「私はアマゾ星の女王アハメス!…醜い宇宙獣士などに、されて、たまるものか!」
「こんなもので宇宙獣士メーズが、倒せると思っていたのか!?」
登場話:第53話「炎のアハメス!」
データ
身長/220cm (巨大化時/51.5m)
体重/210kg (巨大化時/840t)
概要
大星団ゴズマの宇宙獣士の一体にして、後がなくなった女王アハメスが変化させられた姿。歌舞伎の連獅子を思わせる白い長髪に、魚類を思わせる四肢のウロコ、険しい目つきの白い仮面のような顔という異形の姿をしている。
活躍
スーパーギルークと星王バズーの光線によってアハメスが変化させられ、電撃戦隊基地上空を飛行しながら杖からの電波で基地機能を狂わせて破壊していく。
戦闘ではパワーバズーカすら杖で跳ね返し、逆にチェンジマンを指先からの電撃でダメージを与えつつ強制的に基地へ飛ばしてみせた。
基地への侵入を防がんとするシーマやチェンジマンの攻撃も耐え、杖先からの信号で攻撃しするも、ヒース星人ユイ・イブキ=宇宙人の正体を現した伊吹長官のビームの前についに信号攻撃を相殺される。
戦いの末にアハメスはメーズと分離することに成功するも、既に精神が崩壊してしまっており、アハメスは狂った哀しい笑いを上げながら基地の破壊に乗り出す。
メーズはチェンジマンのコンビネーション攻撃の前に怯み、パワーバズーカを喰らって敗北する。
直後ギョダーイにより巨大化。「メーズはアハメスと一体化していたから強かったんだ」というチェンジドラゴンの言葉通り大した抵抗もできず、電撃剣・スーパーサンダーボルトの前に散った。
余談
デザイン担当の出渕裕氏曰く、後半の鎧でなく前半の和装時のアハメスをモチーフに、蓮獅子のイメージ等を取り入れてデザインしたとのこと。
パワーバズーカを喰らって爆散するシーンは第38話のドロンのそれの流用。メーズの身体が火を噴き上げた後、爆散する小型人形をよく見るとシルエットがメーズのものと違うことが分かる。