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 「今度こそ私を楽しませてくれる?」 

概要

宇宙をひとつのゲームと見なしているスーパーハッカー。

どんなに厄介な防御システムでも、銀狼はいとも簡単に解除してしまう。彼女と「天才クラブ」のスクリューガムのデータ攻防戦は、今やハッカー界の伝説となっている。

宇宙には、あといくつのステージがあるのだろう?銀狼はとても楽しみにしている。

プロフィール

名前銀狼(ぎんろう) (英:Silver Wolf/中:银狼)
性別女性
レアリティ✦5
所属星核ハンター
属性量子
運命虚無
CV阿澄佳奈

人物

星核ハンターの一員であり、ハッキング関連全般を請け負っている。懸賞金額は51億。

本職はゲームのプレイヤーであると語っており、彼女にとって宇宙はただのゲームに過ぎない。

単純に遊び道具としてのゲームも好んでおり、会話にゲーム用語を交える事も多い。

元々は、出身星の「パンクロード」において、若くして名を轟かせる孤高のハッカーであったが、いつしか退屈さを感じ、「星を離れて、初心者村の外で待ち受ける果てしない冒険に繰り出す」という夢を持つようになった。

この夢は、彼女が星核ハンターに加わる動機となっている。

ただ本人からは(当時は)ナナシビトや巡海レンジャーになることも視野に入れており、「外に出られるなら何でも良かった」(意訳)と振り返っている。

「銀狼」という名前については「ゲームのアカウント名」と語っており、本名は不明。そもそもパンクロードにいた幼少期の時点で合法的な名前や身分を示すIDは持っておらず、当時入り浸っていたファーストフード店兼ゲームセンターの女主人がつけたあだ名を用いていたらしい。

いつも相手を小馬鹿にしたような態度をとっており、星核ハンターとしての任務も淡々とこなしているが、その一方で、自らが「面白いゲーム」と見なした物事には強い熱意を見せる事もある。

上述のデータ攻防戦でハッカーとして初めて「失敗」を味わったことから、スクリューガムとの再戦に執着している節が見られる。ただし、当のスクリューガムはあまり相手にしておらず、そもそもデータ攻防戦自体を「痛み分け」と認識している。

本人曰く、人付き合いは得意ではなく、用がない時は家にいることが多い。

そのためリアルの友達は少ないが、武器に搭載されている人工知能モジュールを小人化してバーチャルの友達としている。小人達は共通して銀狼をデフォルメしたような見た目をしている他、各小人に「友達」「魔王」「低所得者」「奴隷」等の役職と、それに合わせた衣装が与えられている。

星核ハンターとしてはカフカと組むことが多く、「ルールを無視するという点では気が合う」とのこと。

他にもとは手が治ったらゲームをする約束を取り付けたり、サムにスマホゲームを手伝わせたりしており、全体的に良好な関係を築いている模様(ただし刃のあまりに無口な所には辟易している)。

開拓者に対しては割と友好的で、カフカや刃のような直接連絡が取れない面々のメッセンジャー代わりをすることもある。「折り紙の小鳥マッチ」や「エーテル戦線」などゲーム絡みのイベントで顔を合わせる機会も多く、ゲーム仲間とも認識しているのか、時折ガチャ報告をしたりゲームにしつこく勧誘することも。

スクリューガムにも似たようなことをしているらしく、これまたしつこく誘って自身が出場するゲーム大会「星間決戦フェスティバル」をライブ視聴させている(ただし、ゲーム自体はスクリューガムには響かなかった)。

能力と戦術

弱点付与を始め、様々なデバフ付与が得意な汎用デバッファー。

軌跡

  • 通常攻撃「|システム警告|」

指定した敵単体をブレードモードで敵を切り裂き、攻撃力50~100%分の量子属性ダメージを与える。

  • 戦闘スキル「変更を許可しますか?」

「ガツンとくるヤツで行こう」

キャノンモードで敵の頭上にあるブロックを撃ち落して攻撃する。

75~85%の基礎確率で指定した敵単体に、フィールド上の味方が有する属性の内1つを弱点として埋め込む、さらにその弱点属性の属性耐性-20%、2ターン継続。元からあった弱点を埋め込んだ場合、対応属性の属性耐性がダウンする効果は触発されない。

1体の敵に対し、銀狼が埋め込める弱点は1つまで。銀狼が同じ敵に対して再度弱点を埋め込む時、最後に埋め込んだ弱点のみが残される。100%の基礎確率でさらにその敵の全属性耐性-7.5~10%、2ターン継続。その敵に銀狼の攻撃力98~196%分の量子属性ダメージを与える。

銀狼が持つ最大の強みでもあるこの戦闘スキルの最大の特徴は弱点を追加できること。これにより本来弱点属性でないキャラでも靭性削りをすることが可能になる。

昇格4で追加能力「注入」が開放されると、弱点の継続時間が+1ターンされる。

また。全属性耐性ダウンも行える。こちらは昇格6で追加能力「アノテーション」が開放されると、デバフが3種類以上ある時に更に全属性耐性ダウンを行える。

  • 必殺技「|アカウントがBANされた|」

「フン、このスピードで?遅すぎる!」

「フン、2倍速って、こんなもん?」(倍速時)

