「チェンジマン、お前たちをこの長崎の地から生かしては帰さないわ!」
「ギルーク!お前にリゲルオーラは勿体ないわ!」
演:黒田福美
概要
大星団ゴズマに所属する女幹部の1人で元はアマゾ星の女王で、かつてギラス星の防衛責任者だったギルーク司令官と同盟を結び、ゴズマの支配者である星王バズーに戦いを挑んで敗れた過去を持つ。
6話の時点で銀河系方面軍司令官となったギルークの口から存在自体は示唆されていたが、姿を現したのは17話から。自らゴズマに下ろうとしたが、バズーからはギルークとアハメス、どちらか先に地球征服できた方のみを生かすと告げられた。
狡猾で、手柄や功績の横取り、作戦で部下を捨て駒扱いし、自分だけ甘い汁を吸うどころか独占する傾向にあり、ギルーク達とは別のルートで宇宙獣士を地球に召喚。宇宙獣士ボルタを呼び寄せてギルークと競わせたり、ギョダーイに宇宙獣士キーガを乗り移らせて自爆させようとしたこともある。
このため疾風翔から「女狐」と罵られ(強化前までの姿は実際キツネがモチーフ)、第32話では剣飛竜から「地獄へ落ちろ!」とまで言われている。
32話でそれまでのコスチュームからアマゾプラックスの鎧を纏い出撃、支配下に置くのは困難と言われた宇宙怪鳥ジャンゲランを手懐け、33話でギルークを出し抜きリゲル星人ナナからリゲル星人の女性が一生に一度放出するといわれるリゲルオーラを引き出しスーパーパワーを得ることに成功。ハードウォールとハードショックを使い分けながら窮地に追い詰める。
更にチェンジマンに敗れて宇宙の墓場に追放されたギルークに代わって銀河系方面軍司令官の地位に就くことをバズーに願い出て、これを認められた。
司令官となってからは悪辣な作戦でチェンジマンを苦しめるが、更なるアースフォースを獲得し、次々と新技を繰り出すチェンジマンの奮戦により敗北を重ねた挙句、宇宙獣士ダリルと共に捨て駒にしようと目論んだ副官シーマや航海士ゲーターの離反、副官ブーバの死を招いてしまう。
遂にバズーに見限られ、ジャンゲランを二体の宇宙獣士に変えられた挙句、かつて自分が失脚に追い込んだギルーク改めスーパーギルークとバズーの力で自らが宇宙獣士メーズに変えられてしまった。
電撃戦隊の秘密基地を攻撃した際に執念でメーズと分離するが既に発狂しており、アマゾ星の返還をバズーに懇願しながら破壊光線を乱射し、秘密基地を道連れに爆死した。
「アッハッハハッハ!バズー様!アハメスはこんなにもあなた様に忠実です!ハハハハ!仰ってください!アマゾ星を返すと!女王にしてやると約束して下さい! バズー様!こんなにも忠実で、強く、美しい女の願いを・・・バズー様!あなたは何故聞き届けては下さらぬ!? アマゾ星を返すと!バズー様ー!アッハハッハ!アッハッハ!バズー様!バズー様ぁぁぁぁ!」