「セットが乱れるぜ。」
「お前らが、俺たちのハートに火をつけてくれたってことさ。」(『ゴーカイジャー』第49話より)
概要
地球守備隊レンジャー部隊出身の軍人。サブリーダー。年齢は23歳。
性格は少々気取り屋で、任務中にも櫛を携帯するなどお洒落にも気を使う。口癖は「セットが乱れるぜ。」(「ぜ」が「ぜい」に聞こえることが多い)。
女性にモテるために地球守備隊に入ったというほどの女好きだが、根は純情で、締めるときはキッチリ締める。男性三人で一番の高身長だが、変身後は剣飛竜よりも背が低くなる。
東北地方出身で、時々訛りが出る(演じる和興は青森県出身)。
剣飛竜の立てる作戦に真っ先に噛みつくのは疾風だが、結果的には宇宙の平和を守る一端にもなったので、実は一番剣を信頼している。
戦闘スタイルはパワー型で、第10話では生身でヒドラー兵にバックドロップを食らわせた。
第17話では、長崎で初登場した女王アハメスの罠にはまるが、ギリギリで生還した(この時にアハメスのことを「黙れ女狐!」と言っている)。
彼が先駆者か定かではないが、彼の登場以後、「普段はクールで、素面では方言になるイケメン」という設定が、フィクションにおいて定番化することになる。
中の人が「青の祓魔師」の舞台の藤本獅郎を演じたことがあるのはちょっとしたトリビア。
本編後の活躍
第49話にて登場。バスコから奪還し、大いなる力を34個揃えたゴーカイジャーの前に幻影として現れ、改めてチェンジマンの大いなる力を託した。
また、第31話でバスコが地球守備隊に攻め入り、男性隊員がチェンジマンの大いなる力を奪われる描写がある。公式に誰であるかは不明だが、同話の監督を務めた竹本昇氏は「恐らく疾風です」とコメントしている。