概要
スーパー戦隊の戦士で劇中で死亡した戦士の事。話の途中で戦隊のメンバーが一人死んでしまうというなかなか衝撃的な展開であるが、始まりはなんと初代の『秘密戦隊ゴレンジャー』からである。
昭和期ではスケジュールや役者の都合上等の理由等により割と中盤でメンバーの誰かが死亡してしまうという展開が多く、そのため変身者の途中交代がよく行われていた。一方で平成期以降の作品では死ぬ人間は大体がいわゆる後から来た追加戦士や番外戦士で、なおかつ死ぬ時期も話が終盤に入るかあるいは戦いが終わった後だったりして、戦隊側の戦力に直接的な問題が出ないよう配慮されている。
なお、そのメンバーが使用していた固有装備はその後、他のメンバーが受け継いで使用する場合もある。
殉職したメンバー
※シリーズ順
※1:最終回で死亡。ただし凱についてはバイラム壊滅後の戦闘とは無関係な出来事が原因であり、厳密には「殉職」ではない。
※2:3人とも第1話で死亡
※3:第30話で死亡。変身したのはハーカバーカから一時的に蘇った第49話。
外伝作品
非公認戦隊アキバレンジャーシーズン痛 | 非公認戦隊アキバレンジャーシーズン痛 |
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赤木信夫 / アキバレッド | 石清水ルナ / アキバブルー |
非公認戦隊アキバレンジャーシーズン痛 | 動物戦隊ゴーバスターズ |
萌黄ゆめりあ / アキバイエロー | 道明寺アツシ / グリーンヒポポタマス |
なお、シュリケンジャー及びソノイは殉職しているか疑わしいのでここには含まれない。
元々死亡した状態から登場した者
獣拳戦隊ゲキレンジャー | 獣電戦隊キョウリュウジャー |
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メレ | ラミレス / キョウリュウシアン |
獣電戦隊キョウリュウジャー | 手裏剣戦隊ニンニンジャー |
鉄砕 / キョウリュウグレー | 伊賀崎好天 / アカニンジャー(好天) |
騎士竜戦隊リュウソウジャー | 王様戦隊キングオージャー |
セトー / リュウソウブラウン | イロキ / ハチオージャー(先代) |
何故かコミカルなキャラが多い。
なお一度死んで復活していたドラゴンレンジャーはこちらにも含まれる。過去に死亡して、現代で何らかの形で再登場していない者は含まれない(コーサス・ハスティー/オオクワガタオージャー等)。
殉職フラグをへし折った者
実際に死亡確認された及び寿命問題を抱えてた者たちであり、明確な死亡確認されていない者や命の危険にさらされていた程度では含まれない。賢神トリンも元々はこちらに含まれていた。マスターブラックは先代と言う立場が死亡フラグのようで発生しなかったからこちら扱い。ラクレス・ハスティー/オオクワガタオージャーに至っては、第42話にて最期の時と見せかけて一命を取り留めた為、微妙なライン。それどころか逆に自身が生かされて正規メンバー6人が死に急ぐ展開になりかけた。ところが・・・?
余談
- 死亡宣告が掛けられた回も存在するが、特定のメンバーに掛けられたケースについては数が多い為除外し、メンバー全員に死亡宣告が掛けられた回は以下の通り
- 『電磁戦隊メガレンジャー』:第16話「激ヤバ!オレたち死ぬのか?」
- 『救急戦隊ゴーゴーファイブ』:第34話「死さもなくば破滅」
- 『騎士竜戦隊リュウソウジャー』:第6話「逆襲!!タンクジョウ」
- 『機界戦隊ゼンカイジャー』はほぼ毎回ワルドの能力にメンバー全員が巻き込まれる事が少なくない為、死亡宣告の基準も曖昧で除外(たまにガチな暗殺やホシガキワルドの様な命に関わる作戦を実行する事はある)。
- なお、第45カイ!に現れたオミクジワルドで運を操作された時、ゼンリョクゼンカイキャノンで助っ人戦士を呼んだが、現れたのはセッちゃん曰く『取り返しのつかない不幸に見舞われたヒーロー』である3人(2代目キレンジャー、初代バトルコサック&イエローフォー)で、呼び出されて早々に倒されるブラックパロディが行われた(しかもコサックに対しては戦闘服を脱ぎ、他の2人も実際の死亡シーンを完全に意識される場面があった)。
- 『海賊戦隊ゴーカイジャー』に登場したゴーカイシルバー(伊狩鎧)は戦士になるきっかけは交通事故で死にかけた時、ドラゴンレンジャー、タイムファイヤー、アバレキラーの3人(特にアバレキラーは変身前の素顔を披露)が現れ変身能力を与えられた事。
- 『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』には歴代戦隊をモチーフにした怪人が出てくるが、それらは基本態として赤あるいは紫色の怪人がベースとなっている。この内赤い怪人は赤い戦士がモチーフになるのに対し、紫の怪人(及びそれに似た個体)がベースとされる場合、大体殉職戦士がモデルに使われることが多い(例を取るならゴレンジャーなら2代目キレンジャー、タイムレンジャーならタイムファイヤー、ジェットマンなら(ブラックコンドル死亡後)漫画版に登場した代理戦士など)。
- 2010年~2014年に稼働したデータカードダス『スーパー戦隊バトルダイスオー』の「ダイバトル(EXステージ)」には毎回様々ならテーマがあったチームが出てくるが。この中に2回ほど殉職メンバー6人(サポート込み)+途中退場メカが登場する編成がある
- ※メカ
- 『特捜戦隊デカレンジャー』ではデカレッドこと赤座伴番は劇中で死んだと思われた際、デカブルーにより「殉職しました」と告げられた。結果的には殉職していなかったものの、スーパー戦隊において「殉職」と言う言葉が直接用いられた珍しい例である。
- 『烈車戦隊トッキュウジャー』では死に場所を求めていたトッキュウ6号こと虹野明は、戦いの時に「ここが俺の死に場所だ!」と言っていたが、それを毎回言っていた為か、逆にこれが生存フラグとなり殉職フラグや死ぬ死ぬ詐欺を通り越してギャグの域にまで行ってしまった。
- 恐竜スーパー戦隊は2023年現在4作品全てにおいて追加・番外戦士から殉職者が出ている。
関連タグ
泊進ノ介/仮面ライダードライブ:放送時間帯を同じくする仮面ライダーシリーズにて、文字通り「殉職」した警察官(蘇生したが)
オーグリーンは死にました:超力戦隊オーレンジャーのオーグリーンが殉職する回があったとされる都市伝説。後年デマだと証明された。