概要
スーパー戦隊の劇場版。
1975年7月26日に「東映まんがまつり」で『秘密戦隊ゴレンジャー』が公開されて以降、「東映スーパーヒーローフェア」やオリジナルビデオのVSシリーズ等を経て、21世紀に入ってから夏に劇場版仮面ライダーと同時上映されるのが定番となって行った(ただし、2020年は諸事情により夏に公開されず、冬に仮面ライダーとは別々に公開された)。
『百獣戦隊ガオレンジャー』以降の夏映画は、仮面ライダーの映画は上映時間が60分前後なのに対し、戦隊の映画の上映時間は30分前後であることがほとんどである(『侍戦隊シンケンジャー』に至っては普段のテレビシリーズの1話分より短い21分)。
これは、メイン客層である未就学児の集中力が持続する時間への配慮と言われている。
また、時期的にテレビ本編における追加戦士の初登場と重なる為、当の追加戦士は劇中で出番がかなり少なかったり、ぞんざいな扱いを受ける場合が多い(『獣拳戦隊ゲキレンジャー』に至っては加入時期が遅いためそもそも追加戦士が登場しない)。尤も、追加戦士の俳優はテレビ本編への出演より先に映画を撮ることが多い為、その点は致し方無いと言える。最近では、改善の兆しが見え始めている。
『魔進戦隊キラメイジャー』と『機界戦隊ゼンカイジャー』は、冬にテレビシリーズ本編のスタートに先駆けて前日談等を上映している。
『ガオレンジャー』〜『騎士竜戦隊リュウソウジャー』の夏映画では劇場版ロボが登場するのが恒例になっていたが、『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』以降の夏映画では劇場版ロボが登場しないどころか劇中でロボ戦すらない状況が続いている。
20世紀戦隊
(TV再編集は省略)
※当時の現役戦隊であるカクレンジャーを中心にしたクロスオーバー映画だが、カクレンジャーの単独映画ではなく、スーパー戦隊VSシリーズの扱いでもない。
21世紀戦隊
関連項目
スーパー戦隊VSシリーズ スーパー戦隊祭 スーパー戦隊Vシネマ