CV:檜山修之(第2話)他
概要
ゴーマ族が使役する下級兵士で本作における戦闘員ポジションのキャラクターである。
外見の共通点として1つ目を有するゴーマ怪人に対し、このコットポトロは逆に目が無い代わりに唇だけの顔を持ち、タキシードのような服装に身を包んでいるのが特徴である。
また、人間への変身も可能であり、全員ではないが言葉を話せる個体も存在する。
ゴーマ怪人やシャダム中佐などの幹部の下について作戦行動に従事しており、口紅歌姫配下の楽団員風の姿やサボテン将軍配下の軍服姿、それにゴーマ宮にて侵入者の迎撃にあたる赤い近衛兵の個体や、元老院に仕えていると思しき和服と烏帽子姿の個体など作戦を指揮する者によって服装が異なる場合もある。
また基本的な武器として細身の剣や棒状の武器が配備されているが、これ以外にも機関銃やシルバートレイなど作戦指揮者や状況に応じて異なる武器を使用する場合もあり、中には自転車やローラースケートを駆使し、奇抜な集団戦法を取った一団もある。
備考
デザインは篠原保が担当。「もうこれしかないでしょ?」と、全く悩まずにデザイン作業に当たれた一体であるが、その分造形の段階になって面の裏側をどうしようかと、後から考え込んでしまったとも語っている。
また篠原はコットポトロについて「戦闘員っぽくないと言えば戦闘員っぽくない」「戦う感じがしない」とその印象に触れつつ、「こうした戦闘員としては異色な部分を、企画段階から深く関与していた小林義明も気に入ってくれたのではないか」と分析している。
前述の通り、作中では折に触れて喋る場面もあったコットポトロであるが、このうち第2話に登場した個体の声は、同話数でガマグチ法師を演じた檜山修之が兼役として当てており、記事冒頭に示した台詞(リンの動向を暗号として伝えたもの)はこの時のものである。
立体化
「SHODO SUPER コットポトロ」
2023年3月26日予約開始、同年8月発送予定。
「勇動」や「掌動」など、関連する他シリーズにおいては前例があったものの、本シリーズにおいて所謂戦闘員が可動フィギュア化されるのは初のケースとなる。公式ブログにおいても、「今回のコットポトロの売り上げ次第では、今後の商品展開の指針に繋がる」と言及している。
戦闘員というポジションを考慮し、本商品については1品当たり3体セットとされており、また「全く同じモノの3体セットなので遊ぶまでに疲れないようにする」という点を意識し、フィギュア本体についてはシールレス仕様とされてもいる。付属品についても交換用の手首を始め、
- お盆×3
- トーション×3
- 剣×3
- 棍棒×3
- 自転車型スタンド(赤・青・黄の色違い1セット)
と、先行して予約が実施された「SHODO SUPER 五星戦隊ダイレンジャー」と同様に、非常に充実したものとなっている。
関連タグ
歴代スーパー戦隊の戦闘員