「まずいなコイツは…おお!これは美味そうだ!…ン!?」
「分かったか!?俺はギョダーイの身体の中でどんどんパワーアップするのだ!喰らえっ!」
CV:西尾徳
登場話:第24話「ギョダーイの家出」
データ
身長/219cm (巨大化時/51.2m)
体重/265kg (巨大化時/1060t)
概要
他者に憑依・寄生して成長することで真価を発揮する 宇宙獣士。
女王アハメスの指揮の下、密かにギョダーイに憑依して鉄を食い、三段階の成長を遂げる。成長する度に頭部と両腕のかぎ爪が巨大化し、口からボール爆弾を吐いて攻撃する。
ギョダーイがミサイルを飲み込んでしまうと自分だけ分離し、アハメスの命でギョダーイ諸共チェンジマンを始末しようとした。そのため、ドラゴンから「今までで最も卑劣な宇宙獣士」と吐き捨てられた。
活躍
ギョダーイに憑依し、密かにゴズマードを抜けようとするが、例によって航海士ゲーターの尻尾を踏んでしまい、ギルーク司令官等に気づかれるも躊躇せずゴズマ戦闘機で地球に飛来する。地球にて自動車やガードレール等を喰らい、「これは美味そうだ」と三輪車を食おうとするところにチェンジマンが駆けつけたために応戦する。ギョダーイの身体を駆使して戦うも追い詰められ、ついにギョダーイから分離する。アハメスの指示で再度ギョダーイに憑りつく直前、口からボール爆弾を吐いてチェンジマンを攻撃した。
その後は地球守備隊の基地を襲撃し、隊員が放ったミサイルを飲み込む。第二形態となってギョダーイの身体から離脱し、威力の増したボール爆弾で挑むも、ドラゴンに阻まれてギョダーイに入り込む機会を失う。ギョダーイは後2時間で体内のミサイルが爆発する状態のまま、窓や鏡に映る己の姿を見ては同族と勘違いしながら哀しく街をさまよう。
そしてアハメスはギョダーイ諸共チェンジマンの抹殺を画策するのであった。
その後は同族の格好をしてギョダーイに取り入ることで安全な場所でミサイルを取り出そうとするチェンジマンをアハメスと共に襲撃。しかし剣にギョダーイの吐き出したミサイルを投げつけられ、チェンジマンも5人集結してしまう。
チェンジドラゴン「キーガ!お前はこれまでの中で一番卑劣な宇宙獣士だ!正々堂々戦ってみろ!」
アハメスと、彼女が杖から召喚したヒドラー兵と共にチェンジマンに応戦し、アハメスの指示で再度ギョダーイの中に入ることで第三形態に変身。口から巨大な牙や赤く大きなボール爆弾を吐いて攻撃するも、5人のパワーシュートに怯んだところにパワーバズーカを受けて敗北する。
直後ギョダーイの再生巨大化光線を浴びて第三形態の姿で再生・巨大化。
この時航海士ゲーターはギョダーイを労い、「これからはあまりいじめない」と約束。3体のヒドラー兵にギョダーイを担がせて撤収した。
チェンジロボに頭突きや黄色いボール爆弾で挑むも、最期は電撃剣スーパーサンダーボルトを喰らって爆散した。
余談
水面などに反射した己の姿を同族と勘違いし、目の前の同族に会えない悲しみを抱えてさまよったり、チェンジマンの扮する同族を見て歓喜したりするギョダーイの姿は必見。
「ギョダーイ」という鳴き声だけで悲しみや喜びを表現する渡部氏の演技もまた秀逸だ。