概要
自動車の運転免許取得後殆ど運転していない運転手のことである。
免許を取得しても運転しない理由として、自動車を運転しなくても生活できるところに住んでいる、取得したはいいが運転する自信がない、自動車を持つ金がない、そもそも身分証明書として取得したなどが挙げられる。
運転していないから交通事故も交通違反も起こさないので、免許証の更新時に優良運転者になるための無事故無違反期間を過ぎれば優良運転者(ゴールド免許)扱いになり、実際にこの方法でゴールド免許を取得している人も多いという。
しかし、運転の技能や様々な場面での対応力は全くの初心者同然なうえに車両への初心者マークの掲示義務もないため、実際に運転した場合、他への迷惑や危険を考えるとかなり危険。ゴールド免許だからといって本当に運転が優良とは限らないのである。
免許取得から1年経てば義務がなくなるとはいえ、ペーパードライバーの自覚があるなら初心者マークを付けて運転するのも決して恥ではない(免許取得から1年付けるのは義務だが、それ以降は規定がないので完全に任意)。
とはいえ取りたての頃より腕が落ちている可能性もあるので、できれば自動車学校でペーパードライバー教習も受けておこう。
事故を起こして取り返しのつかない事態になるより、ペーパードライバー教習代のほうが遥かに安上がりである。
自動車学校以外にも、教官派遣専門のペーパードライバー専門教室もいくつかある。
教習所に時間の都合が合わない人や、実際の道路で練習したい人は自宅が派遣対象範囲であればそちらで習っても良いだろう。
こちらは教室側の車を使用する場合、自分の車を使える場合など様々。
※事故は物損・人身・自損・「壁にゴリゴリ」などすべて含む。
類似運転者
サンデードライバー
休日、特に連休のみ車を運転する人。
運転経験が少ないため、運転の技能や様々な場面での対応力は一般的な運転者より劣る。しばしばトラブルの種となる。