演:沢井美優
概要
マスターレッドやマスターブルーに比べると優しく穏やかな印象の人物。
ドルイドン族の急襲によりマイナソーが目覚め、当初はアスナやメルト、マスターブルーとともに変身して戦っていたが、神殿の異変により変身が解除されてしまう。
マイナソーの炎からアスナをかばい消滅したが、その魂はピンクリュウソウルに宿った。
一時的な復活
それ故死後の世界の住人となっていたが、第21話でまさかの復活を果たす。蘇った理由を聞かれても、はぐらかすばかりだったが…
生者を代償に死者を蘇らせるネクロマンサーマイナソー、それを生んだ宿主は他ならぬマスターピンクその人だった。
死後の世界で、彼女の生き残った弟子たちが心配という気持ちが発端で誕生(自然発生)。
同じく死後の世界にいたタンクジョウに唆されるまま、ネクロマンサーマイナソーは宿主を含めた死者を現世へ還し、それと引き換えに現世の生命をあの世へ引き込むようになった。
マスターピンクはアスナにのみ、自分がマイナソーの宿主だと吐露する。その後、三度蘇ったタンクジョウとリュウソウジャーの戦いを見届け、「アスナならきっとできる」と笑顔で伝えて他の死者たちと共に死後の世界へと戻っていった。
余談
この回ではマイナソーの宿主については、アスナにしか語られておらず、またマスターピンクも問い詰められなければ言うつもりはなかった様子。
何故伏せておくつもりだったか、その理由は彼女自身の「誰かの命を犠牲に生き返らせるなんて、嫌な能力だよね」という言葉に集約されていると思われる。
マイナソーの能力や言動は、宿主のマイナス感情や能力に大きく影響されている。
特に、マイナソーの鳴き声は、マイナス感情に影響するものや宿主の願望に起因している。
つまり、マイナソーが生命を犠牲に死者を蘇らせる能力を持った上で「カワッテー!(=代わりにあの世へ行って)」と鳴いているということは、宿主=マスターピンクが「生きている誰かと代わってでも生き返りたい」と少なからず願ってしまったという可能性が高いのである。
もちろんそれも、弟子たちが心配という気持ち故だが、アスナが驚いたのも他のリュウソウジャーたちに説明しなかったのも道理だろう。
現代に関する知識は偏っており、デパ地下は知っていたが、タピオカが何であるかを知らなかった様子。曰く、カエルの卵みたいとの事。(味自体は高評価だった。)カエルの卵を食べた事があるのか、それとも見た目をカエルの卵に例えたのかは不明。余談だが、カエルの輸卵管と卵は普通に食用する国はある。
事実上ゲスト戦士の扱いだったとはいえ、スーパー戦隊シリーズの女性戦士としては小泉ミカ/初代イエローフォーやメレと並ぶ数少ない殉職者であり、戦隊ピンクではシリーズ最初の戦死者となった。
関連タグ
月野うさぎ:実写版の中の人繋がり。なお、マスターブルーの中の人が運命の恋人であった。これを意識してか、第21話では月と神殿のイメージカットを背景にしてカナロに求婚されるシーンがある。更に、アスナと再会した陸橋の場所は、黒猫ルナと初めて会ったのと同じロケ場所であった。
またスピンオフでマスターブルーが「必殺技がムーン…」といってるのでもう狙っているとした言いようがない
ハチアマゾン:特撮における中の人繋がり。