「今のはほんの見せしめ。余計な余手出しをすると、あんな爆発じゃ済まないわよ!」
「シーマではない!ズーネだ!」
CV:飯田道郎→なし(ヒドラー兵吸収時)
登場話:第49話「哀しきシーマ獣士!」
データ
身長/211cm (巨大化時/49.4m)
体重/226kg (巨大化時/904t)
概要
スーパーギルークによって副官シーマが変貌させられた宇宙獣士。頭部から無数の蛇を生やしたメドゥーサのような姿をしており、頭頂部のひときわ太い蛇の目から放つ光線によって石をダイヤモンドに変え、人々を醜く争わせた。また、特殊な波動を放つことでダイヤモンドを爆破し、直接負傷させることも可能。戦闘の際は頭部から光線「スネークビーム」を放ち、左掌や頭部から伸ばした蛇で敵を拘束して電流を流す攻撃や、シーマだったころに使用したシーバーを戦力とする。
普段はひび割れた白面のような顔だが、ワラジーが笛で奏でる歌によって故郷を想う優しい心を取り戻した際は、人間の女性のような穏やかな顔に変貌する。また、シーマから分離してヒドラー兵を吸収した際は蛇や悪魔のような顔に変貌した。
活躍
スーパーギルークの胸からの光線でシーマが変貌させられる形で誕生。地球に出撃し、何の変哲もない石ころをダイヤモンドに変えて人間を争わせ、チェンジマンの前でダイヤを爆破させ人々を負傷させ撤退。その後も幾度となく石をダイヤに変えて人々を争わせた。
ワラジーの笛の音を聞くや穏やかな顔つきに変貌し、優しい心を取戻しかける。しかしギルークに呼びかけられるや正気を取戻し、笛の破壊に乗り出す。立ちはだかるチェンジドラゴンにスネークビームを浴びせるが、ビームが暴発し、ドラゴンと共に赤い光球となって浜辺へ飛ばされた。なおもドラゴンを手に掛けんとするも、ワラジーの笛によってシーマの心と記憶を取り戻し、「アマンガ星に帰りたい」と己の心情を吐露する。シーマに戻すまいと放たれたギルークの胸からの光線を受け苦悶するも、シーマの故郷を想う気持ちが勝り、シーマとズーネは分裂。空いた頭部は周囲のヒドラー兵達を吸収することで補い、チェンジマンと激突。口からの赤い球状の爆弾やスネークビームで攻撃するも、パワーシュート5連打を受け怯んだところにパワーバズーカを受けて敗北する。
直後ギョダーイの再生巨大化光線を浴びて再生・巨大化。スネークビームでチェンジロボを攻撃し、頭部から伸ばした蛇による拘束で操縦を封じるも、フルパワーを発揮したチェンジロボに振りほどかれ、そのまま電撃剣スーパーサンダーボルトを喰らって爆散した。
余談
モチーフはメドゥーサ。
ヒドラー兵を吸収して以降は鳴き声すら発していなかった(巨大戦では鳴き声のSEが挿入されている)。