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「来たなチェンジマン。ヒドラー兵、殺れー!」

「はぇ~...?」


CV:鳳芳野

登場話:第22話「鏡に消えた戦士!」


データ編集

身長/240cm  (巨大化時/56.2m)

体重/300kg  (巨大化時/1200t)


概要編集

大星団ゴズマ宇宙獣士で、対象を鏡に引きずり込んだり鏡に出入りしたりする能力や、鏡に映った姿そっくりに変身できる能力を駆使する女スパイをそのまま折り曲げて創られたかのような眩い姿を持つ。


作中ではゴズマ屈指の女スパイだが、作中の描写を見る限りかなりのドジッ娘のようである。

また、発光攻撃を繰り出す際には頭頂部が回転する。


活躍編集

チェンジマーメイド渚さやかを鏡に幽閉した上で彼女に化け、地球守備隊基地に潜入してその場所を暴くという作戦に従事。しかし通信機器兼カメラとして装着したブローチが第一ゲートにて早速引っかかり、必死に「ゲート機器の故障だ」と弁解するも隊員達に聞き入れられなかったため、やむなくブローチを破壊。


それでも「優秀な女スパイだから」とゴズマからは信頼されるが、さやかが鏡からブレスレーザーをブーバの剣・ブルバドスに反射させてぶつけ、鏡を破壊したことで彼女の脱出を許してしまう。そればかりか基地に入る前の指紋チェックでさやかの習慣である「指をハンカチで拭く」という行為をしなかったことで偽者であることがバレてしまい、やむなく正体を明かして頭部からの発光で伊吹長官達の目を眩ませ、鏡に入って彼等をやり過ごす(鏡の中には映ってるんだから気づけよ・・・というツッコミNG)。


その後鏡から抜け出し、とある森にて鉢合わせたチェンジフェニックス翼麻衣を背後から殺害せんとするも、そこに折悪く脱走してきた本物のさやかが登場。ブーバですらどちらが本物だか分からず「(どちらがどちらかの)目印をつけておけばよかった」と悔やむ中、麻衣とさやかは以前特訓で披露した、本人しか知りえない新技を披露し合ったためアッサリ偽者だと見破られる。


戦闘では2人のコンビの前に全く歯がたたず、新技・ダブルソードオーロラシューティングを受け怯み、続けざまにパワーバズーカを喰らって敗北する。


直後にギョダーイの再生巨大化光線を浴びて巨大化チェンジロボを鏡に閉じ込めるもアッサリ脱出され、チェンジバルカンからの電撃剣スーパーサンダーボルトを喰らって爆散した。


余談編集

一流のスパイであるにもかかわらずゴズマの誰もが事前調査に関して意識してすらいなかったためにその割を食う形で醜態をさらすハメになった不遇な怪人。

今までは侵略対象の事前調査すらせずに武力のみで軽々侵略を成功させてきたと考えれば逆説的にゴズマの強力さを証明することにもなろうが、その場合は大物スパイであるという彼女の肩書と経験に大きな疑問符がつくことになるのだが……(ペーパードライバーならぬペーパースパイ?)。


デザインを担当した出渕裕氏は、ピカラをより力強そうにした姿を意識してデザインしたと、後に『百化繚乱』にて語っている。


関連タグ編集

大星団ゴズマ 宇宙獣士


スパイ 女スパイ


ヤンガー&エルダー海賊戦隊ゴーカイジャーに登場したスパイの兄弟怪人。こちらもスパイ活動が稚拙な愛すべき馬鹿である。

バド星人:『ウルトラセブン』に登場した宇宙人にして宇宙の帝王。鏡に入り込む能力を持つ点が共通しているが、こちらの活躍もなかなかの残念っぷりである。


カガミジゲンゲルトゲルトスぺキオン星人ジェニオ幻獣ミノタウロス拳シユウ:同じく鏡に相手を閉じ込めたり、鏡の中を出入りする能力を持つ平成怪人達。


ギエロン星獣:腕の形が酷似。

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