「さぁ、私のミルクをお飲み」
「おお姫!シーマ様!」
CV:太地琴恵
登場話:第4話「キスは戦いの後で」、第12話「ママはマーメイド」、第46話「美しきシーマ!」
データ
身長/232cm (巨大化時/54.3m)
体重/275kg (巨大化時/1100t)
概要
かつて副官シーマの乳母を務めた大星団ゴズマの宇宙獣士。彼女曰く「自分の母親のような存在」。
頭部から管を伸ばしてミルクを与え、それを飲んだ生物を人間型生物に変化させる能力を持つ。これによって犬や猫を変化させた「猫人間」や「犬人間」に人々を襲撃させ、虐げられてきた動物達の怨みを返す形で地球を掌握せんとした。また、口から白い卵型の爆弾や炎を吐いて攻撃する。
活躍
第4話「キスは戦いの後で」
チェンジグリフォン・翔の目の前で野良猫達にミルクを与えて猫人間に変え、口からの爆弾で彼を攻撃して猫人間と共に撤退。追いかけて来たチェンジマンをシーマ、ヒドラー兵と共に迎撃、自身は爆弾で攻撃し、シーマのシーバーステッキの閃光によってチェンジマンを撤退に追い込む。その後、猫人間たちが市中で暴走を開始し、止めに入った翔を負傷させる。
さやかは「最初猫を使ったのは長年最も人間の近くにいる動物で実験しようとしたからで、次は犬を使うはず」とウーバの策を予想し、翔が「吉田警察犬訓練学校」にて張り込むが、それすら見透かされており、犬に化けて潜伏した犬人間が翔を捕える。
人間にミルクを飲ませたらどうなるのか、というシーマの期待に応えるべく翔にミルクを飲ませようとするも彼に仕込みブーツで蹴られたため失敗に終わる。それでも犬猫人間に翔を襲わせようとするが、翔は彼らを一か所に集めるための囮に過ぎず、集まった所を捕獲ネットで一網打尽にされてしまう。
戦闘では口から強力な火炎や爆弾を吐いてチェンジマンを攻撃するも、5人のズーカの一斉砲撃に怯み、パワーバズーカを喰らって敗北する(その際、犬猫人間は元の動物に戻った)。
卵爆弾や、頭部を光らせて異空間を発生させてからの破壊光線でチェンジロボを攻撃するが、チェンジシールドに光線をはね返されてチェンジバルカンを叩き込まれ、最期は電撃剣スーパーサンダーボルトを受けて爆散した。
第12話「ママはマーメイド」
シーマの回想シーンにて登場。洞窟のような場所でシーマに自身のミルクを飲ませており、彼女の育った環境の寂寥感を示唆している。
第46話「美しきシーマ!」
こちらでもシーマの回想シーンに登場。幼い頃の彼女と仲良く遊ぶ姿が描かれており、シーマが貝を拾ってウーバに笑顔で見せていたのを喜んでいた。
犬人間・猫人間
ウーバのミルクを飲んで人間の姿となった犬や猫達。通常の犬猫にも戻れるが、口や手の先を獣のそれに変えた半人間態とでも言うべき姿にも変身できる。
余談
犬人間の一体は次回作『超新星フラッシュマン』のレー・ワンダ役等を務めた広瀬裕氏が担当した。
『太陽戦隊サンバルカン』のバラモンガー以来となる女性怪人である。