演:和泉史郎
スペック
走力 | 100mを2.8秒 |
ジャンプ力 | ひと跳び50m |
概要
初登場時にはヤマト族プリンスを名乗っていた、スーツの色は緑。後に力の戦士となる。
ドラゴンレンジャーのスーツは他の5人より、体力増幅装置が著しく倍加されている。その為、100mを2.8秒で走れ、50mのジャンプが可能と(アームドティラノレンジャーを除けば)スペックは6人中最高。
また、他戦士と違い黄金のプロテクター・ドラゴンアーマーと腕輪・レンジャーアームレットを身に付けている。
専用武器は獣奏剣で、その笛によって守護獣ドラゴンシーザーを呼ぶことが出来る。ジュウレンジャーの一員になる前はバンドーラから与えられた魔剣ヘルフリードも使用していた。
その人気は高く、戦隊シリーズ初の「レギュラー化した6人目の戦士」で戦隊に新しい要素が加わった。
主な活動記録
封印を解かれ甦った直後は悪の戦士として、バンドーラ一味と行動を共にし、魔剣ヘルフリードも手にして、ジュウレンジャーを圧倒。さらにバンドーラの力で巨大化して、大獣神も倒した。
命の精霊クロトから与えられた獣奏剣でドラゴンシーザーを呼び出し、暴れまわるもティラノレンジャーとの兄弟対決の末に改心。6人目のジュウレンジャーとなる。
しかし、自身が封印中に起きた事故で一度死んでいたことから現在はクロトから与えられた仮初の命で生きているにすぎず、時が停止した部屋での滞在を余儀なくなれ、戦闘の場面にのみ少しだけ登場する事が多かった(某聖闘士の如く弟のピンチに駆けつけるように)。
もっともそのおかげで頼りになる助っ人としても表現できたのだが。
様々な経緯で命を削っていったが、ついにはバンドーラの罠にハマり、時の部屋も破壊されてしまう。
しかし最後の最後まで戦い続け、その命を全うし、ドラゴンアーマーとレンジャーアームレット、獣奏剣やドラゴンシーザーはティラノレンジャーに託される事になった。
装備
ドラゴンバックラー
ドラゴンレンジャーの変身アイテム。金色でダイノバックラーの色違い。変身時の掛け声は5人と同じく「ダイノ・バックラー」と叫ぶ。
ドラゴンアーマー
ドラゴンレンジャーの装備で、胸につけている金色のアーマー。タロンメタル製で、装着者の攻撃力と防御力を上げる力を持つ。
劇中では語られていないが、本来はジュウレンジャーの真の勇者が継承するはずだったものを、眠りにつく前のブライが神殿から盗み出したもの。
獣奏剣を吹いて気を集中することでバリアーを張ることが可能とされるが、海賊戦隊ゴーカイジャーの50話ではドラゴンレンジャーに変身した鎧が獣奏剣の力なしでバリアーを発動させている。
先述の通りブライの死の際ティラノレンジャー/ゲキに継承される。
レンジャーアームレット
二の腕に付けている金色の腕輪。ドラゴンアーマーと同様タロンメタル製で、装着者の力を増幅する効果がある。
ブライの死後はドラゴンアーマーと同様。
獣奏剣
魔剣ヘルフリード
地獄最大の魔剣。18話にてバンドーラから与えられた武器であり、野望を燃やした強力な執念を持つ者だけが手にできる。地面に突き刺して、衝撃波を放つことも可能。獣奏剣を手に入れてからは二刀流で戦っていたが、22話でブライが改心したことで土となって消滅した。
その他17話にてプテラレンジャーから奪ったレンジャースティックを使用した他、29話でティラノレンジャーから龍撃剣を借りて使用したこともある。
個人技
破壊弾
両手にエネルギーを集中して放つ青い衝撃弾。17話にて披露。
合同技
獣奏剣がハウリングキャノンに合体できないこともあってか初期メンバーとの合同技は最後まで披露されなかったものの放送当時発売された超合金玩具にはドラゴンレンジャーを加えてのバベルアタックであるスーパーバベルアタックが紹介された。
実際に使用されなかった理由に関してはドラゴンレンジャーが三段目を担当することになる土台の構成に無理があってのことと思われる。
スーパー戦隊レジェンドウォーズでのビクトリーカードのスーパースキルでは個人武器を用いた連続攻撃・コンビネーションクラッシュにドラゴンレンジャーも加わっており、ティラノレンジャーと同時攻撃を放っている。
他作品
第18話の伊狩鎧の回想シーンにて仲代壬琴/アバレキラー、タイムファイヤーと共に登場。
そして同作品の追加戦士、伊狩鎧/ゴーカイシルバーが変身することが多かった。
ドン17話にてドンドラゴクウがジュウレンジャーギアを用いてアバターチェンジしたことにより登場。
パワーレンジャーシリーズ
パワーレンジャーでは、トミー・オリバーが悪の魔女リタ・レパルサに洗脳された後にパワーを与えられ悪のレンジャー、グリーンレンジャーとして登場。
洗脳が解けた後は6人目のメンバーとして戦っていくがリタの策略でパワーを失ってしまい、第2シーズンで新たにホワイトレンジャーのパワーを手に入れる。以降、トミーはリーダー格として様々なレンジャーへ変身し、グリーンレンジャーとして再登場することはなかったが「パワーレンジャー・ダイノ・サンダー」において幻影として登場。
更に「スーパーメガフォース」と「スーパーニンジャスティール」にて久しぶりに変身して見せた。後者は過去に変身した姿へ豪快チェンジ出来る特別仕様のモーファーによるもの。
玩具
S.H.Figuartsではジュウレンジャーで最初に発売され、武器である獣奏剣はガチャやTAMASHII Lab(タマシイラボ)よりドラゴンシンフォニー獣奏剣として発売された。
余談
- スタッフは当初、ドラゴンレンジャー=ブライに佐藤健太(ターボレンジャーのターボレッド=炎力役)氏を起用したかったと言われている。
- 和泉史郎氏の児童テレビ誌のインタビューに拠ると、「当初は5話のゲスト」のオファーだったと聞いているそうだが、真偽は不明。(引用元・1993年講談社刊「超世紀全戦隊大全集」187P)
関連イラスト
関連タグ
恐竜戦隊ジュウレンジャー ジュウレンジャー 戦隊グリーン 殉職組
リュウレンジャー 次回作で竜をモチーフとした戦士。意味が一緒なのはツッコんではいけない。
- 黒騎士ヒュウガ(レッドの弟がいる6人目の戦士)
- アバレキラー タイムファイヤー(恐竜モチーフの追加戦士で殉職したキャラ)
- キョウリュウシルバー(初代)(恐竜モチーフで殉職したキャラ)
- シュリケンジャー(緑色の追加戦士で殉職したキャラ、ただし公式では生死不明扱い)
- デスリュウジャー(ドラゴンレンジャーをオマージュの1つにしている)
- チェンジペガサス(中の人繋がり)
- 愛野美奈子(実写版限定で、余命幾許も無く最後迄使命に殉じたつながり)