「全てこの宇宙獣士カミラに、任せておけ!ハッハッハッハッハ・・・」
登場作:映画『電撃戦隊チェンジマン』(1985年3月16日公開)
データ
身長/218cm (巨大化時/51m)
体重/343kg (巨大化時/1372t)
概要
大星団ゴズマの宇宙獣士の一体。2対の手足を持った、現代美術さながらの鋭角的で繊細な、とても生物には見えないあまりにもシュールなデザインが目を引く。
地球のマグマと反応して高熱を帯びるレドン鉱石を自身のビームで活性化させ、大鷹山深くに埋めることで地球を焦熱地獄に変える「地球ファイヤー作戦」に従事。
活性光線以外にも、種々の破壊光線や熱を圧縮した光線「カミラ爆弾」を放つことができるほか、先端がヒトデ型になった舌で触れることで対象をカミラの言う通りにしか話せなくする「ヒトデ人間」に変える能力を持つ。このヒトデ人間は必要時には元の人間の姿にも戻れるため、偽の情報を伝える際に好都合である。
活躍
星王バズーの案である地球ファイヤー作戦に従事し、自身の光線でレドン鉱石を活性化させ、大鷹山を調査する職員をヒトデ人間に変え、元の人間の姿に戻した上でチェンジマンに対して嘘の情報操作を行い、大鷹山から引き離すことに成功。
しかしゲーターがチェンジドラゴンの攻撃を受けた際にレドン鉱石を落としたことにより、「一年前に第45α星がレドン鉱石によって灼熱の星と化した末に滅んだ」という伊吹長官が調べていた前例から目的を看破されてしまう。
やがて敵基地の場所を突き止めたチェンジマンを副官2人とヒドラー兵と共に迎撃、自身は角や4本腕からの電撃で挑むも、パワーバズーカを喰らって敗北する。
直後ギョダーイにより巨大化。口からの極細光線やヒトデ爆弾で攻撃するも、最後は電撃剣スーパーサンダーボルトの前に散った。
余談
造形の特異さゆえに非常に分かりづらいが、ヒトデをそのまま立てた姿をしている。
出渕裕氏曰く、映画版ということで人が2人入って操演する豪華な怪人を、ということでこのデザインになったらしい。