を受けていた駅弁包装用の表紙絵が遺作となった。
生前から死後にかけて、彼の人生をモチーフにしたドラマや劇が数多く製作されている。日本を代表する画家の1人。

異常な記憶力(サヴァン症候群の説がある)を元に、放浪の後、帰宅してから旅の光景を貼り絵で表現するという超人的な行動をする。この特異能力から生まれた芸術性は1930年代後半から既に評価されていたらしく、本格的に画家となったのは戦後の1954年以降である。

本名が「大橋清治」と紹介されている事も多いが、これは実際のところは清が10歳の頃に亡くなった実父の名前であるらしい。「大橋清」が本名と記述される事もあるが、清の生い立ちには複雑な家庭環境があったらしく、実父と実母は内縁関係の夫婦で実際は最初から母方の姓だった説(清が9歳頃になって兄弟含めて戸籍登録されたともされている)や、実父無き後に母が再婚したものの再び母子家庭となった際に母方の旧姓・山下を名乗るようになったともあり、実際のところ大橋姓と山下姓のどちらが本名なのかは定かではない。少なくとも学園に入った時点で山下姓だった事と墓所では「山下家之墓」に併設した石柱に「山下清の墓」と刻まれている為、我々が知る山下清の名前そのものが本名である可能性が高い。

キャラクターのマイペースぶりが水木しげると大変似るため、水木のファンは、
「山下清VS水木しげる対談」
 を見たかったと嘆いている。(余談ながら両者とも同じ1922年の生まれである)

おむすびが好物というイメージがあるが、実際は寿司カツ丼が好物

実際に放浪していた頃はドラマで有名なランニングシャツに短パンではなく、半裸(時には褌一丁)だったり着物だったとされる。これは手塚治虫との対談の際にランニングシャツと短パンで臨んだ姿が当時その場に居合わせたスタッフにキャッチーだったため後の裸の大将の基本スタイルとなった。また、手荷物もリュックサックではなく風呂敷包みか柳行李を片手に放浪だったという。殆ど放浪していた季節は暖かい時期で、冬が近付くと学園に帰ってきていたらしい。

容姿は清を演じた芦屋雁之助と非常に容姿や体格が似ていたが、本人は芦屋よりはやや痩せ型。また生前の写真の殆どが無表情に近く本人いわく「泣く事は子供の頃はあったかもしれないが大人になってからは一度もない。笑われる事はあるけど、笑うのが下手で笑った事が無い」と語っている。

本人の手掛けたちぎり絵をはじめとした芸術作品は遠近法等を生かした作品は殆どなく、デッサン力や構図も荒い印象がある為、本人の絵心はアウトサイダーアートに部位する。
(但しロンドンのタワーブリッジのちぎり絵を作る際、遠近法をある程度有効に生かして手がけたこともある。)

大の花火好きであり、花火大会があるとわかると場所が遠方であっても出掛けていたという。実際に長岡市諏訪市などの花火大会の光景を貼り絵にした作品がある。

裸の大将で清を演じた芦屋雁之助は生前の山下清本人と実際に何度か対面した事がある。ちなみに芦屋の本名も実は「清」である。

彼のちぎり絵について

裸の大将のドラマによる創作で各地でちぎり絵を残したイメージが付いてしまった為、贋作も割と多いそうである。実際は先述の通り帰宅して製作したものがほとんどであり、ドラマとは違なり放浪の旅先ではスケッチすらした事もない。なおかつ作品のほぼ全てを彼の遺族と学園が管理している。中には贋作だらけの展覧会が起きた事もあったらしい。
製作に関しても、自発的に行ったのは少ないようで学園で促されて作られたのが多いとされている。

作品展で展示してある貼り絵作品を機会があったら近くでよく見てみよう。非常に細かく色紙をちぎったものを油絵のように描いている為必見である。

山下清をモチーフにした(とされる)キャラクター



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