概要
1994年にイベント用に制作された短編3D映画。同時上映は『仮面ライダーワールド』『東映ヒーロー大集合』。
地球征服を企む悪の帝王ダイダスに忍者戦隊カクレンジャー、五星戦隊ダイレンジャー、恐竜戦隊ジュウレンジャー、鳥人戦隊ジェットマン、地球戦隊ファイブマンの五大戦隊が力を合わせて立ち向かうといった内容。またダイダスに襲われた一般人マサトをジュウレンジャーのドラゴンレンジャーや電撃戦隊チェンジマンのチェンジペガサスを演じた和泉史郎氏が演じている(ただしドラゴンレンジャー本人とキバレンジャーは追加戦士のため登場しない)。
現在DVD「スーパー戦隊THE MOVIE」第四巻に特典として収録されている。
一般人役の和泉史郎は同時上映だった『仮面ライダーワールド』でも怪人に襲われる一般人の役を担当している(役名は異なり、本作のマサトとは別人である模様)。
ちなみにそれぞれの本編の結末から考えてカクレンジャーとジェットマン以外は参戦が困難(※)なのだが突っ込むのは野暮ということだろう。
※ファイブマンは宇宙へ旅立ち、ジュウレンジャーは地上を去り、ダイレンジャーは解散した。ただし、各戦隊とも参戦が困難というだけで全く不可能というわけではなく、敵にコットポトロなどの戦闘員がいることをふまえると、劇中では明かされないが、各組織の流れを組む敵(仮面ライダーシリーズで言うところのネオショッカーやバダンのような敵)だったとすれば、それを察知して、地球戦隊ファイブマンの号令で集結した可能性はある。なお、ブラックコンドルこと結城凱は作中で死亡していたが、彼が死去したとされるのは(現実世界では)超力戦隊オーレンジャーが放映されていた1995年のことである。したがって、本作では最晩年とはいえ、彼の存命中に起こった出来事となる。
あらすじ
ある日、森で記念撮影をしていたマサトとユカのカップル。だが彼らの前に地球征服を企む悪の帝王ダイダスが出現。ダイダスの部下に捕らえられたマサトとユカ。しかしそこに忍者戦隊カクレンジャーがシャーク号で急行。ダイダスの部下たちと戦うが、マサトとユカを人質に取られ手も足も出せなくなってしまった。
だがそこにダイレンジャーからファイブマンまでの歴代戦士たちが駆け付けた。
登場キャラクター
五大戦隊
全員変身後のみの登場。
怪人
ダイダスとザイガン以外の声優は不明。
地球征服を企む悪の帝王。額の第三の眼が弱点。
ザイガン(CV:小杉十郎太)
ダイダスの部下で行動隊長。
バンゴ
ダイダスの部下。
ダマル
ダイダスの部下。マスクは高速戦隊ターボレンジャーのフジミボーマ幼体の流用。
ゾガー
遅れてきたダイダスの部下。
イルバル
遅れてきたダイダスの部下。
戦闘員
余談
ちなみに同時上映の『東映ヒーロー大集合』はブルースワットVSスペースマフィア、ジャンパーソンVSビルゴルディを除いて、スーパー戦隊パートは本作の映像を流用したものとなっており、メタルヒーローとスーパー戦隊が共闘することは一切ない(何気に重甲ビーファイターに先駆けてジャンパーソンとブルースワットが並び立った作品だったりする)。