「素晴らしい・・・私はこの日のために、全てを投げ打ってきたのだ。地球の支配者となるためなら、何でもやるぞー!」
「俺は大星団ゴズマの一員だ。偉大なる星王バズー様から、地球支配を許された選ばれた人間なのだ!」
演:頭師孝雄
概要
地球人でありながら大星団ゴズマに与した悪の科学者。伊吹長官曰く、「優秀な科学者だったが、エイリアンと連絡を取ることに夢中になった変わり者」。
「異星人は存在する」という持論を学界に否定されたため、地球をゴズマに売って自らが地球の支配者になることで、自分一人だけの思想を無理やり押し付けようと企んだ救いようのないエゴイスト。
自身がリゲル星人ナナの父親に似ていることを利用して彼女を騙して協力させ(本者の父はゴズマに殺められたことが示唆されている)、ギョダーイをパワーアップさせた。
アジトを突き止めた剣を射殺すべく、光線銃を連射しながら彼を追いかけ、自身を止めようとしたナナを突き飛ばした挙句、ナナの父の末路に関しても「そんなこと知った事か」と吐き捨てた。
剣を追い詰めるも、ナナのベルトからの光線で銃を撃ち落され、最期はギョダーイが巨大化させたトカゲに襲われ「やめろ!私はゴズマに協力したんだ!私は…、私は地球の支配者となるのだ!や、やめてくれー!」と命乞いするも、トカゲの尻尾をくらってそのまま転落死するという因果応報の末路をたどった。
結局、最後まで自分の非を認めなかったために、ある意味地球の逆鱗に触れたとも言える。それ故に人の死を目の当たりにして怯えるナナに対し、剣は「ナナちゃん。地球には天罰という言葉があるんだよ。神様が罰を与えるんだ」と言うとナナは「テクノ惑星にも同じ言葉があるわ」と返した。