フルコンボモードを起動し、敵に攻撃を仕掛ける。

85~100%の基礎確率で指定した敵単体の防御力-36.0~45.0%、3ターン継続。その敵に銀狼の攻撃力228~380%分の量子属性ダメージを与える。

同じデバッファーであるペラも必殺技で敵全体に防御デバフを行えるが、銀狼は対象が敵単体のためか、ペラより効果量が高く継続時間が長い。

地味に通常と倍速で丸々別の台詞が用意されている唯一の例。

  • 天賦「プログラム応答なし…」

銀狼は以下の3つの「欠陥」を作成できる:攻撃力-5.0~10.0%、防御力-4.0~8.0%、速度-3.0~6.0%。

銀狼が攻撃を行った後、60~72%の基礎確率で攻撃を受けた敵にランダムな「欠陥」を1つ埋め込む、3ターン継続。

デバフ量は大したものではないが、3種類ものデバフを付与できるため、追加能力『アノテーション』を始めとするデバフの数によって効果を発揮する軌跡・星魂・光円錐スキルを発動させやすい。

  • 秘技「|プロセス強制終了|」

「百パー弱点撃破」

敵を攻撃。戦闘に入った後、敵全体に銀狼の攻撃力80%分の量子属性ダメージを与え、弱点属性を無視して敵全体の靭性を削る。この秘技で弱点撃破した時、量子属性の弱点撃破効果を触発する。

銀狼唯一の全体攻撃技。弱点属性関係なく敵全員の靭性を削れるのは地味に便利。

  • 追加能力
「作成」「欠陥」の継続時間+1ターン。敵が弱点撃破された時、銀狼は65%の基礎確率でその敵にランダムな「欠陥」を1つ埋め込む。
「注入」戦闘スキルを発動した時、敵に埋め込む弱点の継続時間+1ターン。
「アノテーション」戦闘スキルを発動した時、敵にあるデバフが3つ以上の場合、戦闘スキルによる敵の全耐性ダウン効果がさらに3%ダウンする。

星魂

①「社会工学」必殺技で敵を攻撃した後、敵にデバフが1つあるごとに、銀狼はEPを7回復する。この効果は一回の必殺技発動につき、最大で5回発動できる。
②「ボットネット」敵が戦闘に入る時、効果抵抗-20%。
③「ペイロード」戦闘スキルのLv.+2、最大Lv.15まで。天賦のLv.+2、最大Lv.15まで。
④「バウンス攻撃」必殺技で敵を攻撃した後、その敵にあるデバフ1つにつき、さらに銀狼の攻撃力20%分の量子属性付加ダメージを与える。この効果は1回の必殺技で、最大で5回触発できる。
⑤「総当たり攻撃」必殺技のLv.+2、最大Lv.15まで。通常攻撃のLv.+1、最大Lv.10まで。
⑥「オーバーレイ ネットワーク」敵にあるデバフ1つにつき、その敵に対する銀狼の与ダメージ+20%、最大で+100%。

2凸まではデバッファーとしての能力が補強され、それ以降はDPSの上昇という側面が大きい。

特に完凸は火力が極端に跳ね上がり、メインアタッカー並みの火力を出せるようになる。

劇中の動向

まず序章では、ハッキングを用いてカフカと共に宇宙ステーション「ヘルタ」へ侵入。反物質レギオンを囮にしながら深部まで進み、カフカが開拓者を覚醒させるまでの補佐を行なった。

その後、第二章では、表舞台に現れてはいないものの、仙舟「羅浮」の通信機能にハッキングを仕掛け、計画通りに星穹列車の面々を誘導している。

遊び好きな性格故か、星核ハンターとしての任務と関係なく開拓者の前に姿を表すことも度々ある。

例えば、同行クエスト「パンクロード精神」をクリアすると、なんと星穹列車に乗客として現れるようになる。

(本人曰く、別の場所をハッキングしている最中に偶然繋がったらしく、ホログラムの姿で登場する。)

当然、開拓者達には警戒されているが、本人は意に介しておらず、話しかけると呑気かつフレンドリーに接してくる。

ゲームに対する彼女の考えや、彼女の過去、他の星核ハンターに関する情報など、豊富な内容を話してくれるため、興味があればぜひ積極的に話しかけてみよう。

また、冒険クエスト「エーテル戦線」では、カンパニーが運営するゲーム大会の参加者の1人として、開拓者の前に立ちはだかる。冒険クエスト「折り紙の小鳥マッチ」では、ピノコニーの新作ゲームテストプレイに興味を持ち、顔を出している。

余談

  • 学園/3rd』におけるブローニャ・ザイチクの並行同位体。
    • だが、本作には"ブローニャ"である人物が最初からもう一人おり、彼女がどこからやってきたのかは謎に包まれている。
    • 銀狼のキャラクターPVにて、プレイしている崩壊3rdのゲーム画面で彼女が使用しているキャラクター「ハッカーバニー(ブローニャ)」は以前から見た目やハッカーという立ち位置が似ていると言われていた。因みにハッカーバニーは3rd本編のブローニャと別人であり、ゲーム内に同じ顔と声の別人がいるという点も共通している。
    • イッテ星穹にて「プロメテウス」というAIが登場しているが、崩壊3rdにはプロメテウスというブローニャ顔のAIがいる。
    • 同行クエスト「パンクロード精神」では、星間ネットワークにアカウントを76個も持っている事が判明。これらにゲームのデータを連携させているとの事であり、とんでもない数のゲームを遊んでいるものと思われる。しかし、同クエストのラストで…?

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